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カテゴリー: 野球

ありがとうバティスタ(僕の永遠の4発)

2020 MAR 4 18:18:49 pm by 東 賢太郎

一生絶対に忘れないホームランだ。

2017年6月3日、母の葬儀を終え遺骨をかかえて帰宅。体が動かなくなり、ぐったりしてソファでどん底の闇に沈んでた。TVはたぶん家内がつけてくれたんだろう。覚えてるのはきみの初打席のこの一発だけだ。うれしかった。

https://www.youtube.com/watch?v=saZAUb1Ucc0

 

そしてその翌日、きみはまた代打で放り込んでくれた。

なんということだ?こいつはおふくろに元気だしなさい!と叱られてるぞ、本気でそう思った。ノーベル賞の中村修二先生と新宿で初めてお会いしたのはこの翌週だ。ほんとうに元気が出てたんだ。

 

そして同年7月7日、9回に5点差をひっくり返し「七夕の奇跡」と伝説になった神宮でのヤクルト戦。満を持してクローザーで出てきたライアン小川の初球だった。

https://www.youtube.com/watch?v=WzTZBcvAiXE

これは息子と1塁側内野席で観ていて、あまりのドラマに度肝を抜かれた。この年、唯一球場に足をはこんだ試合。奇跡の幕開けを告げたファンファーレのようなすさまじい打球だった。

 

これは去年。東京ドームで観ていた。8回に出たこの日2発目の11号だ。投手はアダメス。

ライナーでレフトの看板を直撃!これまで目撃したホームランで、シカゴ(リグリー・フィールド)で観たサミー・ソーサのレフト場外弾かこれか、1位を迷う衝撃の一発。これで巨人を粉砕。

もうきみが見られない。人生の損失ではないか。

決まりは決まりで受け入れろ、でもそんなものどうでもいいさ。僕をどん底の鬱状態から立ち直らせてくれたのは、バティスタくん、まぎれもなく、きみの強烈なホームランだ。どこかで野球をやってくれ、ぜったいにもう一度見たい。

 

げにプロ野球は恐ろしき

僕が好きな若武者たち

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無観客試合で聞こえたもの

2020 MAR 1 18:18:07 pm by 東 賢太郎

無観客試合は初めてだ。球場に冴え冴えと音が響きわたるのが心地よい。客がいない僕らの練習試合はいつもこういう感じだった。普段は歓声やラッパにかき消されてるミットの音。ビシエド選手のホームランの打球音。そしてなにより、選手が一球ごとにあげるベンチからの大音声である。かつてプロ野球でこんなものが聞こえたことはない。

思い出したのは、外野を守ったらやたら静かだったことだ。なんと視界の半分は空である。野球は遥か遠くでやっていて、まるで隣り村のお祭りだ。たまにフライが飛んできて、風を切るシューっという音で我に返る。

侍ジャパンの外野シートノック

マウンドで空が気になることはない。視界はキャッチャーミットだけだ。同じスポーツとは思えない、ラグビーみたいなワンチームはないのだ。

しかし、ベンチで大声を出していると、ひとつな気になる。上級生も下級生もない。相手投手のミット音が気になる。それを味方が打つとベンチがどっと沸く。野球は半分はベンチで座ってる怠慢なスポーツだとサッカー部の奴は思ってるがそうじゃない、ベンチでも競技してるのだ。

慣れない無観客試合はいろんなことを思い出させてくれる。全部それでもいいぐらい音が心地よい。でもプロの選手は張り合いがないだろう。

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野村克也さんに感謝

2020 FEB 11 16:16:07 pm by 東 賢太郎

野村克也さんのプレー姿は実はあまり記憶にない。20も年上であり、当時は巨人戦しか放送がなかったからだろう、テレビの白黒録画のホームランシーンしか浮かんでこない。プロ野球史上初の捕手による三冠王でデータ野球の開祖でもあるから知将の印象があるが、現役時代は捕手として三味線(打席に入った打者にごちゃごちゃ話しかけて混乱させること)が有名であった。

ヤクルトの監督時代にオリックスとの日本シリーズで「首位打者のイチローを押さえることがカギだ。徹底マークして内角を攻める」と事前にマスコミで放言して意識させ、内角はボールばかり投げて外角勝負を仕掛け、2割ぐらいしか打たせずに勝った。それも「壮大な三味線」だったわけである。データ野球といってもチマチマした小技などでなく、武田信玄の啄木鳥戦法のごとき大技ができる大物監督であられた。

