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僕の主治医である神山先生

2017 FEB 23 2:02:54 am by 東 賢太郎

以前に書きましたが神山先生の漢方薬を2004年から朝晩欠かさずいただいています。野村を退社してみずほに移籍し、ストレスのせいでしょうかつてない体調不良に見舞われました。症状は風邪でしたが発熱が医者にかかっても治らず、これはまずいと知人の紹介で仕方なく門をたたいたのが神山研究所だったのです。

当時は漢方など知る由もなく半信半疑です。大した診察もなく「煎じ薬あげるから飲みなさい」だけでおわり。正直のところこりゃだめだと思っていました。ところが黒くて苦い液体をコップ一杯言われた通り飲んで寝ると、朝には体が軽く熱はさめ一発で治ってしまった。これは何だ?ということになったのです。

毎月1,2度行きますが、まず背中に鍼をうってもらいます。これがどういうわけか効いて高校生のような若返った気分になる。それから薬草を5~6種類(なんだかさっぱりわからないが)当方の顔色など観てその時々に調合してくれます。これが未病といって病気にならないための免疫力をつけてくれるのです。

中国の薬草学の集大成、黒い液体の効能でそれが悪いはずないと体が悟りましたが、彼は毎年5,6月にドイツやハワイに治療で呼ばれています。米国は制癌剤投与はもう下火で最先端の論文は免疫療法が主流とききます。中国の未病という発想が源流になってコペルニクス的転換が起きていると思われます。

欧米は医療は「治れば勝ち」という発想です。しかし丸山ワクチンの例のごとく日本は「学閥」と「医者が何を学んだか」が支配している気がします。当然それは旧来の対症療法の発想による西洋医学なわけで、本家の西洋医学が東洋流の未病に発想転換してもついていけないのではないかという危惧を覚えます。

先日書いた大阪の森嶌先生のように既にそれに気づいて転換している方もおられますがまだ少数でしょう。本家本丸の先生方ほど学んだものを失いたくないから遅れるリスクが高い。付け焼刃的に「漢方も処方します」ではない、優秀な医師こそ「治れば勝ち」の競争に先陣をきってもらいたいものです。

2004年以来、冬に必ずひいていた風邪とおさらばしました。龍門気功の大家をそう呼ぶのも申しわけないが、先生は大事な友人であり僕の主治医である。最高の技術でその信用に信用で返してくださる。こういう関係こそ最も盤石であり、僕が最も大事にする人間関係です。

本来なら日本に来ないレベルの漢方医がいてくれるというのは大変なことなのです。彼が日本で弟子を育成するなどして本物の未病療法を日本で根付かせることは難病の患者さんの朗報であって、サポートしたいと思っています。

 

 

 

 

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Categories:健康

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