ここまできたか・・・(司法試験漏えい事件)(追記あり)
2015 SEP 8 22:22:32 pm by 東 賢太郎
日本国の「法の番人」を選定する司法試験の考査委員が法を犯していた?事実関係は未だ明確ではないが、もし報道が事実ならショッキングだ。
つい先日これを書いた。人間のプライドについて(パクリ事件に学ぶ)
コピペ、パクリ、模倣、捏造、偽造、なりすましは現象としての外見は異なって見えるが、根底に共通して横たわるのは「誰も見てなけりゃ何でもあり」という精神の腐蝕である。ここに「漏えい」が加わるとは、見落としていた。上記ブログを追補しよう。
第6話
こっそり教えちゃうよ、キミだけに。ごらん、誰も見てないだろう・・・。
一行で充分だ。
明治大学は「司法試験制度の根幹を揺るがしかねない」とコメントしているが、「三権分立という国家の骨組みの一角を」と修正すべきだろう。同大学の学生および真面目に勉強して合格したすべての学生の名誉も毀損されただろう。大学と社会をお騒がせした程度の問題ではない。国や個人の利益を著しく侵害しており厳罰に値すると思料。
国家公務員法第 100 条
職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。
刑事罰(1年以下の懲役又は50万円以下の罰金)
(追記)
女性が見返りに与えたもの次第で贈収賄罪成立か?三面記事的関心でなくそこが非常に重要である。もう少し頭が良ければ発覚しなかったわけであって、この女性から情報が拡散し、丸写ししない知恵があって合格した者はないのかも徹底調査が必要である。
これは法律論ではないが、精神は「誰も見てなけりゃ・・・」以外の何ものでもなく、インサイダー情報で儲けた者、カンニングした者と何ら変わらない腐敗ぶりである。僕は心情的にそういう人間は一切許したくない。5年のペナルティなど甘すぎも甚だしい。
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