WBCアメリカ戦(野球のことを少々)
2023 MAR 24 16:16:57 pm by 東 賢太郎
アメリカを完封しろと本気で願をかけていたが見事だった。出会い頭の本塁打2発だけに抑え込んだからだ。以前なら5点は覚悟という感じだったろう。大谷、佐々木だけじゃない、日本のエースと讃えられる山本がそう話題にならないぐらい投手陣は異次元のレベルに達してることがわかった。しかも若い。ハタチの髙橋宏斗がビビりのカケラもなく1回を2三振。余計なもの見せちゃったな、これからたくさんメジャーに持っていかれるんだろうなと心配になるほどだ。栗山監督、よくぞ大会運営側と交渉してこのメンバーを選び集めてくれた。
今回の米国打線はオールメジャーリーガーの**王、MVPだらけで本気モードだった。だから抑え込んだことの価値は計り知れない。ショートの6番ターナーが大会新の5号を左翼上段に打ち込んで1点先取され、重い空気が漂う。それを村上が強烈パンチで木っ端みじんに粉砕した。何という痛快!ただのホームランじゃない、相手をビビらせる一発である。満塁でインハイをどん詰まりだがゲッツーにせず2点目をもぎとったヌートバーも偉かった。そして何食わぬ顔でレフトに叩き込んだ岡本の平常心、あれもかつて日本になかった不気味な静けさだったろう。結局4回のあの3点目が勝負を決めたのだから値千金の1発だった。
先発・今永は本塁打以外は危なげなし。クールに投げ込む右打者のインハイはまったく打たれる気配なし。戸郷はコントロールがやや乱れ、2連続四球で本塁打を打っている絶好調のターナーを迎えてしまった。嫌だな。息詰まる決戦だった。そこでよくぞ投じたインローに曲がり落ちる球で空振り三振。これは球場の空気を変えたろう。山田が2回塁に出て2回二盗を決めたこと。あれも相手に圧をかけた。しかし2回目は危なかった。ワンバウンドの投球をすくって不利な体勢から投げ、楽勝セーフと思いきや絶妙のワンバウンドであわやアウトという信じ難いシーンを見せてくれた捕手リアルミュートが圧を押し戻した。
5~9回の5インニングで日本は1安打の零点。何か手を打ったかといえば何もない。守備固めで1人変えただけで、結局この試合の打席には9人の先発メンバーしか立たなかった。ホームランを放った村上、岡本の5,6番は後半2打席はどちらも三振。打線のムードは下り坂である。結局、この試合、彼ら以外にヒットを打ったのは源田と大谷だけ、期待の近藤、吉田は3タコに押さえ込まれ、たったの4人しか打てなかった。でもそういう印象があまりない。その間の5~7回にマウンドに立った高橋、伊藤、大勢の堂々たる快投があったからだ。
その停滞感のなかで8回、ダルビッシュが被弾して1点差に迫られた。空気が重くなる。彼は試合後インタビューで、口にこそしなかったが、この1発が心にひっかかっていただろう。勝てば自分がどうあれ喜べる野手と、そういうものではない投手は人種が違う。しかし、米国を完封できるレベルの投手陣をここまで仕上げたのは彼だ。早々にWBC参加を宣言してチームを勇気づけ、宮崎キャンプから合流して若手に自信を授けてくれたダルビッシュだ。その若手が後半押され気味の試合を堂々と支えて勝ったのだから、彼こそが功労者だと僕は思う。
そして、しかし、こればかりはどうにもならない、最後はどうしたって大谷さんになるわけだ。投げて打つだけでひと騒動になってるが、バントも盗塁も声出しでも何でもやるのだからそれで驚かれては彼も困るだろう。この男がミーティングで全選手に「今日は憧れるのはやめましょう」と声をかけた。試合前に何か叫ぶなら Let’s do! が普通であって Don’t do. は言いにくい。でもこれは効いたのではないか、憧れの人がそう戒めたのだから。
164キロの速球が引っかかってワンバウンドになる。フルカウント。この大会の掉尾を飾るクライマックスである。トラウトを絶対に歩かせたくない、いや、空振り三振でシメたい。そう考えたに違いない、大谷さんもピッチャーだから。そして捕手の中村もその気脈が通じた一流選手だった。空振りを取っていた164キロの高めストレートでなくスライダー。それもストライクゾーンの!この瞬間に僕は何か叫んだ気がするが忘れてしまった。
ほぼオールスターのアメリカを決勝で倒した掛値なしの「世界一」。それもスモールベースボールではなく力で。それだけではない、もっと素晴らしいことがある。勝利の雄叫びをあげるのでなく、負けた相手に整列して礼をし、ゴミを拾って去っていく。日本人には当たり前のことだが、世界は驚嘆し、なんとクールな!と讃えている。傲慢でない勝者。謙虚という新しくてカッコいい強者の姿。大谷現象が彼だけでなく、実は日本人の姿だと外国人の目に焼きつけることができたなら、この優勝の意味は計り知れないものがある。
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WBCアメリカ戦(決勝)
2023 MAR 22 23:23:04 pm by 東 賢太郎
侍ジャパンありがとう。野球でこんなに感動し、こんなに涙を流したことはありません。日本中が日本人であることを誇りに思う、こんな場を作ってくれた皆さんを心から尊敬し、心の底から感謝いたします。お疲れさまでした。
