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カテゴリー: ソナーの仕事について

ソナーの秘書について

2018 FEB 9 1:01:14 am by 東 賢太郎

ソナーで求人を出しました。小さな会社にもかかわらずたくさんのご応募を頂戴しており、当社にご関心をもっていただいた応募者の方々には心より感謝申し上げます。業務量の拡大に応じてマネジメントを含めて数名増員しますが、秘書は重要な採用となります。単なる事務職でなく名実ともにセクレタリーと考えており、長く勤めていただきたく思います。

人の脳はメモリーを食っていると重くなるのはパソコンと同じです。それをうまくアンロードしないと次に進めず、業務効率が落ちます。秘書にお願いしたいのは機密事項から庶務的な事務に至るまで、当方が気にかけなくても日々の仕事が回るようにすることです。それを工夫してストレスを軽くしてくださる方が望ましいということになりましょう。

当社は海外を入れて実働5名で総額180億円のディールを回しています。業界を良く知る方ほど信じられないでしょうが、4つの専門家集団にバックアップ機能をアウトソースする信頼関係があるからできます。この経営は意図したものではなく、創業より7年かけて偶発的に生まれてきたものです。所有するより固定費が軽く案件対応へのフレキシビリティが高いことが絶対の利点です。

僕は「のれん」「得意技」は作らない方がいいと考えています。「ツボに来ればホームラン」より「どこに来ても3割」の方が生き残ると思うのです。企業は大きくなると創業者の個性が薄れて現状維持が目的となり、固定費が高いと変化のコストが高くつきます。しかし逡巡すると時代に取り残されて自滅しますから余分な経費がますます業績を圧迫します。経営がそれを収入増で回避しようとすると現場に歪が現れ、不祥事につながったりするのです。

規模の大きさにメリットがなくなると業績が頭打ちになって社内に夢がなくなり士気が落ちます。小さいことの良さは柔軟さだけでなく、常により大きなディールを追って自己実現する夢、わくわく感を少人数で共有できることなのです。だから僕はソナーという「核」は正社員10名前後で抑えたいと思います。常に小さくいたい。この本丸が100名の専門家アウトソーシング部隊を案件の特性に応じて指揮する能力を装備すればいいのです。

4名の社員がプロフェッショナルに効率的に持ち場をこなしてくれていることは間違いありませんが、増員するとどうかわかりません。初めて内部管理機能が必要となるなど、第2の創業期を迎えると思います。もとより核のまた核である僕自身が求心力を失ってはなりませんし案件は次また次とソーシング(発掘)もしなくてはなりません。それに要する精神的エネルギーは甚大であり、ストレスは敵なのです。

ご入社になって、当社が何をしているかすぐに分かる人はこの業界でプレーしたことのある人だけでしょう。だからその必要はありませんし、臆せず一員になっていただいて何が欠けているか感じていただくことです。貢献できることを主体的に創造的に自分で開発していただきたいですし、その自己啓発をどんどんしていただきたい。それが秘書に求めることです。経営と一体の仕事で唯の事務職でないのはご理解いただけるかと存じます。その意気込みのある方は大歓迎です。

 

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ソナー・アドバイザーズの人材募集

2018 JAN 31 23:23:56 pm by 東 賢太郎

理化学研究所の研究者の9割が非正規雇用ときいています。研究プロジェクトごとに政府から予算がつくので終了までの期間付雇用契約なんですね。成果をあげれば次の機会が与えられるという競争原理導入が背景にあるそうで、税金の使い道としては効率的ではあります。

競争が進歩の根源という考えには賛成です。しかし「時限付き」の競争が常に成果をアップさせるかというと疑問ではないでしょうか。発明、発見は「1年以内に頼みます」というものではないでしょう。時限付き競争は、アウトプットの「量」は生み出せるかもしれないが「質」は保証しないのです。

経営はそれに似たところがあります。企業は会計というルールで1年という期限付きの成果によって課税されたり収益力を評価されたりします。しかし、企業経営を7年やってみてどうもそれはおかしいと思いました。アウトプットの「量」が収益に比較的結びつく製造業はともかく、サービス業の収益は「質」が重要であって、期間の成績を時系列に眺めても必ずしも明確にはなりません。

さらに言えば、「予算」「今年の売り上げ目標」もサービス業においてはナンセンスです。サービスというのは人に喜びを与える仕事だからです。お客様の喜びを数値化して考えること自体が物理的に無理であって、できないことを社員に強いても何をやっていいかわからなくなるだけです。何が喜ばれるかは相手によって千差万別、答えはお客様の数だけありますから、まずそれをじっくり考えなさいということが仕事の第一歩です。

サービスというのはモノではないから実は何を売っているのかはよくわかりません。ということは原価計算もできず、利益率も弾けないのです。ではその成果はどう表れるか?とても簡単です。お客様が喜ばれれば我々は「信用」されるのでその信用によって代金を頂くことができる。だから僕は「信用資本主義」という経営に対する考えをもっています。信用は売ることはできません、作るものです。お客様に喜んでいただくことで徐々に積みあがっていくもの、だから「資本」なのです。

