外野に2本しか飛ばない広島カープ
2026 JUN 12 3:03:23 am by 東 賢太郎
今年の交流戦も残りひとカードになった。 12球団中11位の広島カープがパリーグ首位の西武に勝とうはずもない。しかし、ここまでひどいと二の句が継げない。まるで1軍と2軍の試合だ。弱い。本当に弱い。
4対1だからそこそこ競ったゲームに見えるが、ご覧の通りカープは1安打である。平良の暴投で1点入ったので騒ぎにならなかったが4人の継投であわやノーノー。かたや4番のネビンを休ませ余裕のライオンズはあまりの楽勝にファンが湧くこともなく淡々と終了。ある意味、非常に不思議な試合であった。
投手はこうだった。
カープの一本は8番打者勝田(新人)の内野安打で外野に飛んでない。驚くなかれ、9イニングで外野に飛んだのは坂倉と石原のセンターフライ2本だけ。レフトとライトは無人でよかった。DH制で27アウトに投手はいない。ベンチの動きもなく、先発野手9人の交代は代走1、代打1のふたりだけ。ということはベストメンバーでのぞんでいたと解釈せざるを得ず、要するに、打つ手もないまま力でねじ伏せられたフォール負けである。
プロの試合でこんなの初めてだ。解説者も番組を盛り下げてはいけないと忖度したのかそれにふれない。カープはゾンビタバコ事件がどうのと言われてるが、自業自得の始末でこんな試合をやっていたならプロ野球の存亡に関わる。
明日から、いよいよ待ちに待った楽天イーグルス戦だ。12球団中11位と12位の名誉をかけた激突! 雌雄を決する注目の大一番である。負けた方は、くふうハヤテ、オイシックスの勝者と入れ替えにしたらどうだろう。
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東 賢太郎
6/12/2026 | 1:54 PM Permalink
好対照なのが阪神タイガース。ソフトバンク戦の熊谷の二盗アウト判定だ。球場で放映されたビデオはどう見てもセーフだが、長いリプレー検証の結果はやっぱりアウト。抗議して退場になりホワイトボードを殴って壊した藤川監督に大人げないという声もあるが、あれでひき下がったら選手の士気に関わるほど不可解な結末であった。すると藤川をかばうためだろう、阪神球団が別なビデオがあったのかとまさしく正鵠を得た質問状をNPBにたたきつけた。誠に適切な判断と思う。阪神は球団経営者、フロント、監督が現場と一体になって戦っている。当然だろう、阪神球団は阪神電鉄の子会社、阪神電鉄は上場企業である阪急阪神ホールディングス株式会社の子会社である。阪神ファンの株主が総会で怒ればホールディングスの社長はクビになることだってあり得るのだ。広島カープはノーノーされようが惨めに負けようが、松田家が支配株主でガバナンスは安泰だ。この差は民主主義国家と独裁国家のモデルに当てはめればよく理解できるだろう。