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ウィーン弦楽四重奏団をきく

2014 NOV 21 0:00:47 am by 東 賢太郎

紀尾井ホールで午後7時より、

モーツァルト      弦楽四重奏曲第17番変ロ長調K.458 「狩」                   同                ピアノ四重奏曲第1番ト短調K.478 (ピアノ・遠山慶子)         シューベルト     楽四重奏曲第14番ニ短調D.810 「死と乙女」

をウィーン弦楽四重奏団で。

僕のドイツ時代のウィーン・フィルの首席クラスの人たちでしょうか。あの音がしました。若手の活躍めざましいカルテット界でこういう大らかなアンサンブルは久しぶりであり、立ち居振る舞いもウィーンの人だなあという感じ、なつかしかったです。

細かいことは気にせずなんとなく合奏になってしまう。少々の乱れも本家本元の風格で一顧だにせず乗り切ってしまう。モーツァルトやシューベルトの時代の演奏はむしろこんなものだったか。精密機械のような演奏よりはふさわしい気がするのも不思議でした。

プロ野球でいうとマスターズ・リーグという風情でしたが、こういうオケージョンで技術的なことをああだこうだ言うのは野暮というものでしょう。遠山さんのベーゼンドルファーの響きがとてもモーツァルトにマッチしてました。アンコールはモーツァルト19番のアンダンテ。

先日コメントをいただいて久しぶりにお会いした山口さん、今度食事でもしてじっくり株の話をしましょう。

 

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Categories:______演奏会の感想, クラシック音楽

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