いまソナーがやらせていただいている仕事は、僕の知り合いのご紹介やそこから派生した偶然の素晴らしい出会いから出てきたものばかりです。宣伝はまったくしてないし電話をかけまくったわけでもありません。「人脈ですね」とお世辞を頂きますがそうではありません。その証拠にサラリーマン時代のお客様は一人もいませんから、人脈を使ったとはむしろ言えないのです。ではなぜ??よくわかりません。

合理的に説明できませんから「運が良かった」そして「お金はなかったけど信用という資本だけはあった」と思うしかありません。運は偶然だから無視するとして、ではその資本はどうやってできたか?これまたよくわかりませんが、おそらく、僕の「性格」からではないかと思うのです。「ポジティブな世界観」「いまを楽しく」「人を喜ばせたい」。僕には欠点も同じぐらいたくさんありますが、僕の選んだ仕事だけでいえばその性格はたぶん悪くはなく、共鳴される方がお客様になってくださっているのだと思います。

自分の性格は自分ではわかりにくいものですが、まったくそうだと腑に落ちる出来事はあります。たとえば、海外赴任していたころ、小さかった子供たちにそれぞれ日本の月刊誌をとってました。「めばえ」とか「小学1年生」とか「ニュートン」とかです。勉強させようなどという気はさらさらなく、会社から持ち帰って玄関でひとりずつ手渡すと、ものすごく喜ぶからです。手にした顔が光り輝いて、ヨーロッパの家は暗いですからね、フェルメールの絵の少女みたいに見えた。それが見たくて買っていたのです。これは自分の子供だからというばかりではなく、ユニバーサルにあまねく、僕の根っこにある親譲りの性格です。

子供というのは、もってみて初めて分かったのですが、親父を信用してるわけです。経済的にも精神的にも。信用されたら信用で返さなくちゃいけない。これは親子であろうと、どういう人間関係であろうと、人間の生き方の憲法第一条みたいなものです。欧米は契約社会といいますが、契約書というのは相手が嘘つきだったり不誠実だったり気が変わったりすることを前提としているからあるのです。結婚しようというそばから離婚したらこれは俺のものと決める。僕の人間観は決して性善説に立っているわけではないですが、それなら結婚しない方がいいと思います。

まったく同様に、僕はお客様も選ばせていただくべきだと思っています。半信半疑の方に信用をお返しする気になるのは僕には難しいし、そういう関係ではいずれうまく事が運ばなくなってお互いが不幸になり、結局はせっかく蓄積してきた信用の資本まで毀損するのです。だから「商売」に走るのはだめです。「人の喜ぶ顔を見たい」というモチベーションで経営するのが僕には似合っています。自分にあわないこと、できないことをやっても苦痛になるだけで「いまを楽しく」という性格にもあわなくなります。人生ここまでやってきた方法を変える意味はありませんし、今はソナーの信用資本が雪だるま式に大きくなる前夜だと自信を持っております。

これからソナー・アドバイザーズは数名の社員を募集しますが、当初の職種に関わらず、仮にはじめは秘書であっても、できる方なら役員にするかもしれません。「あり得ない」はあり得ない会社です。「お客様に喜ばれて会社の信用の資本を増やしていただく」ことが僕を含めて全員の仕事ですから、持ち場持ち場でそれがどのぐらいできるかということが評価の基準です。実にわかりやすい会社と思います。学歴やキャリアや年齢は問いません。そんなもので信用はされません。問うのは資質だけですから新卒でもOKです。ちゃんと僕が指導して育てます。ソナーに向いているか、ソナーの経営ポリシーに共感されているか、人間としてどういう方か、それだけですね。先日のシリコンバレーのブログの通り、野村やゴールドマンなら20人でやる案件を5,6人でできる会社です。その一員になりたい方にとってはチャンスかもしれません。

といっても具体的にはわかりにくいと思います。そこで、人材会社の方には「まず僕のブログをお読みください、候補の方にはぜひ読んでいただいてください」とお願いしています。「ポジティブな世界観」、「いまを楽しく」、「人を喜ばせたい」というのがどういうことか、経営者の僕がどういう人間で何を考えているか、相性がいいかどうかはそれでよくわかっていただけると考えております。

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ぶっ飛んでるぜシリコンバレー

2018 JAN 29 1:01:08 am by 東 賢太郎

シリコンバレーに現地3泊で行ってきた。実は一昨年に米国に26年住むSMCメンバーの安岡からUCサンタバーバラ校・中村修二教授が紫色の発光ダイオードを発明して起業しているときいた時は嘘だろうと思った。なぜなら彼は青色で2014年にノーベル物理学賞を受賞したのだ、自分の業績を自分で否定するようなことはしないだろうと思ったからだ。

彼は米国で講演すると300万円というバフェットなみの人だが、しかし、名声に胡坐をかくような人ではなかったということが徐々にわかってきた。ノーベル賞はどこ吹く風で常に前進前進の知的バイタリティーあふれる人だ。青色発光ダイオードは白色LEDをつくるための大発明ではあったが、実は欠陥がある。青色で出す白色光にはバイオレット(紫色)が欠落しているのだ。その欠陥を青を強く出すことで補正しているのだが青色は目の健康に悪い。もう生産してるのだから投資回収したいし訴訟を避けたい業界は口を閉ざすしかないだろうが、実に悪い。データがある。メラトニン分泌を抑制して夜眠れなくなるし、子供の目の発育を阻害して近視の子が増える。