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WBCメキシコ戦(準決勝)
2023 MAR 21 16:16:27 pm by 東 賢太郎
ほんとうによく勝った。フロリダというスペイン語が飛び交うアウェー環境、時差ボケ。メキシコはホームでイケイケで強い。こうなると日本人は受け身になって押されてしまうものだ。佐々木朗希の3ラン被弾はまあそういうものだろうと思っていた。6回まで嫌な流れの3-0。完封される試合の感じがあった。
負けたなと思っていた7回、吉田のファールに見えた当りが3ランホームランで同点。ほっとしたのもつかの間、8回、すぐに2点取られてまただめかになる。だからその裏に源田が2ストライクからバントを決め、山川がレフト犠飛で1点差にしたのが実におおきかった。2点差だったら最終回は違っていただろう。
9回、先頭大谷が初球、あの外角を右中間に2ベースかよという唖然の一打。激走して2塁から雄叫びでベンチを鼓舞。空気が変わった!四球で出たキーマン吉田を周東にかえた栗山監督の勝負勘も冴えた。そして三振ばかりで不発だった村上がイタリア戦で見せた芯を食った左中間!周東が帰ってサヨナラを決めた。
こんな土壇場で逆転して見せた日本の野球。本当に強い。大谷が引っ張ったが全員の力だ。圧倒的なレベルの高さを世界に見せつけた。サッカーも素晴らしかったし、野球もやってくれた。
明日のアメリカも勝てる。鉄壁の投手陣を総動員して完封してくれ。アメリカは1次Rでメキシコに5-11で負けてる。
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僕の愛聴盤(4)ホルショフスキのバッハ
2023 MAR 18 21:21:16 pm by 東 賢太郎
昨年11月に東京文化会館小ホールでパスカル・ロジェをきいた道すがら、西村さんがひとこと「いい調律のピアノでしたね」といわれた。はじめのジムノペディ第1番が鳴った瞬間からおしまいの版画までただならぬ美音の奔流に陶然としていた僕は言葉を失っており、たしか、「ええ、ほんとうにそのとおり、いい調律でした」と返した。
演奏会を聴けなくて悔しいピアノストが二人いる。ひとりはクラウディオ・アラウで、もう一人が本稿のミェチスワフ・ホルショフスキ(1892 – 1993)だ。アラウはフィラデルフィアにいる頃にリサイタルで来たのに行かなかった。ホルショフスキはその地に住んでいたと思われるのに、気がつかなかったのか演奏会がなかったのか、とにかく運がなかった。
上野から帰りの電車の中で思い出していたのがホルショフスキのイギリス組曲第2番のライブ録音だ。あれは会場に居たらこんな気持ちになるんじゃないかと思ったのだ。J.Sバッハをピアノできくとリヒテルであれグールドであれ最高度に研ぎ澄まされたピアニズムを感じる。目をつぶっても演奏者が見えるといってもいいだろう。ホルショフスキにそういうことはなく、縫い目がない天女の衣みたいに自然だ。ロジェが弾いたのはフレンチ・プログラムだったが、存在が見えずに音楽に同化して楽興の時だけが在ったのはこれまた天衣無縫だったのだ。
ジムノペディ第1番。僕でも弾ける何でもない曲だが、それゆえに、ここそこで鳴るべき和声のバランスとかメロディーラインの力の抜き方とかルバートのかけ方、もっと即物的にいえばバスの鍵盤のおさえ方のごくごく微妙な力具合ひとつとっても、いちいちため息をつくほど絶妙に考えぬかれコントロールされた達人の域であって、サティが最後のマイナーコードで括り止めた感興はこれだ、何でもない曲ではなかったという感銘だけ残る。チッコリーニのそれはそれで意味深い “動” の演奏があるが、ロジェは徹底した “静” でクールに知的だ。
別な機会のビデオだがヘッドホンで耳を澄ましていただきたい。お分かりいただけるだろうか。
極上のお酒と懐石料理をいただいたようになって、プログラム最後のドビッシーのあとに月の光とジムノペディ第1番を弾いてくれ、ご馳走様でしたとしか声もない。それを引き出した聴衆の質の高さも素晴らしい空気を小ホールに満たしており、こんなリサイタルなら何度でも来たいと感じ入った。音楽を深く愛しておられる西村さんの「いい調律のピアノでしたね」は、そういうすべてを締めくくるものであって、それをお返しするしかすべがなかったのだ。
ホルショフスキはベートーベン、ショパン直系の孫弟子である。滾々と泉のように湧いてホールの大気の中を流れゆくバッハ。バロック的でもロマン派寄りでもない、これまた無心の楽興の時でもって雑念に満ちた心を中空にしてくれる。何度きいても感謝の念しか残らない。バッハがこうでいいのかと思われる方もいるだろうが、いかにうまく弾かれようときれいごとのバッハでこうはいかない。これが92才の演奏とは信じ難いが、うまく弾こう、聴き手を唸らせようという不純物は皆無である。こんな成熟ができる音楽家は何と幸せなことだろう。
これもヘッドホンで味わっていただきたい。
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WBCイタリア戦(準々決勝)
2023 MAR 17 1:01:38 am by 東 賢太郎
9-3の快勝!ナイスゲーム!
