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カテゴリー: ______広島カープ

広島カープは来年も勝つ

2018 DEC 3 23:23:03 pm by 東 賢太郎

広島カープにとってFAは受難の歴史だ。大好きだった江藤、川口が、それも巨人に盗られるとなってどれだけ憤慨したか。だから今回の丸騒動で彼のグッズがユニホームからサインボールまで「売り気配」になったのもよくわかる。

あれから年月を経て、いまの気持ちをというと、野球人としての丸の思い切りを見守ってあげたいのが半分、カープの奮起を楽しみにしたいが半分だ。

前々回のブログを書いていて、なぜ僕が幼くしてカープファンになり、54年もそれであり続けたかわかった。「10倍になる株」探しが生来のライフワークだからだ。タナキクマル、誠也、松山、中崎、会澤、西川、屋台骨のセンターライン・クローザー・クリーンアップにドラ1はひとりもいない。みな「10倍になった株」なのだ。これぞ僕にとって魅力の源泉だったし、これからも変わってほしくない。FAで「すっ高値の株」をつかんで大損するなど、僕の美学からは最も恥ずかしいことである。

丸が出て行ってもこの「目利き力」が健在ならまったく問題ない。若い芽を見つけ育てて大輪の花を咲かす。こんな夢のある球団はない。芽は良いのにほとんど枯らしている巨人は常勝というノルマで集客を運命づけられた球団だからそれができない。だから今回はヒールになってでも丸が欲しかった。広島はたたけば全国でスタンディングオベーションしてくれる大物悪役が現れて、むしろラッキーと思ったらいい。

丸は悪役にしてほしくない。というのは巨人の提示内容は彼が一度しかない人生でのリスクテークを促すに足るものだったと思うからだ。プロである以上、残留したとしても、毎年やることはいっしょである。ぎりぎりの努力を重ねた選手だからどこでやろうと同じという割り切りがあったと思う。ならば野球に集中できる環境が大事であり、そこを巨人は担保したということではないかと愚考する。

田中は原監督、菅野の東海大相模だし、菊池、誠也、岡田、中村祐太は東京出身、会澤も茨城だ。丸の選択の影響がないとはいえないだろうし、黒田、新井が盛り上げてくれたカープ愛だがそれだけでは難しいというのが今回の教訓でもある。私事で恐縮だが僕も入社すぐ大阪に配属になって、今も第2の故郷、仕事の原点と感謝の思いが非常に強いが、終生そこに住むかどうかは別だ。

カープの「10倍になる株」探しは続くと信じるし、ドミニカ共和国に作った日本球界史上初のアカデミーなど、その育成システムは真の意味で堂々たるグローバル戦略だ。おためごかしの海外進出ではなく、少ない資金で最大の結果を得ようという血のにじむような努力、まさに僕らが野村證券で営々とやってきた「地に足の着いた、真にリターンのある海外戦略」である。徹底的に応援したい。

 

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カープ丸選手のFA移籍について

2018 NOV 18 19:19:37 pm by 東 賢太郎

FA宣言したカープの丸の去就が注目されている。カープファンとしては複雑だがここまで努力した丸を応援してやりたいし、何人も主力選手を引き抜かれても強くなるシステムを確立したカープ球団の経営努力も応援したい。

まずFA制度についてひとこと。僕はドラフトという制度は基本的人権である職業選択の自由を侵害する憲法違反だと考えている。プロ志望届を出してNPBで働く資格を得るのはいい。それでNPBと契約して給料をもらうなら何の問題もない。どの球団に所属するかは新人の赴任地の振り分けに過ぎないからだ。

ところが実態は契約するのは球団であり、NPBは単なる業界団体なんです、12社どこに就職できるかは会社がくじ引きで決めますというのだ。全社の処遇が一律ならまだしも、本店所在地も初任給も出世や退職後の人生航路の期待値もぜんぜんちがう。このリスクを一方的に選手に取らせる仕組みは、どこから選択権が選手から球団に移るのか理論的に明確でない。