ブルーカットの眼鏡が売れており、あのアップルがiPhone(iOS9.3以降)「Night Shift」(夜間モード)を装備したのがその確たる証拠である。青色は癌発症リスクがあるという学説もあり、デンマークでついに癌患者が勝訴という注目すべき判例が出た。しかし、中村氏の新発明である紫色LEDを使えばブルーが「悪さ」しない自然光が作れてしまう。太陽光にはもちろん紫が入っているからそれがお天道様のスペクトルなのであり、当然ながら目の健康に良く、発癌リスクはなく、白色、赤色が自然のままきれいに出て睡眠障害もない。人類は猿の時代から何百万年もその光を浴びて生きてきたのだ。

しかも紫には殺菌力がある。大腸菌O157も腸炎ビブリオ菌もインフルエンザウイルスも、2mの距離で一定時間「紫色LED」の白色照明をつけておけば死んでしまう。だから病院の院内感染防止やスーパーの生鮮食品や家庭の台所の衛生管理が容易にできるのである。現在の青色による白色光を健康被害を我慢して使うか?中国では12歳の子供の近視率がこの10年で急増しており、お手軽・お安さだけで現状が続くか?かようなデータを見て論文も読んでみて、直感的に世界の青色LEDは紫に置き換わる、大革命が起きると確信したから今がある。

東芝の専務だった僕の親戚は理科大・清華大(中国)の教授だが中村教授と同じ応用物理学会のフェローでどちらも半導体技術者だ。知り合いだそうで、そういう見えないご縁もあったようだ。教授の会社の名前はSoraa(ソラー)で僕のほうはSonar(ソナー)であって米国人幹部とはなんとなくブラザーということになっている。ソナーは優良な投資案件を探す探知機のつもりだが安岡のおかげで最高の投資対象が見つかったし、それに加えて、中村教授も米国人幹部も僕らソナーに全幅の信頼をおいて下さり様々な金融アドバイスに関して敬意を持ってその通りに対応して下さっているのがわかる。大変に光栄なことと感謝している。

ソラーは現段階ではベンチャー企業だ。資金が必要である。そこは僕がサポートすれば数百億円は集まる。そうして最後は圧勝していただこうと考えている。紫を作れるのは世界に4社しかないが中村方式はコスト効率で圧倒的に優位であり、その特許・知財戦略はオバマ大統領に表彰されたことのある俊英がやっていて誰も模倣できない。だからファイナンスさえ途切れなければ負けるはずがない。従って早めに乗ってくれた投資家は報われると考えるのである。もちろんインベストメントバンクであるソナーも半端でなく投資する。ご一緒にリスクを取る。当然だ、こんなに心が沸き立つ案件に人生何度めぐり合えようか。

世界を変える最先端技術はサンフランシスコの南西、スタンフォード大学の近隣のシリコンバレーにある。アップル、インテル、ヒューレット・パッカード、Google、Facebook、Yahoo、シスコシステムズ、オラクル、eBay、テスラは全部ここで誕生してここに本社がある。それらはみな当初は海の物とも山の物ともつかぬ会社だったが世界を席巻している。その基本は「ぶっ飛んだ発想と技術」なのだ。ぶっ飛んだ人が保守本流にはなりにくい風土の日本では育ちにくい。

日本の異常な特質だが、柔軟であるべき機関投資家運用者の頭の固さは恐るべしだ。個人投資家の方がずっとましだ。国債を買うのが仕事みたいな状態で20年も来てるのだから脳が壊死してる。米国金利が反転したら全員失業だろう。トランプの法人減税のインパクトは誰もわかってないし、僕もメキシコの壁以上にほら話と思ってたがやっちまったあのおっさん、CNNはいまだにビジネスマンだ不動産屋だとやってたが、そういう馬鹿な奴には永遠にわからない。きれいごとで投資業界に入ったのもおんなじ、まあ日本の場合エリートは来ないけども。

中村教授は本が出るほど米国で著名人である

 

ぶっ飛んだとは、常識など屁とも思わないということである。自分が正しいと思うことだけを信じて、そして何より大事なのは、御託だけ並べるんじゃなくて「やる」ということだ。中村教授はまさにそうしてノーベル物理学賞を取っている生きた見本だ。僕もおとなしく日本の大企業でちんまりと働いてればよかったんだろうし親父はそれを望んだが、自分が信じることはやればやるほど日本の常識と違うのだから仕方ない。そんな会社の奴隷みたいな人生はまっぴらごめん。米国に留学したからだと思っていたがもともと変わった日本人だったんだろうとここへ来てつとに感じるようになった。

中村教授は日本人離れした発想と行動力と速度の人だ。話しっぷりも食いっぷりもぶっ飛んでる。最高だ、学年同期だし話していて楽しくて仕方ない。裁判があって米国の教授ポストに三顧の礼で招かれたのは実は天啓、僥倖であって、そういうことでもなければ日本の閉鎖環境でもがいていたろうしソラーの起業などとうてい無理だったろう。その後は水を得た魚である。会社幹部は中村研究室選りすぐりの秀才ぞろいで200人近い社員の半分以上が物理やエンジニアリングのPhD(博士)だが、どうしてどうして酔っぱらうとみんないいやつである。ブルーは終わりだ、バイオレットの時代だ。「ブルーライト横浜」じゃねえぞ「セクシャルバイオレットNo1」だ!で平気で盛り上がってしまう。

