『黒猫フクの人生観』 (第十話)
2026 FEB 14 19:19:59 pm by 東 賢太郎
みんな覚えてるかな?僕がこれを書いたのは1月24日だよ。
「阿弥陀様の話には驚いたよ。公安の調査力ってすごいんだね。スパイ防止法ってのが大事だってことがよく分かったよ。天国の動物国会は猫党と犬党の二大政党制なんだけど、与作はヒグマ党を作って次の選挙に全員当選させようとハッキング、盗聴、なりすまし、裏金、賄賂、マネトラ、ハニトラ、恐喝、もう何でもアリで地下工作していたっていうんだ。でも力の差は歴然なんだ。そこで与作は犬党の幹部に近寄ってね、なんと合併を持ちかけたんだよ。
合併の条件を見た犬党の若手の怒りも凄まじいよ、だって圧倒的に数が少ないヒグマはなんと比例代表枠だけの立候補なんだ。しかも全員が名簿の1位2位でね、犬たちは今までどおり小選挙区で泥臭くドブ板ふんで戦えっていうんだ。これはひどいね、だってヒグマは全員が投票前から当選確実だよ、入試ならひとり残らず推薦入学もらったみたいなもんだ。つまりこの合併って大量の「犬死に」が前提なんだ。でもヒグマなしじゃもっと負ける、それどころか自分の身も危ないって幹部は誘惑に負けちまったんだ。犬党の公約は全部変えます、育ててもらった主人の家が神道だろうが浄土真宗大谷派だろうがクリスチャンだろうが、ぜーんぶ今日からヒグマ教に変えます、お経でも何でも唱えます。すごいでしょ?こんな状態に追い込まれたのは無能な幹部どもの責任だからね、もし負けたら全員が公開処刑だろうって、天国じゃもっぱらの噂だよ」。
ねっ、いま地球で起きてることは天国で3週間前に起きてたんだ。テレビで共同代表のお爺ちゃん二人がそろってお経唱えてたでしょ。別に僕に予知能力があるわけじゃないよ、見たことを「第七話」に書いただけさ。信じてもらえたかな?
そうそう、ひとつだけ間違ってたね、犬党の幹部たちは公開処刑にならなかったね。だってその前にみんな落選して処刑されちまったからさ。
天国にはいろんな政党があって面白いでしょ?これからいろいろ紹介するからね。スッポン党なんてのもあってね、何でも反対反対ハンタ~イで食ってかかってね、尻尾なんかに噛みついて離れないんだ。政策とか中身はどうでもいいわけ、猫がイテテって顔しかめると、グルのメディアがここぞとばかりに写真撮るんだ。黙ってないのはカミツキガメ党さ。テレビ討論会なんかやるとこいつらがやたら張り切ってプロレスみたいになるわけ。お前らうるさいから合併したらどうだってこの前いったんだけどさ、ありえないとか怒るんだよ、どっちも1人しかいないんだけど。政権取る気なんかサラサラ無いんだからただの芸なんだね。そこでテレビも最近は特番とかいってカミツキ役を芸人にやらせちゃってるんだ。そこでまた何にも分かってない芸人が偉そうに噛み付いてね、ついに天国民に何だこの野郎って殴り返される事件が起きたんだ。だってウチのサナエは支持率7割だよ、そうなるぐらい亀でもわかると思うんだけどね、テレビもそこまで落ちちゃってるんだ。サナエはもうドジャースのオータニさんといっしょでね、誰も叩けない。叩くと非国民ってことになってね、有権者の敵になっちゃうし政権支持率はますます上がっちまうんだ。メディアなのにこれが見抜けてないって、真正のバカだよね。
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