NPBは戦力の均衡を図って興行を盛り立てたいからくじ引きという偶然性の要素を求める。それが嫌なら選手はプロ野球はあきらめるしかないという別個の不均衡を生む。かような場合は経済的な補完手段しかないのが通常である。例えばドラフト会議の場において、その枠組みの中で、競合した選手は契約金をオークションにするのだ。根尾選手、巨人が3億円で落札!という風に。

かつてはそれを裏でこそこそやっていた。それでできたドラフトだろうという声も出よう。しかし3億円払ってもポスティングでメジャーに売れば20億円入るから金を借りてでも投資しようという球団もあろう。それを堂々と表でやれということ。すれば選手は職業選択の自由は放棄しても経済的に報われるからフェアだ。要するに「セリ」はいかんというなら「くじ引き」はどうなんだ、目くそ鼻くそじゃないの?という意見である。

FAという制度は、「セリ」をしないドラフトの不均衡を時間差で金銭的に解決するものだ。子供のセリはいかんが大人になればいいだろうというわけのわからないものともいえる。戦力の均衡を図るNPBの意図に反するが、球団の経営力の差で「均衡化」に反旗を翻す余地は残そう(まあ巨人のためだが)、そして選手の基本的人権を尊重したということにもしようというおためごかしだが。であるからして、選手は誰に気兼ねなく金銭重視でFA権を行使してよいという結論になるのだ。

カープファンとしては丸がそうしては困る。しかし僕は「理」で突き詰めた結論に感情で逆らわない人間だ。丸は巨人、ロッテに行ってよい(もしアフターケアを入れて最高条件ならばだが)。カープはお金でなく男気スピリットで帰って来た黒田、新井という求心力で3連覇した。それを中心で支えた丸はもう十分にいい仕事をしたし、球団は丸の引き留めで従来のポリシーを変えるリスクを冒すべきでない。丸が抜けても必ずあとは育てる実績があるが、スピリットというものは変質すると容易に元に戻らないからそのリスクは巨大なのである。

私事で恐縮だが、今になって自分の来た人生航路を振り返ると、野村をやめた2004年に他社からオファーが3つ来て、つい「他球団の評価を聞いてみたい」と魔がさした。あのとき野村では若手の台頭で居場所がなくなってきており、君が必要だという声は甘く響いた。それに乗ってしまった決断がどうだったのか、残る道を選ばなかったのだから知りようがないが、まだ選手で行けると思ったので東証1部上場企業役員の肩書だった2つはお断りして部長のオファーをとった。だから金銭ではなく仕事をとった。

丸選手は迷うだろうなと思う。でも僕らと違いプロ野球選手の実働年数は少ない。年金もない。実績なんて済んだことであって、力が落ちればご苦労さんで戦力外通告だ。だから金銭的価値での評価を絶対に優先すべきと思う。新井は居場所がなかったし黒田はすでに超富裕層だったのだ。男気は関係ない。お金は天から降っては来ません。男は稼いでなんぼの世界でプライドをかけて戦っているのです。君が必要だという甘い声は無視。金があればそこから先はどうにでもなる。もちろんカープも含めてドライにクールに条件だけで決められたらいい。

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白熱の延長戦2試合をみる

2018 OCT 28 1:01:33 am by 東 賢太郎

大正13年生まれの親父の94才の誕生日でした。杖ついて一人で歩くし頭はクリアでスマホを駆使してニュースから株価まで詳しい。焼き肉が食いたいというので行くとけっこう食べる。膝が痛いんだよもう年だねなんていうからそんな年だと思ってないんだろう。こっちだってこのところ膝が痛いし、とてもあそこまで生きる自信はありませんね。

そんな日に延長戦の凄いのを2つも見るなんて。思い出というとシカゴのリグレー・フィールドで観戦したカブス対マーリンズの延長16回があります。サミー・ソーサの場外ホームランがあったり凄い試合でしたが、終わったら夜中の1時を回っていてタクシー乗るのに苦労しました。アメリカ人と二人だったから良かったが、一人だったらちょっとやばかった。