探すと野村さんの本は家に2冊あった。激務の中の乱読だったのでいつ読んだか覚えがなく、出版年を見てみると「負けに不思議の負けなし」は1987年だからロンドン時代、「野村の眼」(弱者の戦い)は2008年でみずほ時代だったらしい。

日本プロ野球で通算本塁打数歴代2位、通算安打数歴代2位、通算打点数歴代2位、通算打席数1位の人がテスト生で南海に入団したブルペン捕手だったのも信じられないが、しかも1年で解雇通知を受けた。そこで球団マネージャーに言い放った言葉が「もしクビなら帰りに南海電鉄に飛び込みます」だ。もちろんはったりとはいえ、そんな言葉はそうそう吐けるものではない。母子家庭でなんとか病身の母を助けたい、絶対金持ちになってやるとプロ野球に飛び込み、「野球への凄まじい執念を今日まで持ち続けたという自負」を「私が唯一誇れるもの」と書かれている。命を懸ける(懸命)とはこういうことだろう。

僕も長年懸命にビジネスマンをしてきた自負はあるし、何度かここぞという大勝負の場面はあった。たとえばロンドン時代にお客さんに「間違ったら首をやる」(I will eat my hat if I am wrong.)と何度か体を張った緊迫の場面があった。今流なら「わたし失敗しないので」であるが、英語では「だめなら帽子食います」というのだ。それが見事に失敗し、ついにお客さんに How many hats do you have? (君、帽子いくつあるの?)と失笑を買ってしまった。野村さんの身体を張ったプロフェッショナリズムに比べたらこんな懸命は甘ちゃんなものだが、英国のプロ相手に株を売る商売は日々がそれなりに勝負の場ではあって、野村さんの箴言がビシビシと体感できる6年を送れたのは有難かった。

だからだろう、いま2冊の目次を見返してみて驚いた。「エースと4番の条件は」「不真面目な優等生が大成する」「指揮官とは説得業である」「一流が一流を育てる」「天才は妥協しない」「主力に休日はない」「人の良さはプロではくせもの」「大投手の条件は打者を見下ろして投げること」「鈍感人間は最悪」「滅多に褒めない人に褒められたら嬉しい」など、何のことはない俺のポリシーだと職場で偉そうに言明していたのと同じ趣旨のことが書いてあるではないか。日々の業務の中で自然に血肉になってしまったようで、いま見返すと何やら師匠の言葉という感じがする。

引退後に住友金属で講演して1時間の予定が半分で終わってしまい冷や汗をかいたくだりがある。評論家の草柳大蔵氏に「君の経営の話なんか誰が聞きたい?なんで野球の話をしないんだ」と諭されて目がさめたそうだ。僕には野村さんの野球の話が即、人間学、心理学、経営学の話にきこえる。たいした実戦経験もない人の吹けば飛ぶような教訓話としてではなく、ドラッカーの経営学の本よりも身にこたえる。僕の野球歴は力不足と失敗のオンパレードだが、肌で感じることのできる道の頂点の方の言葉はどんな天才や偉人の言葉より重い。

「野村の眼」の最後にこうある。

自己コントロールとは、欲から入っていかに欲から離れるかにある。沈まないとジャンプできない―それが謙虚さであり、素直さである。それがなければ進歩がない。「感謝」というのは、人間形成の基本中の基本である。これが無形の力―すなわち考える力、感じる力、備える力に発展していく基である。傲慢な人間には、現状維持も伸び率もない。ただ下降線を辿っていくのみである。そしてどん底に落ちきって、気付くのである。人間の悲しい性である。

いま、僕はやっとこの言葉が理解できる年になっているようだ。

お会いしたことのない方が亡くなってこんなに涙したことはない。若い頃ぜんぜんぱっとしない人間だった僕にとって2冊のご著書は羅針盤であり、テスト生からあそこまで昇られた野村さんの言葉にそれほど頼っていたことにいま初めて気がついた。苦しい時に勇気づけていただき、心よりの感謝の気持ちしかございません。

天国で奥様とご一緒に、どうぞ安らかにお休みください。

 

雲ひとつない快晴の日

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いよいよ野球シーズン到来!