まず栗山監督が4番吉田、5番村上、6番岡本にしたことが大正解だった。吉田は大谷のあとの重責に耐えホームラン(さすがだ)。村上はついに覚醒し2塁打2本(お帰り)、そして岡本はゴロを好捕すると技ありの一発に2塁打(最高です)。骨折の源田もヒット(意気に感じるぞ)が出て、これでとうとう打線がつながった。
投げては先発大谷が声をあげながらの気迫の投球!2回先頭の5番パスカンティーノを空振り三振に取った164キロの外角ストレートはイタリアベンチを震撼させる凄まじい剛速球(我が家も凍る)。大谷様の破壊力を焼きつけたと思いきや、3回1死1塁で満場唖然の三塁線バント!投手がびっくりしてセーフ。固かった空気が一変し、岡本の一発を呼び込んだ(これぞ千両役者)。6回、今永が7番フリシアを空振り三振に取ったストレートのほれぼれするほど素晴らしいキレ(見ただけでもうけもの)!5回、大谷が2点与えて降板した二死1,3塁のピンチでリリーフし、4番サリバンを遊飛に打ち取った伊藤の泰然自若ぶりは投手陣最強のバックストップだ。
メジャー8人のイタリアは強かった、でも日本の投手陣はピカイチだ。5点取れば勝てる。いよいよ渡米。やっと野球シーズンが来た感じがする。
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受験秀才の価値は暴落する(チャットGPT)
2023 MAR 15 20:20:36 pm by 東 賢太郎
人は真っ白で生まれてきて記憶力のピークは18才である。凡そ20才までに何に時間を使ったかで「脳の初期化」が終わると考える。それ以後の進化もあるが、脳機能(CPU)、メモリーのキャパは決まる。学校にいる時間はみな共通として自由時間に何をしたかが個性になるだろう。すると僕は20才時点でレコードを1,000枚持っていて10回は聴いているから10,000時間、すなわち20年(=175,200時間)の5.7%はクラシック音楽を聴いていた。その次が野球で、やる・観るで7~17才の10年、ならして日に1時間として2%だ。勉強はというと小1から14年、毎日2時間自習したとして5.8%だから音楽+野球(7.7%)の方が初期化の貢献度が高い。
もし7.7%を塾通いさせられていたら別種の人間になっただろう。音楽・野球のない自分は想像できないが、好きに生きたら勝手にこうなっただけで、なろうという意志があったわけではない。この実感と見事に平仄が合うのは「身体は魂がもらった vehicle(乗り物)」という思想だ。身体のサイズや性能はDNA(設計図)で一義的に決まっているのだからそれ以上でも以下でもなく、行く末も決まってるのでケセラセラで生きればいい。そう思えば人生楽だし死も怖くない。刻苦勉励は為政者が国家を作るための教育でそれも大事かもしれないが、人間の本質には必ずしも根ざしていない。
これから世の中はどうなるか?コロナと戦争で混沌としているが、世界を変えるのは常にテクノロジーである。落合陽一氏によるとAIの進化は想定外に速く、人間を凌ぐシンギュラリティは2025年に来て、頭の中でする仕事は弁護士、会計士、役所仕事など専門職ほどAIができてしまい、人に残されるのはエッセンシャル・ワーカーの仕事、スポーツ、芸術、恋愛、戦争だそうだ。僕は2008年にリーマン・ブラザーズが潰れた時に真っ先に同社に電話をして六本木ヒルズに駆けつけ、東証の株式売買トップシェアだった米国人20人の電子取引チームを口説いて丸ごと引き抜いた。彼らから最先端のアルゴリズム取引を学び、一秒間に百万回の売買注文が執行できてしまう速度を見て人間に勝ち目などあり得ないことを確信した。それから数年で、腕さえ良ければ高年俸が約束される花形ポストだった証券会社のトレーダー職は、案の定、無残に消滅した。これが現実に起きたことで、もう15年も前の話なのだ。AIは資本効率を上げるが失業率も上げる、しかも高度な知的ワーカーのだ。
AIはかように演算速度が天文学的に速いばかりか自習して進化もする。ということは、学校で習う「答えが出る問題」を解くことにおいては人間は確実にAIに負けるということを意味している。だから僕が7.7%を塾通いではなくスポーツ、芸術に割いて育ったのは得だった。「時は金なり」だから1時間の交響曲を聴くと時給分の損だとするのが経済学だ。しかし脳内にAIができない不可侵領域を作り、感動というエネルギーチャージも得る音楽鑑賞の価値の合計は時給より高い。僕は小学校時代に(本当に)勉強した記憶がなく、野原を駆け回っていた。その経験からいうが、中学生になればすぐ理解できる小学校の勉強に6年の塾通いは時間の無駄で、遊びの情操教育をミスする損失の方が大きい。野球という遊びは強い体力と胆力という財産をくれたが、知力よりそっちの方が出世には何倍も物をいった。