シリコンバレーのベンチャーキャピタルの「神様」「ドン」、泣く子も黙るヴィノッド・コスラー氏もソラーの大株主でわざわざ我々のディナーに来てくれた。それがいかに物凄い事かは業界の人でないとわからないだろうが、あのサン・マイクロシステムズの創業者なのに会社の株はオラクルに売って投資家になってしまって、5000億円ぐらい持っていて成功率は抜群に高いというイチローみたいな人だ。インド系で静かにしゃべっていても強烈なオーラがあり僕はどことなく心で通じあうものがある。彼が投資しているだけでも中村教授、ソラー社のポテンシャルがお分かりいただけるだろう。

今回は投資家をお連れして25,26日と日中にみっちり会議をしたが大変実りの大きい訪米になった。25日の朝のことだ、教授の会社のあるフリーモントまでミニバスで向かう途中に、以前日本で見てブログにも「後光」と書いた写真みたいな光景が前方に現れた。これは唸った。僕は楽天家だ、吉兆と解釈するしかない。

 

帰国する土曜日はツインピークから市内を一望し、咸臨丸の碑を見てから絶景のゴールデンゲートブリッジを渡ってサウサリート ( Sausalito ) へ。どこかコート・ダ・ジュールを思わせる。みなボート、ヨットを持っていてシリコンバレーで大金持ちになってこっちへ住むんだろう。1か月ぐらいはいてみたい優雅な所だ。

 

著名なレストランのザ・スピンネーカー(上)は誠に素晴らしい。僕はアメリカで一番うまい食い物はハンバーガーだと思ってるので、無粋ではあるが皆様にはこれをお楽しみいただいた。200gあろうかという肉は最高だ。

今回は本当に面白かった。帰宅したばかりだが興奮冷めやらぬ。オペラハウスもサンフランシスコ交響楽団もあるし、僕はここで死にかけたこともあるしそれもご縁だ、なんかぶっ飛んだ人に囲まれてシリコンバレーに棲みつきたくなってきた。ソナーはここから情報だけでなく感性の刺激をいただいて、格段にパワーアップした重量級の会社になるだろう。

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今年のソナー・アドバイザーズの事業

2018 JAN 17 2:02:42 am by 東 賢太郎

我々はお客様の利益を守る仕事ですが、口上だけではありません。だからお客様に投資を薦めて自分はリスクを取らないブローカーという商売はいたしません。自分が調査して自信のあるものに自分が投資をし、そこに共同投資してもらうのがフェアだと考えており、投資した上はその会社がさらに成長するよう経営アドヴァイスをすることで投資の成功率を向上をさせます。それは我がことであり、ひいてはお客様のためになる。その活動をまかなうための手数料をいただくのは理に適っていると思っております。

例えば投資した未公開企業に商品が売れるようユーザーや商品を共同開発する企業を紹介する。さらに設備資金調達が必要なら第二次、第三次のファイナンスをアレンジする。その結果としてM&A、IPO(上場)に至れば通常は相応の利益が得られお客様に貢献できますし、そのプロセスで投資企業が成長して売上、雇用が増えるから消費も増える。つまりGDPの成長にも貢献できます。今年は我々を介したそのような投資資金が100億円を超える計画で、ソナー・アドバイザーズはまだ創業7年ではありますが、戦略投資家の企業と資金が必要な未公開企業を繋ぐインベストメント・バンクとして着々と力を蓄えております。

それには高度な技術を持つ人材が必要で今年は増員を図ります。指揮者の僕の業務は変わりませんが、規模が拡大すれば室内楽でなくオーケストラが必要になるのです。指揮者業は38才からもう四半世紀もやってますが、何年やっても終わりのない難しい仕事です。大企業であるお客様のニーズは千差万別で投資して儲ければいいだけという単純なものではなく、戦略投資として事業へのリターンも求められるからです。今年はそれへ傾注する年になりますし、お客様にご満足いただくことが当社の成長のトリガーにもなるという覚悟です。

僕は組織の指揮者として棒を振るのがうまくはないと自己評価しており、例えば一人先走ってしまい楽団がついてこられないという経験をしています。だから僕の欠点を熟知した副指揮者が必要だということはわかっています。また、当社の業務はスコアが複雑なためコンサートマスターに優秀な人が必要です。ヌケの多い指揮者ゆえ流れを円滑にしてミスをなくしストレスをためないための秘書も必要です。楽団には社外パートナーが多く入りますからバンダの取り纏めも必要です。それを一人でこなすほど僕は優秀でないので増員が必要になるのです。すべてはお客様のご満足のためです。

 

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布田天神で御祈祷をうける

2018 JAN 13 15:15:11 pm by 東 賢太郎

きのうは調布の布田天神で御祈祷をうける。以前実家がその裏にあり昔からそうしてきたので、ネクサス(株)はここで年賀のお参りをする。お昼をして社員にお年玉をわたす。香港は旧正月に社員にかたっぱしから恭喜發財(こんへいふぁっちょい)と言って、赤い袋に入れたお年玉をあげる習慣があって、あれはなかなかいいと思った。うれしくない人はいないし、それもお金だけでなく「福」をわたすのだ。

