「はやぶさ2号」打ち上げを猫と見る
2014 DEC 8 17:17:23 pm by 東 賢太郎

12月3日、平内海中温泉をあがって車で観測に絶好の場所と教えてもらった安房の高台にかけつけました。地元の方が2-30人ぐらい集まってきます。すいませんとそこの道路沿いに並ぶお家の庭に入れてもらってブルーの海を一望すると、なるほど種子島は目と鼻の先です。
おばあちゃんがあたりを仕切っていて「どうぞどうぞ、こっちのが良く見えます」と案内してくれました。
「どっから来ました?」「東京です」「ロケットはウチらなんどもこっから見てますよ。でも今日は雲もなくって、こんなの滅多ありゃしません。」
そこの地主はおばあちゃんではなく、若いご主人がいました。鹿児島出身で移住されたそうです。
「打ち上げ、13時22分だからあと5分ぐらいですね」
ご主人と話していると、むこうから猫がとことこやってきて石塀の上に寝そべりました。その顔を見て唖然です。
「ノイ、なんでお前ここにいるの?」
ノイはウチの猫です。これです。
目の前の猫はこれです。
これがノイ。
これが目の前の猫。
参りました。他猫の空似とは。それにしてもどうしてこんな絶妙のタイミングで出てくるんだろう?なにか判じ物を見せられている気分です。
「気をつけて下さい、ひっかきますよ」「いや平気です」
抱き上げるとノイそのものです。
「ひょっとして今年の4月生まれじゃないですか」「はい」
いや、あいつ、ロケット見に現れましたね。
はやぶさ2号の打ち上げはスペクタクルでしたが、僕はそれをノイ似の猫と一緒に眺めたのです。まずこれが打ち上げ直後です。真ん中のとんがった杉の直線上に噴煙が上がってます。
少し上昇したところです。
さらに上昇。ここからが速かった。
こうなってあっという間に消え去りました。
轟音はもの凄いのが2分後にきました。風圧を体ごと受け止めた感じです。帰還予定はたしか6年後でしたっけ、もう他人ごとには思えません。無事を祈っております。
以上、30分ぐらいのあっという間の出来事でしたがキツネにつままれた気分。あれはネコじゃなかったのかな?
Yahoo、Googleからお入りの皆様。
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Categories:______サイエンス, ______屋久島, (=‘x‘=) ねこ。, 徒然に

中島 龍之
12/9/2014 | 12:01 PM Permalink
またしても、東さんの神がかり的偶然、びっくりします。そっくりの猫が現われましたね。連れていった猫ではないですよね。そして、「はやぶさ2号」の打ち上げを撮影できたり、屋久島に引っ張られた旅行でしたね。
東 賢太郎
12/9/2014 | 1:10 PM Permalink
ハイ、連れ猫はしてません、模様までそっくりの別の猫です。はやぶさも猫も僕にとって突然ふってわいたようなもので確かに神がかっておりました。屋久島はまた行くしかありません。
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