ということは受験秀才の「勉強ができる」という価値はAI時代には暴落し、AIは日々人智の及ばぬ速度で学習して更に人を引き離し、学歴というものは出身県と同様の「群れるためだけのもの」になる。しかし仕事がない人の群れに何万人いても何も生まず、数の力にすがって互助のための政治や宗教をするようになる。しかし、そのリーダーのできることはAIにできないことだけだからAIを論破できず、やがて各党とも党首にはAIを起用し、国会はオンライン開催となる。chat gpt(チャットGPT)はそれが絵空事でないと実感させる。ウォートンMBAの試験に通る知能を持ち、論文はスワヒリ語でも10秒で書け、3分の好みの音楽を10秒で何通りでも作ってくれるなんてことになる。しかも演算速度はこうしている今も毎秒速くなって、やがてアルゴリズム取引と同じ百万分の一秒単位になる。ちなみに岸田総理の国会答弁は、AIにやらせれば自分で考えるので官僚のペーパーは不要だし、少なくとももっとうまく読むだろう。
AIの職業浸食は、起きない方が不思議だ。なぜなら資本家はROE(自己資本利益率)を求める。AIは人の何万倍も仕事が速く、口ごたえせず、正確で、24時間働き、飲み会はいらず、不要不急の出張もせず、賃上げ不要で、組合は作らず、歳もとらないから、人を減らして置きかえるほど人件費・管理費は激減してROEは上昇し、従って株価も上がる。それを望まない経営者はいない。社長もAIでいい。所有と経営は完全分離し、AI社長には預金通帳が与えられ報酬が入り、自らの機能を高めるためオンラインで買い物もする。これが究極の姿だが、ここまで行くと社会問題になるので政治家が介入し「そこそこの二極化」に収まる所で浸食は止まるだろう。そこでAI社長は何をするか。政治家の性格を瞬時に分析し、ぴったりの宴会部長(人間)を雇って接待、ゴルフ、ハニトラを仕掛け、賄賂を贈る。贈収賄罪が立件されると政治家と部長は牢屋に入りAI社長は没収されるが、贈賄はしないプログラムに書き換えたものをまた買えばいいのである。
そんな馬鹿なと思われるだろうが、AIの出現は決してブラック・スワン現象ではない。黒い白鳥がドカンと世界に衝撃を与えるわけでなく、普通の白い白鳥に見えるが気がついたらそこいらじゅうに居たという性質の侵略なのだ。1990年代前半にインターネットが出現し、こわごわメールを送って「届きました」と電話で返事が来た懐かしいあの頃に、SNSなしで生きられないほどネット社会に同化した自分の姿を誰が想像しただろう。同様に「士業」「経営者」「医師」「教師」「役人」etcがチャットGPT搭載のロボットになっていくが、その環境にいずれ我々は慣れっこになり、何とも思わなくなるだろう。人間は環境適応し進化するからだが、人の頭の進化速度よりAIの演算速度の上昇は速いので大衆の目にはAIは万能に見えてきて、拝む信者が増え、人でなくAIこそが安心安全という時代が来るだろう。
ビル・ゲイツやイーロン・マスクの見ている世界はそんな感じだろうか(もっと向こうだろうが)。世界は国籍人種宗教を問わず資本家とそれ以外に二分され事実上一国になるが、戦争需要を生むため上層部が通じ合った見せかけの三国体制でもいい(オーウェル「1984年」がそう)。これを陰謀論と言う人は百万分の一秒で株が買える現場をトレーディングルームでお見せしても陰謀だと言う人で、AIはおろか人類の平均進化速度にすら後れを取り、宗教、アミニズム、自然回帰に向かうか、あるいは暴力、戦争に向かうだろう。私見では日本人は前者に親和性のある民族であり、個々人としてそれはそれで幸せな人生かもしれないが、事は他国でも起きることであり後者に向かう国も出よう。陰謀論者が低学歴とは思わない、むしろ高学歴で頭の固い人が多い。つまりもと受験秀才であり、その価値はこういうプロセスを経て暴落するのである。先の稿に書いたが、これからはオン・デマンド型の人しか出世しない。学んだことがすべからくAIの得意分野と競合する受験秀才は、論理的に、最も demand のないタイプの人になるだろう。