香港で社長になって、まず最初の仕事は風水を良くすることだった。ボスの運はみんなの運である。政治も「まつりごと」だし頭領とは祭祀の長でもあって、薄幸の人じゃあ誰もついてこない。一方で、僕のように人生運だけで来た者は逆にそれを広く分け与えないと罰が当たる。よって恭喜發財は良い事なのだ。

社員に言っているのは、周囲を気にするな、ストレートに言えだ。テレビじゃないんだから。炎上します?そんなのありがたい声援だろ。安倍首相みてごらん。好きと嫌いは裏腹だ、同じだけ出る、いかんのは無関心の素通りだ。早送りのクッキング動画がはやってる。なんでかわかるか?主婦はね、愛してないダンナの飯なんかさっさっとお手軽にして楽したいの。毎日のことだからね、そういう巨大な需要があったということだよ。そういうこと堂々と言っていいよ。

ニュースは天気予報を延々とやる。ネタがないんだね、お茶の間の余興だ。世界にはもっと大事なニュースあるのにね。思わないか?気象予報士かなんか知らんがね、当らんと意味ないだろ。北極の低気圧が張りだしてどうのこうのと、そんなことどうでもいいからあした傘がいるかどうかだけ言えよって。寒い朝になりそうですって冬はそりゃ寒いよ。くだらない井戸端会議、公共の電波でやるな。昨日は傘いりました、ごめんなさいなんてのは一人もいない。可愛げすらない。それなら予報士個人の的中率を出して7割以下はクビとかしたら人気出るね、彼はきょうカド番です、お聞きください!とかね。

茶の間の友もコロコロだ。小池百合子が消えたら日馬富士で、いつの間にか被害者の貴乃花がヒールにすり替わって、そのうちわけわからん変なオバサンが出てきて「ロケットマンはいい人ざます」なんていいだしそうだ。参ったのはパンダだ。熊と何が違うんだ。あれの人間版がレンホーだった。早よ終われと願うが延々とやる。アザラシのタマちゃん、あれがどこ行っちゃったかいま心配してるのいるか?カワイイは瞬間蒸発現象なんだ。カワイクないなんて言う人はヒトじゃありません。「カワイイ!ファシズム」にひるんで何も言えないオジサンはたくさんいるぜ。

うんこドリルはガキが勉強するなら我慢するが、戦場から帰ってさあ食事だの時間帯に便器に顔突っ込んできれいですなんてCM、そのノリで流すなよ。不快極まりない。運動靴が臭くないとか、うるせえなそんなの先に水で洗えよと思ってたら切れ痔だ生理用品だときて最近は腟カンジダまで出てきた。次は何が出てくるのか恐怖ですらある。BSに至っては素人や出がらしの芸人が「私も使ってます」、よく見るとはしっこに小さく「個人の感想です」。堂々とヤラセを流して「合法です」。ああやってだませば勝ちと思ったガキがオレオレ詐欺やるのよ。日本人の品性が腐ってるという問題。だからストレートにネットが言わなくちゃね、テレビは加害者だからね、永遠に言わないね。

そこまで天神様にご祈祷したわけじゃないが、今年もスタッフが頑張ってくれるだろう。

 

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僕はホームランだけ狙いたい

2018 JAN 13 1:01:41 am by 東 賢太郎

ご迷惑だといけないので某先輩と書いておこう。アークヒルズクラブで久々に夕食となった。昨年読響定期でサントリーホールでばったりお会いしたのがきっかけだ。氏はもと上司で、大学学部先輩の上司は人生ひとりしかいないからわかる人はわかってしまうが、とても仕事がうまくいった。僕はネコ型で基本的に放任でないとだめなタイプなので上司との相性はあんまり関係ないが、大変なリスクを負った時期だっただけにどうしてだろうという思いはずっとあった。

当時は激務でそんな話をする間もなかったが、氏は父上が音楽家で3才からピアノを始めコンサートは4つの在京オケの会員で年間130も聴く強者だ、クラシックのご造詣は半端でない。金融は個人的には余り達成感のない性質の仕事で、仕事よりも人生常に音楽が中心にあったという点では見事に共通している。しかし氏が熱愛するマーラーを僕が大嫌いだと言ったところから、あれヘンだぞとなった。僕は私小説も嫌いだし、芸能人や政治家やら誰と誰がくっついたとか浮気したとか、そういうのはからっきし関心なく、それとマーラーは妙に親和性を感じてしまう。

音楽の話をしているうちに、我々は正反対だから良かったんだということがわかった。氏の音楽のパーセプションは「AIに心がない以上良い音楽は書けず、心で書いたものだけが聴き手の心に響く」というもの。僕は音楽は化学か錬金術に近いと思っていて、「心は化学反応のどこにも存在しないが、化学反応を素材にして思うものを表現したい心の作用であるという意味で心に響く」と思っていて、結論は同じだ。仕事でも予算を達成するという結論は同じだが考え方がちがっていたわけで、それが補完的だったからうまくいったのだろうということになった。

ドイツにシュピーゲル(Der Spiegel)というニュース誌があるが、シュピーゲルは「鏡」の意味である。我が国にも大鏡、吾妻鏡(東鑑)があり世相を映す役割を喩えているが、その夜はマーラーが鏡になってくれたのだから面白い。そして、補完的こそうまくいく秘訣だと確認できたのも良かった。だから氏は当時僕のやることにブレーキを踏みたくなることも多々あったろうと拝察するが、しかしそうせずに全面的に任せてくださった。部下に任すというのは言うは易しだが結果責任は取るということで、器が大きかったということに違いない。

