渋野日向子の空振り(これがリンクス)
2020 AUG 22 10:10:45 am by 東 賢太郎
第2日目で7オーバーの78となった。全英女子オープンでの前王者の予選落ちは4年ぶり4人目らしい。しかし、そんなものは気にする必要もない。
ロイヤルトルーンは予約できなかったが、近場のターンベリーとプレストウィックを回った。なんといってもリンクスの風は半端じゃない。日本だと台風直前に雨もないのに吹くビュービューの生あったかい横風という感じだ。球はえっというぐらい曲がる。それで強烈なラフとバンカーにつかまり、これがまた、出ない。それでダボ、トリプルとなると、ルーティーンが通用しないので何していいかわからなくなって手元が狂う。
ぜんぶ見ていたわけでないが、あの空振りは、たぶんそういうものの結末だろう。仕方ない、ウォーバンとはちがう。普通の平穏な世界でやってるゴルファーには別な惑星だ、なんでこんな所でゴルフせにゃいかんという。
世にはゴルフという魔物が棲む(3)
でも、ゴルフ発祥の地だ。そういうものだと思うしかない。英国人全員がゴルフするわけではないが、それでも、あれはお国柄と思う。知恵比べというか、メンタルにめげないかどうか、窮地に陥ってサバイバルできるかどうか、単なるアスリートの身体能力比べでなくね。
渋野日向子はメンタルが強そうだから全然問題ない。これで引き出しが一つ増えたと思えばいい。
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