国家の存立はいかがなものか。国会議員、官僚にこの現象の危うさを科学的に理解して対策を講じられる人が何人いるか。文系ばかりでほとんどいないだろう。すると、事が起きてから騒ぎだすのが日本の得意技だが、いまさらデジタル庁なんか作ってる異次元の辺境国だ(同庁は何をやるんだろうと思いきやマイナンバーカードだ。絶句するしかない)。こんな役所に手に負えるはずがなく、そこで放っておけば、東京五輪の現場のごとく役人は何もできないから電通さんに丸投げみたいな悲劇的なことになる。しかしどこに丸投げするんだろう?「AI省をつくれ」となるしかない。すると大臣はチャットGPTさまが適任ではないか。しかし待てよ、彼は何党員なんだ?そこで自公と野党の間で、国会の貴重な時間を使って壮絶な田舎のプロレス対決が繰り広げられ、「チャット君と呼ぶわ?」の歌とダンスが気に入られたAKB48党に決まる(AIは感情もある)。彼は一秒間に百万回の計算をして日本国のAI政策の最適解を導き出し、見事に国を救う。そして、20××年、世界初のAI総理大臣に任命されるのである。
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ポジショントークやる奴は例外なくクズ
2023 MAR 14 2:02:35 am by 東 賢太郎
ポジショントークなんて英語はない。こういう和製英語を誰が発明するかは知らない。馬鹿がシミュレーションをシュミレーションと英語できます顔で言ってるのと変わらないレベルだが、要はそれが横行しているから名前が付くのだ。ポジショントークは自分が利益を得る我田引水の主張を気づかれないようにそれとなくすることで、誰が見てもその売り子ですよという者が堂々とやるセールストーク(これも和製っぽい。米語はpitchだ)とは異なる。
要するに、象徴的にいうなら、自分が持ってる株を「上がりますよ」と言って皆に買わせて株価を吊り上げようとする行為のことであり、そういう魂胆があるなら「それとなく」だろうが「堂々と」だろうが品性を問われることに変わりない。資産(持ち高)を “position” と呼ぶのは金融業界の用語であることから、和製英語「ポジショントーク」の発生源には我が業界が関与していた可能性は否定できないように思う(ちなみにこの業界はグローバルを気取る者の巣窟だが、英語がまともにできる者はほとんどいない)。しかし品性の是非はともかく、金融業界はおカネを商品とするそういう業界なのであり、嫌なら入るなというものだ。日本だけでない、この業界は世界的にそうであり、そこの住人である僕はその是非を論じる気はない(それこそポジショントークである)。
そうではなく、問題と思うことは、金融業界の住人ではない人たち、つまり社会的地位はあってもこの一点において僕の目には一般人、シロウトにすぎない人達が国会やテレビなどの公の場でポジショントークをしゃあしゃあと展開する風潮の世の中になってしまったことなのだ。立ち位置(例えば「私はこの会社の社員です」「その株を持ってます」)を明確にお断りしておいてからその会社をほめるならそれはセールストークであって許容される。さらにいうなら、自分で自分をほめる行為だって宣伝、広告、PR、マーケティングであって何の問題もない。しかし自分のポジションを隠しながら巧妙にそれをやろうとする魂胆(悪だくみ)があるのがポジショントークであって、一歩間違えば詐欺と変わらない。そういう輩が増えたことと、電話で老人を騙す詐欺師が増えたことは同根の社会現象と僕は考えている。理由は簡単だ。どちらも表向きはどうあれカネ目あてなのである。とすれば、金融界というカネを商品として扱って稼ぐそのプロの世界で100年かけて磨きぬかれた手法が世にはびこるのは道理があることだ。
しかし、カネが商品でない業界がそれを真似ることに僕は一抹の危惧を覚えざるを得ない。学生だった頃、「レコード芸術」誌の音楽評論を熟読しながら「推薦盤」の裏にコネの癒着はないか疑った。ひねた学生だったのは、受験勉強をしながら問題を作る側の心理を見抜く癖がついていて、評論家にそれを当てはめて文章を読んだからだ。個々の推薦に癒着はなくても、商品としてのレコードを論じる雑誌はレコード業界全体の羽振りが良いことこそ自誌の寄って立つ好適な「ポジション」であり、どれであれレコードは売れて欲しい、つまり “推薦盤” としたいバイアスが雑誌社にはあるはずだ。するとその会社にカネをもらって雇われる評論家にも「 “無印” はあっても “買うな” はない」(どのレコードも基本的に良いものだ)というバイアスがかかり得る。その意味で、癒着とまではいわないが共生しているわけだ。