氏は人は理屈でなく好きなら信用するというが、理屈で入る僕と補完的だ。しかし好きな人だけと付き合いたいというのは一緒だ。僕はしゃべった言葉を正確に真摯にキャッチボールできない人は弱い。相手がしゃべってる最中に先が読めて話し出したりして間が悪くなり、そこでごちゃごちゃになるともうやる気が失せてしまう。こっちは精度高くしゃべる傾向があるので、精度高く瞬時に返ってくると良いテンポで高速ラリーになるから心地良い。

部下はそういう人を使う傾向がありできれば30年前の自分が欲しい。しかしそれでも全面的に任すかどうかは自信ない。大事な部分には尋常でなく細かくて用心深いし、しつこい。だから神経が周到に行き届いた仕事をしてもらわないと絶対にOKはしない。僕はそれを徹底してやってここまで来てるから、誰が何といおうとそれを曲げる気は皆無である。だから指示を出すときは他人を信用しない嫌な奴であるマーラーに似た自分を見てしまい、それで嫌いなのかもしれない。

今はオーナーで上司はない。だから補完関係は部下と作るしかない。難しいのは誰がビジネスのドライバー(推力)になるかだ。推力のないベンチャー企業なんて沈没だ。これが僕より強い人はいないから任せても意味ない。しかし推力はストレスと比例するのであって、ストレスが限界になれば推力も頭打ちになる。だからストレスを増やさない環境にするか、別な推力をもった人にターボエンジンになってもらう必要がある。その両方を補強するのが望ましいというのが現状の考えだ。

会社にとって理想なのは僕がいなくても利益は出て、僕はホームランを狙うという推力の在り方だ。僕がこれまでのようにバントや盗塁まで神経を使うのでなく4番として好きに振る。好機とあらば1年ぐらいシリコンバレーに住む。バントはバントの、盗塁は盗塁の上手い人に任す。それがかみ合ってチーム(会社)の得点(利益)が出れば皆に分配する。これがパイを最も大きくする方法で、部下も潤うし、株主配当も増えるのだ。そのためには幹部にはストックオプションを持ってもらうことだ。伊賀の影丸型フォーメーションで自然にそう回転する組織になれば面白い。

先輩のディナーで多くのことを学んだ。

 

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年初から今年は動く

2018 JAN 7 2:02:03 am by 東 賢太郎

1月5日、Sくんと恒例の日枝神社初詣をすませると、うなぎの話がでた。それはいい、食いたいなと、日比谷高校のほうに回ると境内の敷地に「山の茶屋」さんがある。ここは予約がないといけないが、どうですかねと掛けあうとご主人が、では用意するので11時半にという。

うなぎは夏と思っているとそんなことはない。あれは暑い時期に売れ行きが悪いので江戸時代にそういうことにしただけで、夏にうまいサカナなんてない、本当は冬が脂がのってうまいのだ。ここのうなぎはすべてが完璧で比べ様がないが、米の焚き具合から赤だしまで隙がない。お節は何年も大阪からもらってるが、うなぎと鮨は江戸の味に限る。山の茶屋は150年前の建物で部屋も庭も誠によろしく、明治の元勲もこれを食ったろうと思うと正月から気分がいい。

このあたりと紀尾井町は高台である。虎ノ門に至る外堀通りのところは池であり、だから「溜池」と呼ぶ。オフィスを探すとき、不動産屋に見附から溜池あたりどうかといわれたが、悪いがあそこは池だ、俺は高所恐怖症だけども高いところしか住まない、神社や大使館を見てみろみんな高台だろといった。紀尾井町は赤プリが紀伊、上智大が尾張、ニューオータニが井伊だからそう呼ぶが、御三家の二つが井伊より高い。結局、自宅もオフィスもそういう所になった。

この辺は都心のわりに緑が豊かで、元からか植えたのかは知らないが武家屋敷風情が連綿とある。赤プリ旧館横は夏は軽井沢の気分に少しなれるし、ニューオータニのガーデンコートから眺める庭は一幅の絵だ。10年以上も大手町の住人であったが、皇居のあっち側は海で半蔵門の山側の方が高いのであって、靖国神社も英国大使館もちゃんと高い方にあるのだ。見張り番所(見附)であった赤坂から見るとこっちが幕府側で、首相官邸は池の横っちょの肥前鍋島藩邸跡地にある。なぜと思うが、明治の元勲だ薩長土肥だといっても30かそこらの田舎のにいちゃんである。それでいいんだろう。

午後に急に電話が入ってやおら大事な話だ。おい、俺は初詣だけのつもりだ、こちとらやくざな私服だし料亭もいきなり空いてなどおらんぞといったが、なんとかニューオータニの「千羽鶴」さんにて会談は済んだ。年初から今年は動く。