野球というのは思えば27アウトとられるまでは夜中どころか何日かかって打っていてもいい恐ろしいスポーツです。ご先祖様であるクリケットがそうなのです。だから27アウトとって決着つけるまでやる。選手使い切って投手が代打に出たり野手がマウンドに登ったりして見世物として価値があろうがどうだろうが、それが原則なのです。

きのうのドジャース対レッドソックスのワールドシリーズ第3戦はWS史上最長の7時間を要した延長18回、3-2でドジャースの勝ち。楽しめましたが見るだけで疲れます。そうしたら夕方に始まった日本シリーズの方まで延長12回の2-2のドローなんてことになるではないですか。ドローねえ。「それではこのへんでぼちぼちお開きということで・・・」。お開き。何とも日本的ですねえ。

カープは勝てる試合だったのにどっと疲れてしまった。初回に菊池が千賀からホームランで機先を制し最高のムードで2点をとる。しかし野間や会澤が好機で外野フライすら打てず、無安打で来ていた大瀬良を援護するどころか松山が草野球のおじさんかと見まがうエラーで2点を易々と献上してしまう。この引き分けは負けに等しいですね。

ソフトバンクの投手陣の厚みは手ごわい。先発もそうですが後ろの方もコマがそろってます。守備は盗塁殺が2つあってこれも手ごわい。打力のチームと思ってましたが実は守り勝つ野球だったんですね。カープは菊池と松山以外はぜんぜん打てず田中と会澤なんて飛ぶ気配もなし。8投手が頑張って何とか引き分けましたが後半は押されっぱなしだ。

明日勝たないとそこからのヤフオクでの3連戦が危うい感じがするなあ。もし負けるとそのまんま4つの電車道?見たくないなあ。日本シリーズ初戦での引き分けは3度目で、全て広島が絡んでいるそうです。過去2度は75年の阪急3-3広島、86年の広島2-2西武。広島はこの2度のシリーズでは日本一を果たせなかった。

3度目の正直を信じよう。丸と鈴木ですね、この二人が打たないと火がつかない。期待してるよ。

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僕の運命を変えた広島カープ

2018 SEP 27 23:23:51 pm by 東 賢太郎

カープファンになったのは1962年(昭和37年)のことです。56年間もカープ戦に一喜一憂してきたことになりますからもう人生の重要な一部です。海外にいた16年間は、まだまだ日本の出来事は翌朝の新聞で知るというまだるっこしい時代でありました。朝一番に経済欄ではなくスポーツ欄から読むのでこっぴどく叱られましたが、気になったままでは仕事になりませんと臆せず正論を吐き日課にしました。緒方、前田、金本あたりはそのころ活躍してましたが、だから姿はあまり見てないのです。新聞を見てよく打っとるなあ、いいのが出てきたなあと球場のシーンを想像してわくわくしてました。

大学2年の夏に九州旅行をした帰路のことです。博多からひとり新幹線に乗ると、網棚に読みさしのスポーツ新聞がありました。それがなければまさか広島であてもなく途中下車するなど考えつきもしなかったでしょう。ところが紙面に小さく「広島・ヤクルト(市民球場、18時)」とあった。これが運命を変えました。矢も盾もたまらず降りてしまい、試合後はユースホステルに頼みこんで泊めてもらったのですが、翌朝、たまたまそこの食堂で目の前に座った女性がのちに妻になったというのは偶然にしても話ができすぎでしょうか。

家内も僕も広島になんの地縁もないのだからこれはカープ大明神のお力だったに違いなく、そもそも昭和37年のご時世に東京生まれの小学生がクラスでいじめられるの覚悟でカープファン宣言の狼煙をあげたこと自体が今日を予見した大明神様のお計らいだったと考えられるのです。だから子孫たちは我が身あるのもお陰様と僕の仏壇にカープの球団旗ぐらい祭ってくれてもバチは当たらない。もちろんひとりぐらいは入団してもらわないと困るしウチは爺ちゃんも野球だし血筋はある、ぜひお願いしたいところです。

その日の試合はどうだったか?勝ったんです、前年初優勝してその年は3位でしたが、山本浩二、衣笠、ホプキンス、シェーンがいて強かった。これを3塁側内野席、ベンチあたりのいちばん上の方で見せてもらい感激でした。得点は忘れましたが9回裏にキャッチャーの水沼が左中間2塁打を放ってサヨナラ勝ちでしたね。初めてのカープ戦、初めての市民球場、初めて踏んだ広島の地、それにしてもあの日はなんだったんだろう。

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カープ優勝おめでとう !

