Sonar Members Club No.1

since September 2012

森嶌医師の診断が下る

2017 JAN 22 11:11:50 am by 東 賢太郎

bioresドイツのRAYONEX社製の波動測定器バイオレゾナンス(右)は人体の各臓器の発する微弱電流を感知する驚くべき精巧な装置です。人間は臓器ごとに周波数のレンジは決まっており、病変があると数値がそこからはずれるので、この装置で測ることにより癌や腫瘍がどこの臓器にできているかが発見できるのです。友人がマーカーにひっかかったと聞いて心配になり、急遽きのう大阪の守口まで彼を連れて診断に行ったのでした。

ここに書いた森嶌医師は高度な技術のいるバイオレゾナンスによる診断を行うだけでなく指導までできる免状を持った唯一の日本人医師です。

森嶌医師との会食

電極を両手首・足首に装着すれば15分ほどでデータが読み込まれます。医師が解読して全臓器の状態をわずか数分でチェックします。

まず、「尿酸値は高めですね」と聞かれぎょっとします。そうなのです。人間ドックではそれだけ必ずひっかかる。血も取ってないのにどうしてわかるの?「腎臓排泄能力、大腸の機能がやや低下、肝臓の解毒力が低下してます」「副鼻腔炎があります」「重金属(水銀、鉛、アルミニウム)はほとんど溜まってません」と矢継ぎ早に診断が出ます。

biores1さらに驚いたのは、副鼻腔炎の原因菌の特定までできてしまったこと。これは菌のサンプルが入った試験管を次々にトレイに載せ、僕の体にテンソル(右)という金属製のバネのような器具を向けて振動させ、サンプルと体の発する微弱電流の波動の共振を測定するのです。二つの音叉のように共鳴したものが「犯人」なのです。そうして何十もあるサンプルから2つの菌が特定され、それを弱らせる漢方薬と乳酸菌が特定され、錠剤が処方されました。

「腸内細菌である乳酸菌と副鼻腔炎が関係あります」と言われたのも意外であります。乳酸菌というと我々はヨーグルトの宣伝文句で「いろいろある」「おなかに良い」ぐらいのもので、これほど分類されていることもピンポイントに効能が特定されていることも、悪玉菌があることも知らないのではないでしょうか。

テンソルの運動で波動共振(レゾナンス)を感知するのは訓練がいる部分のようでこの機械があれば誰でもできるものではなく、「楽器ですね」「まさにそうです」とのこと。まったく同様のプロセスで腎臓、大腸、肝臓の機能改善薬も選ばれ、それらがすべて生薬(LPSなど)である点も特徴でしょう。ドイツ的な徹底した合理主義と東洋医学が融和した印象です。

訪問の目的であった友人の問題部位と原因は簡単に特定され、転移もないし診断により原因は除去可能であると分かったので、あとは精密検査次第で必要ならば切除すれば治るし再発もしないでしょうということ。一安心です。この「原因の特定」というのがこの治療の最も優れた部分と思料します。病変は対症療法でその臓器だけ治しても原因が根治しないと再発します(僕の鼻のように)。「元から絶たなきゃダメ」というCMが昔ありましたがそういうことですね。西洋医学の限界はそこにあるということです。

僕の方は、

「脳内のストレスの数値が低いです」

「先生、逆でしょ、僕の仕事ご存じでしょ、高いでしょ?」

「いえ低いです、珍しいですね」

という診断が最後でした。誤診?を疑いましたが、

「東さんが高いわけないでしょ(笑)」

の友人のダメ押しで観念しました。家族と猫と音楽のおかげ、ということにしましょう。

診断所要時間はわずか30分、コストは薬代込みで5万円ほどで人間ドックと同じぐらいです。処方されたもののひとつ免疫ビタミンLPS(リポポリサッカライド)は免疫細胞を強くするので病気になりにくい体になります。

こういうことですから森嶌先生の診療所は4か月待ちの繁忙状態です。昨日は学会ご出席のため休診日なのに、事態を察して僕らのためにわざわざ3時から開けて下さいました。お人柄も医療のうちです。読者の皆様で、ご本人ご家族などがもし友人と似た状況にあれば先生を訪ねられてはいかがでしょうか。

 
Yahoo、Googleからお入りの皆様

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

Categories:健康

▲TOPへ戻る

厳選動画のご紹介

SMCはこれからの人達を応援します。
様々な才能を動画にアップするNEXTYLEと提携して紹介しています。

ライフLife Documentary_banner
加地卓
金巻芳俊