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「伊賀の影丸」型組織論

2018 JAN 6 2:02:41 am by 東 賢太郎

子供時代の愛読書(漫画ですが)に横山光輝の「伊賀の影丸」(右)があって、幕府転覆をはかる計略をもった敵方の甲賀や飛騨の忍者軍団を倒す命を将軍から受けた公儀隠密の服部半蔵が配下の伊賀忍者の中から10数名の妖しい忍術を操る者たちを選んでチームアップします。相手もほぼ同数のそういう妖術使いたちで、特殊技能者同士の1対1の手に汗握る決死の戦いがくり広げられ、最後は影丸だけ残って伊賀が勝つ話なのです。連載していた少年サンデーが70円ぐらいでしたか、本屋さんで買うと自転車ですっ飛んで帰り、没頭、没入して読んでおりました。

大羽進投手(背番号29)

男の1対1の勝負への関心はこの作品によって絶対のものとなり、自分も影丸のように強くなりたいとなる。結局それは武道ではなく野球の投手・打者の一騎打ちという関心に行きつきましたが、東京人の僕が小学校2年で広島ファンになったのは、高校時代からライバルだった王貞治(早実⇒巨人)と大羽進(日大一⇒広島、巨人戦通算19勝)の因縁対決にいれあげ、弱い方の大羽が無敵の王を三振に取るシーンに熱狂したからです。だからどうしても自分で一騎打ちがやりたく、どうしても投手をやるぞとなった。でも実はそれは影丸の影響だったのです。

影丸を呼びチームアップにかかる服部半蔵

そして時が経って、いま会社経営という場面で何が自分の理想形かとつらつら考えるに、あの服部半蔵の忍者軍団のチームアップこそしっくりくるなと感じ始めているのだから、まさに三つ子の魂百までです。チームに呼ばれる忍者たちはめっぽう強い。普通の忍者が集団でかかっても「ちょこざいな」と殲滅されてしまう。僕にはこれが焼き付いていて、強い組織には強い者しかいらない、普通の人が何千人いても勝てないと思っています。人海戦術の通用しない僕らの業務においては特殊技能者だけの少数の軍団こそ強いし、経営効率は素晴らしく高いのです。

半蔵の選ぶ忍者たちに上下関係はありません。半蔵自身も現役の忍者であり、この軍団は半蔵を中心に共通の目的で集まったパートナーシップです。僕はソナーを同様に特殊技能者のパートナーシップのイメージで経営したいと考えています。僕も技能者の一人としてです。全員がパートナーですが、僕だけが無限責任社員として経営責任を負う役目をこなす技能者(CEO)ということです。つまりCEOも秘書も特殊技能者として同じレイヤー(階層)にあり、お互いの技能をリスペクトする関係になります。だから秘書はお茶くみなどではなく、パートナーとして戦線で戦力となり得る特殊技能者です。こういう経営風土の会社はあまりないでしょう。

この組織の利点はアメーバのように可変性があり、案件ごとに適材だけでチームアップをして、不足なら社外人材を、契約で無理なく補完できることです。組織に階層がないので無用な上下関係の負荷がありませんし、専門領域のオーバーラップがありません。チームに呼ばれた人は能力が高いと評価されたわけだからプライドをもって自由に活躍してもらえます。報酬は少人数のプロフィット・シェアリングだから高めで、フリー・ライダー(ただ乗りする余計な人)がいないことは、できる人にはインセンティブになるのです。

最も衝撃を受けた名勝負、左近丸vs五十鈴大作。盲目の伊賀忍者左近丸はコマの術で手ごわい如月文兵衛を倒したが、大作の幻術にかかり谷底に落ちて死ぬ。しかし最期に放ったコマが大作の乗った綱を切って結局相討ちとなる(由比正雪の巻)。

儀隠密に敵対するのが「由比正雪」か「土蜘蛛五人衆」か「闇一族」か、相手の属性によって半蔵は選択すべき人材を変えています。ソナーも取り組む案件ごとにインセンティブの高い適材を僕の人脈からチームアップできるから、少人数の選ばれた社員をコアにして高い執行力を発揮できる。当社のマネジメントとは、ある案件の執行に必要不可欠なスキルセットが何で、どうチームアップすれば穴もなく無駄もないお客様にとって頼りがいある軍団を提供できるかということになります。これまでもソナーはこのパートナーシップ型アメーバ経営をしてきましたが、案件規模が大きくなった今、そのひな型を原型に明確な組織論をもって拡大する時期に来ております。

しかし、自分は若々しい影丸のつもりでいたのに、いつの間にか白髪のジジイである服部半蔵の役になってるぞ。嫌だなあ、誰かに代わってもらって影丸やりたいなあ。

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辛かった今年の明るい5大ニュース

2017 DEC 31 22:22:26 pm by 東 賢太郎

今年は前半が母の看護、後半は米国の案件で埋まり夏休みはなしだった。身近な知人までが、去年の中村に始まり今年も3人亡くなり落ち込んだ。そんな中で前向きなパワーが出ていたとはとうてい思い難いが、本業は不思議と好調になった。来年は会社を引っ越し人員も増やす。思えば仕事の方だって今年は数々の不運、試練に襲われてもうだめだと思ったが、結果的にはオセロゲームのように全部が僥倖に変わってしまったからおそるべしだ。

人生こうやって8割が運だった。1ミリの謙遜もない。その刹那はあっちにすればよかったな、失敗したなというのは数えきれないが、でもそっちを選ばなかったから今があるのは事実であって、それに満足である以上反論のしようがない。「これで良しとしとこうよ」という現実との妥協、ゴールポストの再設定はあり得ない性格であって、それで得点してるのだから努力という言葉が空しくなってしまい、ついに「人生は運だけだ」という盤石の結論に到達するのである。

