やはり20億円の男
2015 SEP 6 2:02:37 am by 東 賢太郎
U-18野球W杯はついに最強の一角キューバを完封して無傷の8連勝となりました。宿敵・韓国にも7回コールドで12-0であり、8試合の半分がコールド勝ちで合計3点しかとられていないという圧勝ぶり。オリンピックの柔道、レスリング、体操、ジャンプも強いことがありましたが、国際試合で日本がこれほどの力の差を見せつけるケースはあまりなかったのではないでしょうか。
東京の球児であった僕としては3番・勝俣(東海大菅生)、4番・清宮(早実)と西東京の二人がクリーンアップというのがうれしいですね。特に勝俣は大会三冠王が取れるかもしれず、期待してます。このチームはほとんどプロ入りできるんじゃないか。黒田級の20億円の男が出て来そうです。今日、米国との決勝ですが、前回の先発の左が出てくると簡単には点が入らない感じです。2004年はダルビッシュと涌井が、一昨年は松井祐樹と森友哉のバッテリーがいて勝てなかった決勝です。頑張ってほしい。
さて、昨日はTVで広島戦を見ましたが、黒田の7回3安打零封にはしびれました。何にかというと、7回先頭の山田にヒットを打たれましたが、その執拗な牽制にです。10数回は放ったでしょう。あんなに投げられるもんじゃないです。打者に神経が行かなくなるし、牽制って真剣に放るとけっこう疲れるもんなんです。
それでも盗塁した山田もさすがですが、クイックで投げて畠山、雄平、ミレッジに打たせなかったのは圧巻です。絶対に点をやらんという執念。技術的にも川端を3-0に抑えたコーナーワーク、大引、中村あたりは手玉にとって何もさせず、昨日ジョンソンに合っていてヒットを打った比屋根を赤子あつかい。山田も微妙に芯をはずされました。零点に抑えても勝ちがつかない打線は毎度のごとく論外でしたが、そんなことは一顧だにせず、あの強力ヤクルト打線を3安打!最終回に暴投から4点取ったのは黒田の執念がマウンドに残っていた感じでした。やはり20億円の男です。
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中島 龍之
9/7/2015 | 6:18 PM Permalink
やはり黒田はゲームを作ってくれますね。戸田は残念ながら予想を裏切ってくれませんね。実力通りのゲームでなく、予想外の選手か采配を期待します。
東 賢太郎
9/7/2015 | 6:37 PM Permalink
戸田はいいタマ投げるんですがまだ余裕がないですね、一生懸命なんでピンチで打者に飲まれて甘くなってます。場数を踏んで大野みたいになってほしいですが。黒田は逆に誰が出てきても飲んでます。貫禄ですね。