演奏家のえこひいきぐらいは人間のサガで許せるが、カネ目あてになってよい業界といけない業界は厳然と線引きがある。いや、まともな国家であるならばなくてはならないのである。雑誌は所詮そういう性質のものだから前者で結構だが、芸術は後者である。アートの評価がカネで買えるなら文化は崩壊するからである。ましておや、国の会議、公共の電波を使うテレビ等でポジショントークをたれ流すとなると、その者は公共財を流用して世論を私利のため操作して我田引水を目論んでいるわけだから、それに成功しようがしまいが、その行為だけで国家が厳罰に処すべきなのは当然のことだ。その者をメンバーに指名した者、雇って出演させているテレビ局は、その者の魂胆(悪だくみ、疑似的詐欺)をシェアしていることにおいて同罪の共犯者であり、公共財を使用させる資格要件を本質的に欠く者であるという世論の審判を下さなくてはならない。
法人業務が大きな収入源である証券会社が書くアナリスト・レポートの「売り」推奨比率が圧倒的に少ないのも同じことだ。株式を推奨される法人が顧客でもあるからだ。僕は証券会社に入ってみて、左様なことがあまりに日常的に当然のように堂々と業務としてまかり通っているのにけっこう驚いた。これが社会というものか、世の中とはそういうものなのかと。しかし当時はまだ健全な世の中であったと感慨すら禁じ得ないが、それは社会でも世の中でもなく、株を売買してもらわないと収益があがらない「証券会社というポジション」の中だけのことだった。つまり売買手数料で儲けるというビジネス・ポジションを張っていれば、売りだ買いだと情報が飛び交う環境を作ることで注文が増えて得になり、それが法人業務の基盤にもなる。レコード業界の売上が多くないと売れない音楽評論誌と同じ理屈なのだ。だからそれはポジショントークになり得るが、証券会社は自己の立ち位置を公然と明かして堂々とやっており、社内では適切な用語で「セールストーク」と呼んでいたのである。
初めは抵抗があったがその理屈と業界のなりわいには一理あった。当時の東証一部の日々の出来高は3億株ほどで、それだけの売買量があるから企業は銀行借入れより低コストの資金調達を株式市場からすることができ、日本経済は1980年代に世界を驚かす未曾有の急成長を遂げることができたことは誰も否定できない事実である。もし最大手の野村證券が売買情報提供のサービスを止めれば出来高は5千万株もなかろう、それでは大企業の資金調達は無理だろうなと社内でリアルに体感していたのをはっきりと思い出す。だから大河の中の一滴に過ぎなくとも参加はしなくてはと、自分が良いと思う株を買ってもらうためにセールストークを磨こう、どうしたら投資を知らないお客様に心から理解、納得して買っていただけるだろうと日々研鑽を積んだ。
だから僕はポジショントークをやろうと思えば苦も無くできる。プレゼンというのは何か商品やコンセプトを買ってもらう目的でやるポジショントーク全開の場であって、それは息をするぐらい自然にできるプロとして長年この業界を渡ってきたし、何より海外で食うか食われるかの交渉をする場で野村の利益を守る最強の武器としてもワークした。しかしその技術は自社の利益や自分のボーナスに直結するものの、基本的には資本市場が健全に働く公益のために使用していると少なくとも自負してきたし、しなくても常にそうすべきものなのであって、私利私欲だけの目的で使えば下賤になりかねないという倫理観を伴うべきもの、空手やボクシングの選手が喧嘩に技を使ってはいけないような性質のものだと思っている。
僕が証券会社を辞めるに至ったのは、自分も、どんなに偉そうなことを言おうと所詮はさもしい金融業界の人間のひとりと悟ったからだ。「公益のため」のはずが「会社のため」「自分のため」にだんだんグレードダウンしてしまうのはどうしようもなく、放っておけば自分の中で正当化できてしまい、生きるためなのだとそのノリを超えている自分に気がつかなくなっていると危惧したことが大きい。つまり、「自分が良いと思う株をお客様に買ってもらう」といいながら、理由はともあれ、アドバイスするだけで自分は買わない証券マンという職業は倫理に欠けると思うようになってしまったからだ。だからソナーはアドバイザーと名乗りながらもまず自分が投資家であり、自分が買うものだけをお客様にすすめて同じリスクを取る。それを明かすのが自分が取るべき「ポジション」だと考えて起業した。ちなみにブログを実名、履歴を明かして書くことにしたのも同じ考えからである。
