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止まっていた時計がなぜか動き出しました

2022 NOV 15 0:00:16 am by 東 賢太郎

今週ひとつうれしい事がありました。5年ほど前に故障して日本橋三越で修理していただいた時計があります。修理は完璧でしばらく動いたんですが、僕のメンテ不足で止まってしまってもう諦めていた時計です。これが置き場所をかえたらなぜか動いていたんです。

こういう時計です。

https://www.rasin.co.jp/blog/jaegerlecoultre/atmos-clock

こいつです

スイスのジャガールクルド製で、電池も振り子もねじ巻きもいらず、一日の温度差をエネルギー源にして200年は動くというふれこみの(ほんとかな?)「アトモス」といいます。

こいつが復活したと同時に、なぜか新しい仲間が増えだしました。コロナになってあまりできていなかったことですが、志を共有できる仲間は何としても増やしたいのです。嬉しいことです。ひとりじゃ何もできませんから。

僕の志は何度もくり返しブログに書いてきましたが、高度成長期にロンドンのシティで「強い日本」を世界にアピールし、グローバルな金融市場でご評価いただいた我が世代の経験、いまとなっては夢物語に聞こえるかもしれませんが、現実にあったその生々しい経験を40代以下の日本のホープの皆様に引き継ぐことです。次世代の50代も歓迎ですが、次々世代が日本の命運を握っていると考えてます。だからそれに余生をかけます。

ストレートに言いますが、技術立国の地位を失い、国富も失った日本に未来はありません。日本人的な物言いでないことは承知してますが、海外で金融の最前線で16年戦った戦士として申し上げます、「知恵とカネ」が両方ない国は滅びます。中国がたった20年で米国を脅かすまでになったのはその2つを得たからです。経済成長なんてアバウトな言葉で語っても何の意味もありません、これを生々しく知ること自体が「知恵」(インテリジェンス)の一部なんです。観光立国も結構ですが、それだけなら低開発国とかわりません。

いま、保守の方々も本音は対中強硬路線でいたいがそれが言いにくくなってる。だから忸怩たるものがある。僕は親中でも親米でもなく親日なので気持ちはよくわかるのですが、そのためにはバランスこそが重要です。軍事のインテリジェンスとそれとは分けて考えるべきです。それには両方から「一目置かれる」ことが必須です。軍事もその一部かもしれませんが、何よりそのための「知恵とカネ」が第一です。別に難しいことじゃないですよ、30年前まで日本にはそのどちらもあって、軍事力はなくとも一目も二目もおかれていたのですから。

米中欧と共存する方法は八方美人じゃないんです。断言しますが、そのスタンスのつもりじゃなくても、それは相手が決めることです。「知恵とカネ」がなければいじめられるか八方美人で生きるしかないです。いい悪いを言っても仕方ない、そこに正義なんてものはなく、万国共通の人間のサガ(獣性)だからです。そして、間違いなく、八方美人は世界中のどの国家元首からも国民からも尊敬されないんです。「いい人」はおだてて使われるだけです。これは外国で人間のサガがもろに現れる「お金を扱う商売」を経験しないと分かりにくいかもしれませんが、日本人の性善説はグローバルに権力、財力を握る人たちからするとあり得ないユートピア思想なんです。

国がポチになるとどうなるか。別に殺されるわけじゃありません。気がつかないうちにこうなります。ごく一部の上級ポチは心地良く外国と共存し、あとの国民は見捨てられます。外国はその国の支配者だけを釣って手なずけ、うまく操ればよく、その他大勢の幸せなど何の関心もありません、これ事実です。すると多くの若者にとって、現実的なチャンスというと中級ポチになるだけです。それで幸せな人は結構です。しかし、我々の子供世代にはもっと上をめざせる人はいくらもおられるはずです。そういう彼ら彼女らのマインドまで委縮させるなどということは国家としてあり得ないんです、それを体を張って阻止する使命を負っているのは我が世代です。

私見ですが、人間の幸せというものは、親からもらったものを100%発揮することにあるのではないでしょうか。どなたも必ずこの世に生まれてきた「意味」があります。そうでない人は一人もいません。各人各様なれど間違いなく皆さん一人一人の個性はオンリーワンですから、自分にしかできない使命が必ずあります。能力とはいわばご先祖様からの預かりもので、「いまの時代はまかせたよ」と一任されたものです。それを完全燃焼させないと親不孝かもしれないし、ご自身にとっても充実した人生にはならないのではないでしょうか。

我々は職業あっせんはできませんし、証券会社ではないので投資を直接にお薦めすることもできません。ただ同志が集まればできるかもしれません。投資家の皆さんに何らかでアクセスできれば、僕の経験からくる諸々の話を聞いていただく機会もあるかもしれませんね。

 

 

Categories:若者に教えたいこと

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