2018 SEP 27 0:00:31 am by 東 賢太郎

今日は素晴らしい日で、6月から悩まされていた懸案の仕事が片づき、パソコンがなおり、N響ですばらしいハイドンを聴き、布団乾燥機がはいり、そしてついにカープが3連覇を達成しました。プロ野球のビールかけって本当にいいですね。これはどこのチームのを見たって、修羅場をくぐった人たちの解放感と笑顔が最高です。人が底抜けに喜んでるのを見ると、こちらもそれをいただいて嬉しくなってしまうのですね。

カープはプレッシャーもあったろうし苦労した時もありましたが、よくやりました。強くなってるなあと感心します。9連覇の時の巨人以外に3連覇したチームはないのだからすごいことですよ。ピッチャーが苦しかったけど、そこで打ってくれる打線を見て奮起してぎりぎりのところで踏ん張ったし、新しい人たちががばって急場を支えたのも頼もしかった。高校野球みたいな投打の一枚岩の信頼感は黒田、新井の財産かもしれませんね。広島のみなさんは災害もあって今年はつらかったでしょうが本当に良かったですね。おめでとうございます。

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サヨナラ試合2つの贅沢

2018 SEP 5 1:01:43 am by 東 賢太郎

これだけ面白い試合を同時に放送されても困る。広島・阪神とヤクルト・中日でした。BS CSを1分おきに行ったり来たりして、しっかり見ましたサヨナラ劇ふたつ、2倍の興奮!

今日は東京も台風を警戒して早めに会社を出ましたが大井町線が一時強風で止まるほどでした。雨はないのに千葉マリンは中止。神宮も無理かなと思ったらなんとやってました。9回裏で9対3、そこから6点取って同点は凄すぎ。これは去年の広島がヤクルト相手にここでやった「七夕の悲劇」と同じ点数です。2死から打った大引おみごと。そして11回、代打上田が今季1号サヨナラ3ラン。かっこええなあ~。
そしてこのゲームと同時に進行していたマツダスタジアム。こっちはメッセンジャーとジョンソンで始まって4対4のまま延長へ。9回の能見の渾身の148キロ外角低め、おっさん頑張ってるあれは打てん。甘い球オンパレの桑原に鈴木誠也が大振りで凡退。こりゃ浮ついてるぜだめかなと思った12回、抑えのドリスから先頭の代打小窪がヒット、おっさんこれほめてやりたいなぁ、そして2死3塁から菊池が冷静に右前サヨナラヒット。かっこええなあ~。

カープ7連勝でマジックは12ぐらいかな(もうどうでもいいや)。チーム一丸を超えてまるで高校野球、みんなが信頼しあって盛り上げて投手も野手もなし。打つは守るは走るはで今年の大阪桐蔭状態です。パリーグはどこが来るかな、順当なら西武でしょうが投手力でいうとソフトバンクがいやですね。打線は水ものだしカープは先発も枚数が足りんし後ろのピッチャーが不安なのです(今日は良かったが)。

きのう某野球人と食事して球界裏話あれこれききましたが、まあ人間だからいろいろあるわな、プロ野球選手は大変だな天才ばっかりが人生かけて命削ってやってるんだから、何億円もらおうとね、あったりまえよそんなの。僕の仕事に天才なんてひとりもおらんよ、みなさんがその勢いでやればこんなの苦も無くできるもんよ。

