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日本が圧勝する21世紀<女性原理の時代>

2013 NOV 29 0:00:27 am by 東 賢太郎

自分はフェミニストではない。男優位とも思わない。生殖以外で男女の区分は頭にない。ただ、自分は男だが自分を作ったのは母だ。母は女性だ。

人の脳は胎内でまず女性としてできる。男性ホルモンのシャワーを浴びると初めて男の脳になる。雌雄異体になると種の保存の主役はメスだ。オスはバライエティをつける役にすぎない。不確定に分散した遺伝子を競わせるためにいる。一度の射精で精子は3億もいる。3億の中から選ばれたトップですべての人はできている。全員が金メダリストである。でないと競争に負けて遺伝子は滅ぶ。だから虫もクジャクもキレイなのはオスだ。オスがメスに選ばれる。ハチの王はメスだ。

オスが決定的に優位に立ったのは哺乳類からだ。分業が成立しオスが部族を守り戦争をになった。ライオンがそうだ。ライオンのオスは狩りはしない。種の保存が自然だのみである卵生を棄て、早産で生んでしまっておいて自力で守りながら乳で育てることで子育てがメスの重要な仕事となった。オスはオス同士が共同で社会を造ることで戦争が有利になった。戦史を生き残った社会のディファクトはオスが作った。例えば古い起源としてのローマの政治、行政、法律がそうだ。

だからいまの世界のインフラは男が男社会を前提に造ったものだ。男性脳は積上げ型、直線型で突進力はあるが複数案件同時進行には弱くバランス型でない。女性脳はその逆で突進力はないが複眼的、バランス型である。ローマ帝国が世界制覇したのは突進力ある男を政治、行政、法律で制御しバランスしながら版図を拡大したからだ。国家が複眼的だった。帝政になって男原理が勝ちその制御が効かなくなると滅んだ。ローマ皇帝に女性はひとりもいない。

米国がローマになりかわったのが20世紀だ。戦争と中立主義のバランスでパックス・アメリカーナを築いた。しかしベトナムで男原理が暴走した。同じく経済でも金融主権によるデリバティブのバブルで行き過ぎた。米国の男原理支配は限界にきた。中国はこの数年にわかに男原理に傾斜している。戦争があれば男対男で勝者が21世紀の男原理社会を支配するだろう。しかしそれは今や核戦争を意味する。核の抑止力の限界はどこかで試されるかもしれないが両国とも踏み込めない公算が強い。チキンゲームに見えない工夫をしたチキンゲームになる。そして戦争がなければ王は女性だ。

ということは21世紀は複眼型、バランス型が陰の勝者となる可能性がある。男原理の国のメンツを立てながら女房が亭主を支配するということだ。そう望むか否かはともかく、日本が女房役、女原理によるバランス支配ができるチャンスは大である。日本はそれに長けている。国ではなく個人レベルでもそういう時代になるだろう。つまり男原理のディファクトを女が壊す、凌駕する新しいバランス型ディファクトを作る時代だ。嫌煙権でホタル族になった男を見ればわかる。日本男児の進化系は草食化ではなく中性化、バランス化だ。日本女子は男子よりもっと時代に適合したバランスを持っているかもしれない。

だからこれからの行政や事業はバランス型、いわば女性原理を主にしたインフラがいずれ世界のディファクトになることをゴールとすべきだ。産業革命以来の資本主義社会は「成長ありき」できた。共産主義はその軍門に下った。成長は略奪の雅語、美称にすぎない。略奪は男の仕事だ。だから必ず戦争に至る。そしてそれは行き詰まる。成長より保全がキーワードになる。略奪を非とし和を是とする国、現金を落としても交番に届く世界で唯一の国が日本だ。だから日本が数々のディファクトを造るのが今世紀になろう。ジャパン・クールはその予兆だ。

以上、筆者の思いこみである

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Categories:______世相に思う, 徒然に, 若者に教えたいこと

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