2020 FEB 5 23:23:25 pm by 東 賢太郎

といって、キャンプはまだ第1クール。

女子でいい球投げる子を見つけた。笹川萌さん。

スピードガンがミスした球、美しくのびてる。こういうピッチャーいるんだ、女子野球も見てみたいな。

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サブロー氏が楽天2軍統括に就任

2020 JAN 8 11:11:44 am by 東 賢太郎

楽天2軍統括にサブロー氏 石井GM直下で連携強化

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202001070000719.html

 

 

新年早々にビッグニュースだ。「おめでとう!」と送ったら「壁にブチ当たった時アドバイスお願いします」だ。このレスポンスの早さ、君は本当にすばらしい。アドバイスはむりだがウナギをおごってあげることはできる。

石井GM。神宮に息子と行ったその昔、球場の外ですれちがって「おっ、石井だ」と声をあげたら自転車の上から見ず知らずのオヤジにウスと野球部挨拶してくれた。それだけのことだが、それ以来ずっとこいついい奴だなと思ってる。

今年はロッテがとても楽しみだがサブロー氏の楽天も楽しみだ。パリーグが熱い!

 

イチローもいいがサブローも好き

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あっぱれ、美馬と福田がロッテ入団

2019 NOV 26 23:23:26 pm by 東 賢太郎

千葉ロッテマリーンズが大変なことになってる。

プレミア12は優勝、あとはFAだ

ここにホークスの福田が来たら・・・などと戯言を書いたら、ほんとうになってしまった。美馬と福田がロッテにFA移籍!そんな時代になったのか!

僕は福田選手の大ファンである。その理由はここに書いた。

 

ソフトバンクの強さここに見たり

(終了後のインタビュー、福田の森福への思いやりある即興コメントはこのゲームで最もすがすがしいものだった。福田くん、君は優秀だなあ、サラリーマンになっていても間違いなく出世したぞ。)

 

これだ。こちとら60余年も生きてるのだ、会ったことないがわかってしまうよ。なんたって謙虚ないい奴に決まってる。もし性格悪ければね、きっとレギュラー取れてるな。でもそれはぜんぜん損したわけじゃない、弱っちい奴は謙虚になれないからね、実は強いということだ。ほんとうに良い選択をしたと思う、いよいよ実力発揮してロッテで大成してください。

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プレミア12は優勝、あとはFAだ

2019 NOV 17 23:23:13 pm by 東 賢太郎

プレミア12、優勝おめでとう。稲葉監督は日本のためによくやった。決勝の韓国戦、山口のコントロールがやばいなと思ったら1回にいきなり2発叩きこまれて3-0だ。誠に勝負弱い奴だ。相手の左腕のメガネは米国戦だったかで素晴らしくイキのいい球を投げていて、ああこれでもう終わったなと思った。それを叩き返した今大会5割打者の鈴木誠也、そして重いムードの中で快心のスリーランを放った山田、相手をがっくりさせたダメ押しヒットの浅村。さすがである。山口以外の投手はみな凄かった。特に7,8,9回の甲斐野、山本、山崎は、あれは打ちようがない。危なかったベネズエラ戦、米国に敗退など、特に打線については全く機能しない者もいてフラストがたまったが、勝てば官軍、終わり良ければ総て良し。皆さんこの時期にお疲れ様。

これで今年の野球も完全終了。最後にFA動向だが、カープに曾澤、野村、長野が残留とはうれしい。菊池も巨人はなかった。もう一つ驚いたのは楽天の美馬が原監督のラブコールを蹴ってロッテ入団を決めたらしいこと。僕は美馬を評価しており、それは去年3月のオープン戦で生の彼を見てからだ。

東京ドームで最高の気晴らし

このブログに、

調子が良いと何もさせてもらえずノーヒッターもあり得るタイプの投手とみた。

と書いたが、今年の7月19日にソフトバンク相手に8回終了まで完全試合をやってくれて、こういう見立てが当たるとおおそうだろうと気分が良い。

楽天美馬9回に完全試合逃す 12年巨人杉内以来 – プロ野球 …

 

まだ決まっていないが、もし福田が来てくれると来年ロッテは日本の覇者ソフトバンクを今年以上に苦しめるかもしれない。

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神宮第二球場

2019 NOV 9 13:13:52 pm by 東 賢太郎

ラグビーをやっていた後輩に「生まれかわったらまたやるかい?」ときいたら、間髪入れずに「はい」ときた。「いえ、こんどは**を」なんてことであれば、ちょっと彼らしくないなと思っていたから安心した。

