クリーヴランド管弦楽団演奏会を聴く(天皇、皇后両陛下ご臨席)
2018 JUN 3 0:00:35 am by 東 賢太郎
ベートーヴェン
「プロメテウスの創造物」作品43 序曲
交響曲第1番 ハ長調 作品21
交響曲第3番 変ホ長調 『英雄』 作品55 (サントリーホール)
フランツ・ウェルザー=メスト(指揮)/クリーヴランド管弦楽団
まったく関係ないが、金曜日は東京ドームで日ハム・巨人戦を観戦し、清宮幸太郎の弟・福太郎くんに会った。早実の中等部で投手だそうだが兄貴にそっくりで体格も立派だ。兄は今は二軍であるが前日に本塁打を2本、この日も1本打ったそうで、兄弟楽しみである。
さて今日はサントリーホールでベートーベン・チクルスが始まった。フランツ・ウェルザー=メストはチューリッヒ勤務時代のオペラハウスの音楽監督であり、ずいぶん聞いた。懐かしい。「ばらの騎士」「ホフマン物語」が特に印象に残っている。
1番が終わって休憩後に席に戻ると右手2階席にずらっとカメラが並ぶ。何かと思ったら天皇、皇后両陛下がご入場になり、我々からわずか7,8メートルの席に座られびっくりした。英雄だけ聴かれたわけだが、ウェルザー=メストとは親交を重ねられてきたらしい。
オーケストラもご臨席をわかっており、終演後に舞台袖から両陛下を撮影する楽員もあった。こちらもはからずも人生初の天覧演奏会となったが、これだけお近くということ自体が初めてあり、熱演だったエロイカもさることながら両陛下にお疲れ様の気持ちも込めて懸命に拍手させていただいた。
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