あえてポジティブなものだけ選ぶ「今年の5大ニュース」はこうだ。

 

第1位 当社に新卒が入社内定

彼も就職は人生初だがお迎えする方も出来て1年の会社でもちろん初の新卒採用だ。さっき彼の大学の先輩である黒澤明の「七人の侍」をやっていて久々に見た。偶然だがタイミングが良すぎる、なにかあるぞ。世界一の映画監督に育ってくれ。期待をこめて堂々の1位とする。

 

第2位 人生初のネコ島探訪

愛媛県の青島で一日ネコと遊ぶ夢のような時間であり、民家で昼寝させてもらったのでますます夢のようであり、ネコのように丸っこい思い出となっている。朝4時にホテルを出て6時の渡航は疲労した老体には誠に難儀であったが、そこまでして人生未達だった夢を果たしたのは愛猫家として誇りに思う。

 

第3位 球史に残るカープの「七夕の奇跡」を目撃

7月7日、神宮球場。9回表5点差をひっくり返しての大逆転勝ちは、あまりの壮絶さに鳥肌がたち、茫然として息子と言葉もなし。カープ勝利の嬉しさよりも、野球の恐ろしさ、打たれた小川投手のショックに気持ちが吸い取られていた。文句なく人生で観たすべての野球で最も震撼する、驚くべき試合であった。なお、それなのにSMCの方に書かなかったのは母の喪中で憚ったから。だからソナーのブログに書いたが、ソナーの業績好調はいま思えばこの時期からスタートしていた。そして、これが今年球場で観戦した唯一の野球だった。

http://sonaradvisers.co.jp/2017/07/08/1597/

 

第4位 ノーベル物理学賞・中村修二先生の知己を得る

同い年だ。話が合う。物理特性として青色LEDは八合目であり紫色LEDが頂上であるのは自明と納得したが、しかしまだ世界は詳しくは知らない。こういうのは経験から革命の予感がある。

 

第5位 ヨガを始める

といってもまだ1回だけだが。やってみると非常に苦しくてまったく歯が立たない。ということは克服すればいいことがあるはずだ。大勢だとみっともないのでマンツーマンで、女性の先生がやさしいのがいい。

 

(番外)

ブログ訪問件数が100万をこえる

ITの世界の予測数字はなんら当てにならないと悟った。そこから1か月でもう120万になり、確信となった。ということはその世界にプロなど一人もいないということであり、誰でも何でもできる可能性があるコロンブスの西方航路ということだ。5年の実験結果である。

 

ネクサスの1周年お祝い

 

ネコ三昧のいちにち(愛媛県・青島探訪記)

皆さん、良いお年をお迎えください。

 

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理想はコロンブスの西回り航路

2017 DEC 8 2:02:54 am by 東 賢太郎

今来週の目まぐるしさといったらない。こんな忙しく気ぜわしい半年は記憶になく、それもみなポジティブなことだから感謝するしかないが。派手に師走を迎えたいところだがかたや喪中でもあり、お誘いいただいた忘年会はみな辞退させていただくことになったのは心苦しくもある。

今年は前半までは仕事の進展は見事なまでに皆無だった。ところが母が5月29日に他界してすぐ、6月半ばから何がおきたんだという勢いで ”これ” は始まった。きっとあの世から思い切りやんなさいよと尻を叩いているにちがいない。このまま突っ走ると来年は大変なことになり、ソナーの経営は二段目ロケット点火でいろいろ考えなくてはならないだろう。

だんだんわかってきたが経営というのは日々の小さな決断の集積のことで、後戻りできない。つまり毎日毎日自分を縛る作業である。オーナーは自由の身だが、自由だということは誰も行くべき道を決めてくれない。リスクを考えて迷っていては何も進まないのだ。逆に進めてしまえば景色が変わって思いもしなかった道が開けることもある。

僕は先が見えないから人生面白いと思っている。寿命100才時代というが、先が読めたらそんなに生きると退屈なだけだ。コロンブス(左)は西回りでインドへ行けるとイザベラ女王を口説いた。東回り航路はポルトガルが独占し、西へ行けば滝壺へ落ちると信じた時代だ。やってみたら地球は丸かったがインドと思ったのはアメリカだった。

女王は女王で何度か断ったが、最後にそれじゃあと断念したコロンブスがフランスを口説きに行こうと川を渡ろうとしたところに早馬を飛ばしてちょっと待てとやった。彼女も遅ればせながら、やってみた。その結果、瓢箪から駒でアメリカをぶんどったスペインはポルトガルを駆逐して世界を支配することになった。迷わずに先に進んだ人だけが得られる幸運というものがあるのだ。

地下鉄でそんなことをぼんやり考えていたら、隣の初老の男性が「老後の資産形成術」なる本を読んでいた。老後になって特にできる資産形成の手法を僕は知らないし、老後でなくたってできたのにしなかった人がその本を読むとできるようになるなら魔訶不思議なことだ。何ごとも人に先んじてやった者勝ちであって、恐る恐る船を西に進めて滝があったら引き返そうと思いつつ、結局それはなくて目的地に着いてしまったのがコロンブスだ。人生は面白い。

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