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僕の第六感強化法

2019 JUL 31 23:23:57 pm by 東 賢太郎

不動産業の友人に勘の強い人がいて「事件があった建物には “気” がこもっているので中に入れません」という。何とも言えない嫌な感じに襲われて、建物に負けてしまうらしい。妖気漂うとはそのことなんだろうか。思えば母もそうだった。若いころに尋常ではないものを何度も見てしまって、それはいわゆるひとつの “おばけ” らしいのだが、あまりにリアルな話でびびってしまった。

気や魂のような物理的実体のないものを見たり感じたりするのを第六感と呼ぶらしい。そういえばシックスセンスというアメリカ映画も死んだ人が見えてしまう子供の話だった。僕はそれには縁がないが、ただ、どこから湧いたかわからない “強い気持” に引っ張られて、重大なことを “そう” 決めてしまったという経験が幾度かある。

会社を辞めた時がそうだ。いかにも熟考して自分の意志で決めたように記憶しているが、実は何物か “強い気持”  に揺り動かされて「辞めます」と言ってしまったかもしれない。仕事では直観的に「やるな」と予感がして某案件を落としたが、やってたら大失敗になったというのがある。9-11の事件当日にニューヨーク出張の予定だったが、直前に1週間前に変更した。ぜんぜん大した理由ではなかったが “強い気持” があった。あれは何だったんだろう?

そういうことがあったので、万事、少しでも「嫌な感じ」があれば僕はやらない。どんなに目先で儲かっておいしそうに見えてもだ。「嫌な」というのは直観だ。僕は友人のように建物でそれを感じたことはないが、仕事の案件なら多々ある。そういう時は「においが悪いね」と部下に言うのが口癖だ。どこから見てもピカピカなんだけどと妙な顔をされる。そうしてパスしてライバル会社がやって、結果は成功というのもあるがそれがいくつあってもポリシーは変えない。

僕は欧米人と比べても即断即決派の部類だが、それは直観で決めるからだ。それが「プラス」なら即決、「マイナス」なら却下。マイナスの理由は言わないから外面的には慎重居士でもある。対人関係も、ちょっとでも釈然としない部分があれば同じである。だから疲れているときに判断するのは避けている。損得勘定ではないから理性は使わないが心が澄んでいないとだめだ。そういう状態に身を置くことが「第六感」を鍛える事と考えている。座禅を組むのがいいかもしれないがまだ経験がない。

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Categories:若者に教えたいこと

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