僕は飽きっぽい。中学のころ、学年のはじめに真新しい教科書を手にすると「よし、やるぞ」と固く誓ったものだが、ひと月ももったためしがない。高校になると、それじゃだめだと思い、誓いは「今年こそは」にかわってきた。それで二か月ぐらいはもつようにはなったが、二年生の夏あたりから「来年こそは」になった。最初から最後まで日々「やるぞ」が消えなかったのは野球だけだ。

つまり、高校には野球をしに行っていたのであり、ついでに教室にも寄っていた。親をふくめて誰も信用しないが、ほんとうなんだからしかたない。それで、人生を生き抜くためのインテリジェンスはグラウンドで学び、野球ができないうっぷん晴らしに仕事したというのが僕の人生である。当然、生まれかわったら、やることは野球しかない。

「親をふくめて」というのは母親はべつだ。ガリ勉嫌いで男の子は外で遊べと叩き出す「非教育ママ」だった。自分の父親は初代か2代目の慶応大学の野球部だ、息子の野球漬けはぜんぜん自然であり、かたや勉強にうるさい親父には「ちゃんとやってます」と虚偽報告をしてくれてたらしく、あとで親父に申しわけなくて勉強した。

九段高校はまだ東西いっしょだった東京都大会の第6シード校だった。入部して校庭の端から端までの声出し訓練からはじまり、万事きつかったが耐えた。そうしたら夏の甲子園大会地区予選に1年なのにベンチ入りを命じられた。軟式の草野球とはいえ大人たちを手玉にとっていた小僧だから驚きもなく、まあ当然と思うほどの天狗だった。15才で世の中なめていたわけだが、良くも悪くもそんな経験は他のことでは無理だ、ないよりはよかったかもしれない。

運悪く優勝候補の日大一高と当たった。神宮第二球場だった。どうせ登板はないと思い、正直のところ、高校球界No.1左腕でドラフト1位候補の保坂投手を見られてラッキーというお客さん気分だった。一塁側ベンチでまのあたりにした保坂は凄まじく、練習試合で打たなかったのを見たことない4番の桧前さんが浅い外野フライがやっとというのがショックだった。コールド負けだった。そのまま勝ち進んで出た甲子園の都城高戦で17三振を奪った破壊力あるストレートは衝撃で、後にも先にもボールに恐怖感をもったのはこのときだけだ。彼はその時2年で、翌年の東京都予選で日大鶴ヶ丘に10-0の6回コールド勝ちした際、18個のアウト中17個のアウトが三振だった。僕もそうだが、当時の高校生はスライダーやフォークやチェンジアップなんか投げない。直球とカーブだけである。それでこれ。いかにものすごいピッチャーだったかご想像つくだろうか。いまだって、そんな猪口才(ちょこざい)な小道具で三振とっても僕はちっとも尊敬しない。野茂とか大魔神は立派と思うが、これは美学なんで争い難いのであって、直球とカーブだけで三振を取りまくった金田正一、外木場義郎、そして保坂英二は僕の神である。

ところで、ベンチではマウンド上の保坂がやたらでっかく見えていて、さっきwikipediaを調べたらなんと168センチだ。驚いた。人間ってそういうもんなんだ。圧倒されると相手が大きく見えてしまうのだ。高校時代はやせていて立派な体格にあこがれたが、間違いなくあの保坂のイメージがあったと思う。あのぐらいでっかくないとあんな球は投げられないと。

そういえば50を過ぎてから「ご立派な体格で」といわれるようになった。そんなことは40代まで一度もいわれたことがない。要はデブという意味だが、ひょっとするとそうじゃないのかもしれない。俺も仕事の貫禄がついてでっかく見えるということか。じゃあ60代だ、もう何もこわいもんないな。15才で世の中なめた経験はいつもこういうふうにきいてくる。

神宮第二球場がなくなるそうで、最後の試合が昨日行われたらしい。

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広島カープの佐々岡監督は楽しみ

2019 OCT 28 21:21:28 pm by 東 賢太郎

「同じ釜の飯」とはよく言ったもので、どんなことであれ、そのことでギリギリ限界まで頑張ったという苦労は同じ境遇を味わった人しかわからないと思う。いや、案外そうでもないかもしれないのだが、そう思いたくなってしまうところが人間のさがかもしれない。

