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鳥取テルマエ・ロマエ

2013 SEP 4 22:22:03 pm by 東 賢太郎

先日、メンバーの中村兄がブログで77のスコアを出したというのがあった。自分のべスグロは75だがこれは15年前だから弱冠?43歳だった。まだ飛距離もあったし寄せなどの小技もさえわたっていて、あの頃の自分に戻れる気は到底しない。だから大変な偉業と思う。

一昨日、お客様のM社長に税理士のN先生と一緒にご招待されて鳥取で久々のゴルフとなった。朝6:40羽田発の全日空に乗ると8:56スタートでゆうゆうと鳥取でゴルフができてしまうのだからびっくりだ。先週買ったばかりのおニューのドライバーとアイアンは一度も振らずに宅急便で送った。なんともレイジーなゴルファーだ。鳥取カントリー倶楽部吉岡温泉コースは海を見おろす絶景の1番からスタートである。雨は上がっていて晴れ男ぶりを誇ったのもつかの間、やはり天気予報どおりにぱらついてきた。

そのうち5番あたりで雨足が強まり、7番あたりでバケツをひっくり返したような大雨になった。日本でこんな豪雨でゴルフをやるのは初めてであり、それでも雷の気配はないので結局18番までやった。もちろんゴルフ場貸し切り状態であり、スコアは堂々の103であった。ゴルフというのは天気や風のせいにしてはいけないのだ。最近、晴れていても平気で100行くことがありそれでも何の悔しさもなくなっていたが、この日は楽しかったがちょっと悔しくもあった。同輩のおかげと思おう。

今日も同じコースで10:00スタートの予定だったが、豪雨で緊急避難命令が3回もスマホを鳴らした。さすがにやめようということになり、昨日やった「勉強会」の続きになったからそれはそれでよかった。お昼は大変おいしい但馬牛のステーキをいただき、せっかくだから銭湯どう?とM社長に薦められ、社用車をお借りして先生と2人で行った。市内のど真ん中である。いやあ、銭湯なんて何年ぶりだろう。わくわくしながらのれんをくぐるとそこは昭和だった。いるのはおじいちゃんばかりだ。この真っ昼間から我々ごとき”若僧”の来る場じゃないんかなという目線もある。

入湯料350円、貸タオル20円、石鹸20円。この値段だってなんとも昭和の匂いがするではないか。番台のおばちゃんにシャンプーもある?といったら、これも20円だ。ちょうどあがってきたおじいちゃんが「半分残ってるよ」とくれた。銭湯といってもれっきとした温泉で、43度ぐらいの熱めの源泉がかけ流しの立派なものだ。10分ももたずに汗だくになってふーふー言ってあがった。ふと壁を見ると、麗々しく貼ってあるのは『テルマエ・ロマエ』のポスターだ。あの映画は飛行機の中でけっこう笑ったっけ。うん、このレトロな風景はあれにちょっと似合うかもしれない。そこに黒塗りのベンツで乗り付けた僕らもローマ人なみに浮いていたのだが。

 

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