サヨナラ2つも見れて野球の神様に合掌しました。テレビ見るだけでこんな感動もらえて、なんてめぐまれてるんだ、やってる人にも合掌。

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甲子園ロスを吹っ飛ばす広島サヨナラと日ハム・宮台投手

2018 AUG 23 22:22:46 pm by 東 賢太郎

野球ばかりになりますが、TVで何気なく見ていたマツダの広島 ヤクルト戦、 4回までに山田の満塁ホームランなどで7対0のボロ負け。9対5まで戻した9回裏、ヤクルトは盤石のクローザー、金足農業出身の石山がマウンドに上がる。マジック出てるし台風きてるし、まあ早く終わろうやという成り行きでした。

ところが野間が内野安打、バティスタが中前安打から3番・丸がセンターに同点スリーラン。よもやという異様なムードの中、4番・鈴木誠也がレフトにサヨナラホームラン。解説者も絶句の幕切れとなりました。去年の七夕の奇跡はたしか6-0を最終回にひっくり返しましたが、今日は7-0からでした。

カープは今年は投手がぜんぜんだめで、それでもぶっちぎり首位なのは打ち勝っているからです。何といっても、OPS(出塁率+長打率)で丸が1.137で鈴木誠也が1.105でセリーグ1位、2位と驚異的であり、3位以下が順番に、

山田、バレンティン、筒香、ビシエド、坂本、糸井、宮崎、岡本、平田、福留

だから、いかにカープのクリーンアップの破壊力と投手へのプレッシャーが半端でないかおわかりでしょう(1.0以上は山田まで3人だけ、パリーグは山川、近藤健介の2人だけ)。1.1以上となると歴代最強バッターの数字であり、ちなみにベーブ・ルースの生涯OPSが1.164です。うれしい悲鳴です、今年FA取得の丸はメジャーも参入して3年で15億円ぐらいの契約が出ておかしくないでしょう。カープは払えないでしょうね、たぶん。

もうひとつ、日ハム対ソフトバンク戦は東大法学部卒の宮台投手が初登板、初先発でした。4回2/3で4安打6四死球3奪三振の自責点2はまあまあだったでしょう。コントロールがだめで高めに抜けましたが135キロ程度でも中村晃が差し込まれてファール連発だったのでOK。大学では150キロを記録して早大戦で13奪三振があったので、こんなものではない。特に松田を2三振に仕留めたのはあっぱれ、日ハムもドラ7でこの左腕がとれたのはお買い得だったかもしれません。

今日は2つもいいものを見せてもらい、甲子園ロスが吹っ飛びました!!

 

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ビバ、千葉ロッテマリーンズ

2018 JUN 5 7:07:01 am by 東 賢太郎

日曜日はいろいろ訳があってzozoマリンスタジアムに行った。千葉ロッテマリーンズの本拠地でデーゲームの広島カープ戦である。京葉線で海浜幕張駅へ向かったが車内は赤いユニフォームであふれてる。背中にはMARUやKIKUCHIはもちろんKURODA、MAEDAも健在で、中にはAMAYAもいたりして渋い。カープファンの数も凄いが、なかなか層も厚くなっているのだ。

バス乗り場はぎっしりの人であり、時間もあるし歩くことにした。陽射しは真夏並みだ、日焼け止めクリームを腕と顔にたっぷり塗り込んで15分ほどでスタジアムについた。

おかげさまで最高の席をいただいていた。投手のコーナーワークが見えるぞ!午後2時にプレーボール。先発はロッテが2年目左腕・土肥、カープは九里である。

正面からの陽射しは半端でなかった。風はレフトからライト方向。ドーム球場とはコンディションが全く異なるが、思えば選手はみんなもと高校球児でカンカン照りにも風にも強い。腹がへっており、さっそく「最後の一つですよ、これで売り切れで~す!」につられて購入した「マリーンズ洋風幕の内弁当」をいただく。東京ドームだと2千円近いが千円であってあんまり期待しなかったが、うまかった。