僕の場合、そこまで頑張ったのは野球、受験、仕事しかないが、同じ釜といっても釜のサイズはそんなに大きなものではない。例えば野球でも相手が野手だとわからないことがある。ロッテのサブローさんに教えてもらった「打撃の極意」は自分の感覚とあまりにちがう。もちろんプロの話を素人がわかるはずはないのだが、一応は3年間毎日バットを振っていてそれというのはさびしい。

ところが投手の話だとそこまでのギャップがなかったりする。元西武ライオンズの投手Oさんとゴルフをしたときに、「交流戦で巨人の仁志選手をショートゴロに打ち取ったんです」という回顧談があった。みんな「ああそう」という顔で聞き流したが、それは得意のシュートだったというところに熱がこもるのを見て僕は合点した。レベルはともあれ打者に打たせたくない執念は同じ釜の飯なのだ。

僕は二人の監督のもとで野球をしたがお二人とも野手であり技術的なことでの指導や文句はなかった。投手というと2年上のエース篠さんが憧れの人で、九段高校をシード校に導いた本格派名投手だったが、1年夏の合宿のOB戦で投げ勝って試合後に篠さんから背番号1番を手渡されたときの喜びは僕の「人生感動ベスト3」に入る。それほど「同じ釜の飯」の人からの評価はずっしり重いのだ。

やたら前置きが長くなったが、広島カープの監督に佐々岡が就任したのは楽しみだ。投手だからだ。投手は野手にほめられてもうれしくない。投手のことは投手しかわからないのだ。FA宣言した曾澤の残留も大きいが、野村祐輔が残ってくれたのは意外であり、佐々岡の就任が大きいのではないか。ソフトバンクが強かったのは守備力、とりわけ投手力によるところが大きい。カープ投手陣が久しぶりの「同じ釜の飯」監督の下で大化けしたらまた優勝はありだろう。是が非でも投手王国復活をお願いしたい。

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セリーグ弱すぎ、かんべんしてくれ

2019 OCT 27 1:01:55 am by 東 賢太郎

セリーグが馬鹿馬鹿しいほど弱すぎる。子供の目にも明らかだ。ソフトバンクを赤組・白組にわけて、そのどっちとやっても巨人は負けただろうと思うほどの筋金入りの弱さである。しかもそのソフトバンクはパリーグ2位なのだ。

セリーグもDH制をという声がある。原もそう言ってる。ではDHで野手がもう一人育ち、投手が気が抜けなくなると山本や岡本のエラーや増田の暴走がなくなるのか?そんなわけないだろ?要は、監督がなんと言い訳しようが、ソフトバンクより野球がヘタクソなだけなのである。ヘタな奴らがDH制にすると練習しないでうまくなる?アホらしいにもほどがある。

セリーグは人気にあぐらをかいてユルフンの野球をしてきた。それがまぎれもない原因だ。交流戦を減らそうとしているのはセリーグだ。巨人戦、オールスター、日本シリーズの価値が減るという理由だ。そんな心配はご無用だ、人気なんかもうない。地上波で流した今回の日本シリーズの視聴率は一桁台だ。弱い上に球団経営も危機感なくユルフンで昭和のビジネスモデルのまま。絵に描いたように斜陽の大企業そのものだ。

天下分け目のいくさ前、男は斎戒沐浴しふんどしを絞めてかかるのだ。そこでコーチが不倫でクビになってるようじゃ勝てるわけないよ。かたやラグビーは国際試合で感動をくれた。こっちも天下分け目のスコットランド戦の前だったが、ホテルのサウナに入ったらジェイミー・ジョセフ監督がいた。居あわせたラグビー好きの紳士がいろいろ細かい質問をしていたが嫌な顔一つせず、アスリートらしく真剣に熱く答えていてすがすがしかった。プロ野球の監督ならあれはないだろう、もうお高くとまった芸能人の部類だ。

ラグビー日本代表の給料は野球よりずっと低い。しかし彼らはそんなことは意にも介さず一途に泥くさくジャパンのために戦って強豪スコットランドを倒してしまった。日本人はこういう男たちを言わずとも涙して応援してしまうのである。かたや何億ももらってバブってる野球選手がチケット代泥棒みたいな恥ずかしい試合をくりひろげてる。日本人はこういうのを言わずとも唾棄する。僕は40年いろんな業界、企業を見てきた。こんな業界はこのままだと確実に衰退すると断言しておく。恐るべき事態だ。

 

 

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