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自分で感じる運気のこと

2014 OCT 15 2:02:59 am by 東 賢太郎

毎年この時期になるとプロ野球の戦力外通告の話がでる。ヤクルトの岩村明憲や藤井 秀悟の名前もある。ヤクルトファンではないが神宮で見るしかないので実は最もよく見ている。藤井はDeNAにいるが去年阪神戦を見に行って好投していたのがまだ記憶に新しい。トライアウトに挑戦するようだ。使ってもらえるならやりたいという気力はえらいと思うし、ぜひもう一度チャンスがあればいいなと思う。

自分も職業人としてはとうの昔に峠を越している。それは50才あたりから感じだし、55を過ぎてからは年々下降するのを自覚している。それには勝てないし、無理に筋トレやランニングをしたりで自然に抵抗する気はない。その時間があるならば、そうではなく今しかできないことをやっておきたいと思う。

10年前までは頑張って仕事をこなす、取りに行くというスタンスで生きてきた。それはまだ諸欲が旺盛だったからのことだ。ところがこの5年、諸欲は明白に減退している。欲しいものがなくなってきた。僕は権力欲、名誉欲は元からあまりなく、物質的に欲しいものが減れば金銭欲も消える。

やりたいのは旅行ぐらいだが海外はもう充分満足である。一生分やった。もう欧米には行けなくてもあまり悔いはないし、未踏破の国はあまり関心がない。国内は未踏破県もまだあるが温泉と味覚ぐらいで充分、あるなら歴史スポットめぐりぐらいだろうか。

音楽というのもずいぶんいろんなものをきいたが、今から英雄交響曲みたいなものに新たにめぐり会うことは絶対にないと自信あるほどにきいてしまった。

そう書くとなにか寂しい余生みたいに見えるが、べつにそうなったらなっただし、それが嫌さに力んでみたとてたいしたことは起きないだろう。55で自立して4年、もうくり返したくないような思いをたくさんしてきたが、それでもちゃんと生きているし家族も養えているのだからよかった。そのおかげで何もしなくても何とかなるさという腹のすわりができてしまった。

トライアウトを受ける野球選手の気持ちはわかる。過去の実績は関係ない。今できることで使ってくれる球団があれば幸いですというスタンスはとてもいいと思う。身の丈を自ら知る人だけが入ることのできる境地だろう。

年齢、体力、気力、諸欲の問題ということばかりではなく、自分で感じる運気というものもあって、当分は流れに棹をさすことなく粛々と生きることが色々な観点で最善と思っている。頑張らない人生というのは初体験だが、なにかすがすがしいようにも思う。

 

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