この時点でもちろん1杯目のビール(700円、ドームは800円)を飲んでいる。我々の席がネット裏ど真ん中で、ここを境目に左側がレフトスタンドまでビジター側なんだろう、見渡す限り真っ赤である。

このへんでノドが渇いてきて2杯目のビールが空になった。酒は弱いのにいくらでも飲めそうだ。これは4回、打者は3番・丸、投手は2番手の阿部だ。

「おい暑いな、アイスほしいな」、しかしアイスは売り子が持ってない。しょうがない、ハイボールいこう、氷たくさん入ってるし。

いよいよ6回、打者は4番・鈴木、投手・南。この球でライトフライだった。このへんから酔いでかなり意識は朦朧としてきている。この裏に先発・九里をロッテ打線が井上以下の4連打でKOし4点をもぎとった。ロッテ応援である、気分は高揚していた。

その勢いでレモンチューハイをいったような気がする。ついに7回表のカープの風船がこんな画像になってしまっていた。

こんどはその裏、ロッテの番だ。

試合は7-5でロッテの勝利。3連戦で2勝1敗だ。8回にスコアボードを見てYくん、「広島は3割打者が5人もいてロッテは1人ですね、ホームランは34本と9本ですよ、ずいぶん落ちますね」「そうだね、でも打ち勝ってるだろ。打線の破壊力の印象は両チームそう変わらないよ、ということは逆にパリーグのピッチャーの球が平均的にいかに強いかって考えられないか」

「パリーグはね、DHで打者が9人出れるだろ、セリーグより一人多く野手のレギュラーを育てられるのよ。その積み重ねの厚みの差はでかいよ。だからそれを抑えなきゃいけない投手も育つ。ロッテは4位だよ、広島は4.5ゲーム差でぶっちぎりの首位だよ」

こういう話で酔いがさめる。Yくんが買ってきてくれた氷イチゴとシークワーサーのソーダですっきりだ。投手の打席がらみのセコいバント戦術や、好投して替えなくてもいいのにチャンスになってしまい代打ですとか、どうもセリーグの野球はせせこましい、面白くない気がしてきた。投手のへたくそなバントなんかよりDHでいいから清宮みたいな伸び盛りが見たいよなあ。ちなみにロッテは2千本安打目前の福浦がDHに入り、1977本目のヒットを打って球場は大いに沸いた。完全に気分一新できたすばらしい一日だった。

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5番サードきぬがさ 背番号3

2018 APR 25 23:23:22 pm by 東 賢太郎

先日息子が93になる親父を東京ドームのカープ戦に連れて行って「広島に龍というピッチャーがいてね、サインをくれてそれであいつはますますカープに入れ込んだんだ」ときいてきた。そういえば小学校のころ部屋の壁に龍憲一のサインを大事に貼っていたのを思い出した。

あのころカープは打線が非力で、巨人の堀内に3打席連続本塁打された挙句にノーヒットノーランを食らった。当時のテレビ中継は9時で終わったものだから、僕はニッポン放送ショウアップナイターを聞きながら「打ってくれ、頼むぞ」とひとり天に祈っていた。部屋は消灯していた。その漆黒の闇と重なって強烈な屈辱の記憶として残っている。

当時のカープで本塁打を打ちそうなバッターというと山本一義、藤井、興津、大和田、それから移籍組の山内ぐらいで、まあそれもたいしたことない。下位打線は超貧打で好投手が出てくると内野も超えない雰囲気すらあった。それに何年も耐えて報われない応援をしてきたものだから、中学あたりになって衣笠、山本浩二がクリーンアップに定着して本塁打をばんばん打ちだしたことなど夢のようだった。

4番センターやまもとこうじ、5番サードきぬがさ・・・

アナウンスが耳に焼きついている。いつもフルスイングだった衣笠のホームランは打った瞬間にわかる痛快な当たりが多く、しかし打球の鮮烈さのわりに大仰なガッツポーズはあまりなく、ダイヤモンドを周回する姿はどこかストイックな謙虚ささえあったように思う。それでも打席では誰も打ててない投手からガツンと一発いきそうな気迫があり、何度も留飲を下げてくれた偉大な打者だ。あの堀内のノーノーの試合に出ていたのかどうか、あの時点でまだ若かったが、もし後年の衣笠だったら彼こそが打ってくれたはずだと思わせてくれる稀有の強打者だったのである。