ところが僕の行動とほぼ軌を一にして、真逆の現象が世の中の目につくところにはびこりだした。私利私欲だけのポジショントークを弄する者がそこかしこに跋扈(ばっこ)しだしたのである。1億総証券マン時代かと目を見張るばかりだ。それも、どこで覚えてきたのか、笑ってしまう稚拙なレベルで堂々と国会やテレビのコメントや討論番組でその下衆な魂胆が開陳され、本人は自分が張っているポジションへ巧妙に利益誘導したつもりが恥ずかしい馬脚だけが現れ、醜態をさらして自ら株を下げているというたぐいのものが多いのである。それでいて本人はどうだ賢いだろう、議員や知識人として賢く見えてるだろうと得意がっている風情があって、まさに英語のつもりでシュミレーションを連発してる馬鹿に等しいことを知らない。
断言するが、私利私欲のためだけにポジショントークをやる奴はウソつきであり、例外なく人間のクズである。これは古今東西、まともな人が他人を評価する恒久的鉄則なのである。自分のポジションを相手に悟られると計略がバレるからそれを隠しながらトークをやるわけだが、それがみっともないことだと気づく品性どころか見抜かれてるかもしれないと警戒、自省する知性すらない。こういう者が選挙で圧勝したりテレビでお茶の間の人気者だったりし、わーわーうるさいだけで何言ってるかわからない不思議ちゃんが不思議ちゃんにウケてるこの国の民主主義は大丈夫だろうかと有権者が考えないのも実に不思議である。連中をはびこらせているのは国民なのだ。国民の20%も投票してない政党が万年与党であり、それはおかしい、打破するぞと勇ましく言うのが仕事であり万年ポジショントークである野党はビジネス左翼の利権を守るだけ。異次元の不思議な国だ。
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WBC豪州戦
2023 MAR 13 1:01:37 am by 東 賢太郎
今日こそコールド勝ちだと気勢が上がった。初回に大谷がライトの自分の看板直撃の3ラン。続く2回も安打の中野を送ってヌートバー、近藤の連打で2点。早くも5-0で楽勝ムードだ。先発山本は4回を1安打零封して8奪三振。後続投手も快投を見せてゲームは7-1で終了し、日本は危なげなく「プールB」1位となった。
一方、台湾で行われていた「プールA」では異変が起きていた。全チームが2勝2敗で並び、ルールで地元の強豪である台湾の1次ラウンド敗退が決まったのだ。プールBで韓国・チェコが同率3位で敗退というのも想像だにせぬサプライズだが、プールAでは結局オランダがイタリア戦に敗れ、1位・キューバ、2位がイタリアとなり、3月16日(木)の東京ドームでの準々決勝の相手はなんとイタリアになったのである。
そういう天変地異の中である。きのうの豪州戦ではちょっと気になることがあった。1,2回の押せ押せが3回の岡本、山田、中野の三者凡退で途切れ、4回は無死満塁の好機を得て大谷の押し出しで1点入ったが、村上三振、吉田ゲッツーであっけなくチェンジ。5回も中村のタイムリーが出るも1死2,3塁からヌートバー、近藤の連続三振でイケイケのムードがしぼむ。6回から9回まではチャンスらしいチャンスも作れず無得点に抑えられ、コールドゲームどころか尻切れトンボで終わった感が強い。どうも、見たことないピッチャーに勝負弱く、打ち損じてしまっている感じがする。佐々木朗希に何ら臆することなく163キロを打ったチェコの選手の残像が浮かんでくる。
細かいことを言う気はないが、それほどのこともない豪州の投手陣に対し、3番大谷のあとに続くべき村上が1安打であり吉田、岡本、山田がノーヒットでは話にならないだろう。この4人で完全に打線が途切れてしまい、スコアは7-1といっても、7点のうち6点は1~3番を打つヌートバー、近藤、大谷の3人であげており、4~7番が全く機能しなかった。調子の上がらない村上、岡本は使っても下位ではないか。振り回すだけの山川は期待できないし勝つには確率の低いホームランなんかいらない。
懸命なのだろうが勝負事は結果が出てナンボだ。他に仕事がありながらそれをしたチェコの選手の前で、一日中野球をしている者ができないとは言えないだろう。私見では4番は勝負強く臨機応変の対応ができる牧だ。そしてお家芸のスモールベースボールでかき回してしつこく得点を狙うべきだ。強力な投手陣はアメリカに劣らないが2,3点は覚悟すべきであり、同じく強力な米国投手陣からこの打線が4点取れるかというと、申しわけないが大谷さん頼みの現状では甚だ心もとない。1-0、2-1で負ける可能性が大いにある。そもそも決勝まで行けばの話だが。
