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緒方監督が野間を殴った気持ち

2019 JUL 25 23:23:49 pm by 東 賢太郎

打撃のことはあんまり覚えてないが、痛い思い出がある。高校2年の秋の日大一高戦、肩の故障からサードコーチをした試合だった。終盤に一死一塁で代打のお呼びがかかったはいいがカウント1-2から一塁線のゴロでぎりぎりゲッツーだった。打った瞬間にファウルと思って止まった、あれヤバかったなと思ってベンチに戻ったら監督にめちゃくちゃ怒られた。当然だ。すごく落ちこんだ。

先日それを思い出すプレーを見た。俊足のカープ野間が投手への小飛球で全力疾走しなかった。投手が落球したのにアウト。そのまま同点でゲームは終わった。

「こいつ2軍に落とせ!」僕がTVに向かって吠えていたちょうどその頃、今日の報道によると、監督室で野間は緒方に平手で殴られていたらしい。

「愛の鞭」 or「暴力禁止」の戦いがネットで熱いが、前者に勝ち目はゼロだ。鞭だけなら傷害罪でアウト。でも愛があれば?当事者が納得すれば?もっとだめだ。「なんだ、あいつは鞭だけで免罪かよ」「俺なら即2軍だぜ」「やってらんねえよな」となって論功行賞の根幹が崩壊する。つまり、リーダーに愛の鞭は使用禁止なのである。問答無用で「暴力禁止」がいい。

僕なら監督に「報奨金」と「罰金」を決める権限を与える。どちらも年俸の何%と決める。選手は手柄をあげたらもらう。足をひっぱったら払う。球団が契約更改でする査定権の一部を監督は使って信賞必罰のチームマネジメントができる。査定は戦国時代の首実検に相当する。もちろんフロントがやってもいいが、監督に現場の目で修正させるのは士気を高めるためには大事である。緒方監督は「ひいき」が過ぎると批判されるが、この仕組みだと愛する野間が数字を出さないと「報奨金」は出せないし、あの怠慢走塁は「罰金」でフェアにかたがつく。

そこまで理性的な解答を考えはしたものの、緒方監督が野間を殴った気持ちはわかってしまう自分がいるから困る。お前は本当にへたくそだね、学ばないね、何考えて毎日生きてるんだ?わかる。僕も昭和の人間なのだ。

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Categories:______わが球歴, ______広島カープ

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