広島カープにマジック33が点灯
2017 AUG 9 1:01:44 am by 東 賢太郎

早いものです。もう出てしまいました。マジックナンバーそのものはいいです、単にカープの勢いの象徴ですから。負けないですね、それが勝負強いということでしょうね。2年前まで勝負弱さの見本みたいだったチームがどうしてこんなことになるのか、謎です。僕の想像できる域を超えてる。ハーバード・ビジネススクールの教材にしたらどうかとまじめに思います。
思えば2年前の黒田、マエケン、新井を擁しての弱さも想像を絶するもので、あそこで落っこちた謎の要因が今年はプラスのベクトルに転じて倍返ししたということかもしれません。いずれにせよ、どっちも謎であります。
強打線といいますが今日の中日戦、先発の22才、鈴木翔太に7回1死までノーヒット・ノーランでした。今年はキャンプ中継をこまめに見てこの聖隷クリストファー高の鈴木は嫌だなと思ってた一人で危なかった。1点取ったはよかったがゲームは1-1で延長になって結局引き分けでした。でも結果はいいのです。
凄いと思ったのは8回の中崎から1イニングずつ投げた今村、中田、一岡、ジャクソンで5回を1安打完封9奪三振だったことです。延長に入っての3人は2,2,3三振(9アウト中7個が三振)、この3人のストレートは強烈だった。これで中日は負けてないのに「フォール負け」した感じになったでしょう。
猛暑で打高投低が定番の時期です。それも大島のような絶対三振取れなさそうな打者から2つ、こういうのを目撃してしまうともうどうしようもないとプロでも相手はビビるんだろうなあ。それが積もり積もって相手はカープ戦というと心理的に引いてしまいミスするから勝てる、好循環ですね。
夏の甲子園も開幕しました。今年は6,7月と仕事が山場で、暑くなってからここまでやけに長く感じました。例年ここに至ると高校球児の姿に元気をもらって暑気をはらうのですが、もうカープに十分もらってしまってお釣りがきそうであります。
追記
この試合、中日森監督が前日に娘さんを亡くしての指揮とは知りませんでした。同じ62歳。言葉がありません。
ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。
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中島龍之
8/10/2017 | 10:31 AM Permalink
広島は、一昨年、黒田、前田で優勝するべきところ失敗し、無理と思われた昨年優勝、今年は落ちてくる思ったら、まさかのぶっちぎり優勝の予定、私の予想を裏切り続けています。緒方監督の手腕を認めざるえませんね。