豪州戦が終わったのでチャンネルを変えた。イタリア・オランダ戦だ。驚いた。強打のオランダを1失点12三振で押さえ込んだイタリアの投手陣はまったくあなどれない。見た中では2~5番を2三振で抑えたフェスタという投手の変化球はやばい、日本もそうは打てないだろう。知らなかったが、野茂英雄とバッテリーを組んでいたマイク・ピアザが監督というのも不気味であり、彼の引きだろう、メンバー表(左)を見るとチーム全員がアメリカのプロ選手であり、しかもそのうち現役メジャーリーガーが8人、元メジャーが3人、現役3Aが5人いるのだから弱いはずがない。イタリアという国名でナメたらやられる。日本の投手陣はやってくれるだろうが、打線が不安だ。投手は世界のどこへ行っても自分の型とペースで同じことをやればいいが、打者は相手投手次第で受け身だから10点取った翌日にいい投手が出てきたらあっさり完封される。その打線が豪州戦で尻すぼみだったのだから、あと3日でどこまでメンタルを含めて準備できるかに運命はかかっていよう。
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WBCチェコ戦
2023 MAR 12 8:08:07 am by 東 賢太郎
チェコ戦は10対0ぐらいだろうと思っており結果は10対2だった。しかし、中身は想定とは違った。チェコの打者の振りは強くて鋭く、当たれば軽くスタンドインの怖さがあった。守備も決して下手ではない。日本打線は先発サトリアの投じる120キロ台の直球とチェンジアップに翻弄され、いきなりヌートバー、近藤から連続三振、大谷は一ゴロで村上をまた三振。第2打席はヌートバーが一ゴロ、大谷は三球三振だった。
ピッチャーというとスピードガンがどうのと騒ぐのは野球の醍醐味を味わうためにミスリーディングである。プロ選手に聞くと、速さはガンと打席では違って見えるという。サトリアのように速くなくても何となく打てなさそうだ、嫌だなというのもある。球の伸び、フォーム、リズム、緩急、角度、顔つきとか千差万別でいろんなことがあるが数字にはならないそうだ。
たしかに160キロともなると話は別だろう。そんなのを人間が打てる方が不思議である。だから、佐々木朗希の163キロをフルスイングで引っぱり左翼線二塁打したチェコの3番、大学生のクラップにはびっくりだ。彼だけでない、日本に対して全く名前負けせず振ってきた体力、メンタルの強さはあっぱれである。
佐々木はあんまり良くなかったがそれでも11アウトで8奪三振。宮城も5回を被安打2で7奪三振の快投を見せ、全部で16三振を奪い10対2。この数字だけ見るとボロ勝ちなのだが、要所要所のプレーにそんな印象はない。野球人口7500人の国で、監督は神経科医、学生や地理の教師もいるアマチュアがこの戦いぶり。見事としか言いようもない。先発サトリアは電気技師らしい。大谷を3球三振に仕留めた〝記念球〟をもらって大喜びしたそうだがそりゃそうだ。
このチームが勝者へのリスペクトを送る。10対0ぐらいだろうと安直に思っていた僕はどっちが勝ったのかわからない気持ちになる。LGBT法案を通したい人には一応お断りをしないといけない時代になっているようだが、こういうのを日本では古来より「男らしい」というのだ。その言葉までが粉砕されかねない昨今、そのスピリットの気高さと大事さを見せてくれたチェコのスポーツマンたちに心から拍手を送った。
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WBC韓国戦
2023 MAR 11 15:15:41 pm by 東 賢太郎
昨日は朝から丸一日の仕事で昼飯ぬき。ディナーもあってWBC韓国戦は忘れていた。どうもこっちはまだ野球モードに入っていない。帰宅すると6回ぐらいで日本が爆打ちしていたが、この形勢はコールドゲームだなと思って見ていた。
コールドはやったこともやられたこともある。ボクシングならタオルが投げ込まれてテクニカル・ノックアウトということだ。まだ勝ち目はあるぞと思ってるのに「やっても100%無理よ」と勝手に権利を没収されちまうのだから男として異次元の屈辱というところである。
惜しかったがまあこのぐらいでよかった。韓国はピッチャーがちょっとまずかったかな。以前は細身のいいサウスポーがいたりして苦戦したのにどうしちゃったんだろう?
どうしてもサッカーW杯の残像がある。きのうも夜の席でドイツ戦、スペイン戦やモドリッチのシュートは凄かったなんて話題で盛り上がった。文字通り全球的なサッカーに比べると野球は米国文化圏の地区大会みたいなもんという感じは否めない。さっきコールドで終わった中国VS豪州戦なんか東京ドームの半分も客が入ってない。
いま少年だったらひょっとしてサッカーやるのかなという気がしないでもない。
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