彼は平安高校からキャッチャーで入団して、すぐに肩を壊した。米軍キャンプのバーに入りびたって自暴自棄の時期もあったときく。巨人や阪神のようなスターぞろいの球団ならそこで終わってしまっただろうし、貧乏で貧打の広島という球団でなければ関根コーチをつけてあそこまで期待をかけて育てなかったように思う。いいチームに入ったし、つかんだ幸運を真摯な努力でものにした人だった。運はきっと誰にも平等に来ていると思うが、ものにした人だけに来たように見えるというものだ。

東京六大学のスターで後から入団してきた同期の山本浩二に強烈なライバル心を燃やしたそうだ。苦労人ならではの自負だ、当然だろう。そこからお互いに意識してしのぎを削る競争となり、お互いが欠点を補って強いところを強くして高いところに昇って行った。これがヘーゲルのアウフヘーベン(止揚)、弁証法的発展だ。そしてその結果として広島カープも高いところに昇っていき、昭和50年にとうとう優勝してしまう。僕が小2でカープファンになって、龍憲一投手のサインをもらってから13年後のことだった。

そこまでの劇的に弱かったカープを知らないファンは鉄人と呼ぶが、13年の辛酸をなめた僕にとって衣笠祥雄さんは救世主だった。心からの感謝を込め、ご冥福をお祈りします。

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予想屋ではないけれど

2018 APR 24 0:00:15 am by 東 賢太郎

僕は予想屋ではない。仕事ではわからないことはいっさいやらない主義だから予想というものは不要だ。いっぽうブログは仕事でないので気軽にたくさん予想するが、下手な鉄砲でどれかは当たるという仕組みになっている。

しかし、昨今、その「当たり」が有難くないほうばかりに偏ってきていてどうもよろしくない。例えば今年の3月25日に東京ドームで巨人対楽天のオープン戦を観戦したブログにこう書いた。

オープン戦は当てにならないが、見る限り中日も良さそうで、去年お客さんだったこの2チームが復活するとカープは場合によってはAクラスも危ない。今日SBに逆転負けして5連敗だが、投手がいない。僕は去年は岡田、薮田が出来過ぎだったと思っており、それは黒田効果の余熱だったと考えている。熱は残ってるのだろうか。大瀬良も打たれ九里もだめで先発はジョンソンと野村だけだ。中継ぎもジャクソンが危ないしカンポスはどうも中途半端だ、もっといいのがいなかったのか。抑えも中崎だけだがサファテ、カミネロのウルトラ・パワーに比べるとどうだろう。打線は鈴木誠也次第でそれなりに点は取るだろうでが、投手力は大いに不安があるのである。

きのう、カープはついに中日に3連敗を喫し、薮田は3連続四球でKOだ。岡田もパッとしないし大瀬良は3点は覚悟のピッチャーに落ちた。野村は打撃投手みたいに打たれ、ジョンソンもかつての勢いなくジャクソンは中継ぎ失敗続き、カンポスは影すらない。故障者が復帰すればソフトバンク並みと思われるDeNAが走りそうだし、お客さんの巨人、中日に食われれば4位がいいところだ。

まあ野球などかわいい。問題は北朝鮮だ。去年の5月22日に書いたこれが当たってしまいそうでぞっとする。

金正恩のさらなる高笑い

こっちは去年の5月26日の投稿だ。そのころ、まさか天下の財務省にまで飛び火しようとは思わなかったが・・・。どうしてこういうことが起きたか、ここに書いたことが巷で言われだしている。

加計学園問題を注視すべき理由

最後に、ひとつだけ明るい話題。これがこんなに早く適中するとは!!!大谷君、日本を背負ってるぞ、頑張って。

「エースで4番」とはなにか?

 

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