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カテゴリー: 政治に思うこと

予想屋ではないけれど

2018 APR 24 0:00:15 am by 東 賢太郎

僕は予想屋ではない。仕事ではわからないことはいっさいやらない主義だから予想というものは不要だ。いっぽうブログは仕事でないので気軽にたくさん予想するが、下手な鉄砲でどれかは当たるという仕組みになっている。

しかし、昨今、その「当たり」が有難くないほうばかりに偏ってきていてどうもよろしくない。例えば今年の3月25日に東京ドームで巨人対楽天のオープン戦を観戦したブログにこう書いた。

オープン戦は当てにならないが、見る限り中日も良さそうで、去年お客さんだったこの2チームが復活するとカープは場合によってはAクラスも危ない。今日SBに逆転負けして5連敗だが、投手がいない。僕は去年は岡田、薮田が出来過ぎだったと思っており、それは黒田効果の余熱だったと考えている。熱は残ってるのだろうか。大瀬良も打たれ九里もだめで先発はジョンソンと野村だけだ。中継ぎもジャクソンが危ないしカンポスはどうも中途半端だ、もっといいのがいなかったのか。抑えも中崎だけだがサファテ、カミネロのウルトラ・パワーに比べるとどうだろう。打線は鈴木誠也次第でそれなりに点は取るだろうでが、投手力は大いに不安があるのである。

きのう、カープはついに中日に3連敗を喫し、薮田は3連続四球でKOだ。岡田もパッとしないし大瀬良は3点は覚悟のピッチャーに落ちた。野村は打撃投手みたいに打たれ、ジョンソンもかつての勢いなくジャクソンは中継ぎ失敗続き、カンポスは影すらない。故障者が復帰すればソフトバンク並みと思われるDeNAが走りそうだし、お客さんの巨人、中日に食われれば4位がいいところだ。

まあ野球などかわいい。問題は北朝鮮だ。去年の5月22日に書いたこれが当たってしまいそうでぞっとする。

金正恩のさらなる高笑い

こっちは去年の5月26日の投稿だ。そのころ、まさか天下の財務省にまで飛び火しようとは思わなかったが・・・。どうしてこういうことが起きたか、ここに書いたことが巷で言われだしている。

加計学園問題を注視すべき理由

最後に、ひとつだけ明るい話題。これがこんなに早く適中するとは!!!大谷君、日本を背負ってるぞ、頑張って。

「エースで4番」とはなにか?

 

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米朝首脳会談の真相

2018 APR 8 21:21:27 pm by 東 賢太郎

日本の男が日本の女性・子供を護る本能はどこへ行ったんだろう?国を護る責任すら放棄するメンタリティーはどこから来たんだろう?

ふっふっふ、マッカーサーのウォーギルトプログラムはついに収穫期に入ったな。スパイを学校から国会までたくさん送り込んだからな。朝鮮戦争で漁夫の利を得た日本にはそれを吐きだしてもらおうぜ。こりゃあうまい手なんだ、中国もロシアも賛成だからな。そこで朝鮮戦争は終結だ。日本を講和条約と憲法で縛ったままをにしたのは上出来だったぜ、殴っても動けないからな、今のうちにむしり取るんだ。モリカケ?安倍を引きずりおろすためさ、憲法改正させたくないからな。我らのポチの財務省には苦労かけるが、ちゃんと守ってやっからよ。

米朝、米韓、米中、首脳会談の話題だらけだ。日本なんかお呼びでない。何のことはない、基軸は北朝鮮だろ?米国は軍事オプションをきれいな口実で放棄して半島統一させて恩を売って在韓米軍を引き揚げる「ソリューション」を目指しているぜ。日本が永遠に「しゃぶれる」おいしい豚なのは米も朝も同じだ。利益は一致している。北朝鮮と国交がある国は164ヵ国、全世界の80%強、イギリスもドイツもイタリアもスイスもカナダもオーストラリアもだ。世界世論は北を認める。国交のないマイノリティーの米国は「半島の非核化」を手土産に引く方が賢明さ。そんなもんできるはずないことは知ってるさ、でも口実は大事なんでな。安倍君、すまんが君は置き去りだ。

核放棄じゃないのか?お前馬鹿か?放棄するわけねえだろ。それは金王朝の終わりを意味する。終わる覚悟あるなら核なんか持たない。ないから持ってるんだよ。朝鮮半島の非核化?隠す面積が増えて好都合って意味さ。文ジェインが北のスパイなのは韓国で常識だ、母親は北にいる、攻撃なんざするはずもない。ということは米軍はもういらないんだよ。北に吸収合併された南は米軍は出て行ってほしい、北の核が守ってくれるからな。その傘の下で大朝鮮国は中国型の疑似資本主義をやって日本から富と技術を吸い取って日本を属国にするんさ。国民はみな幸せになれる、誰が反対する?おっと、アメリカにも恩恵はあっからよ。半島の裏世界だね、それをだんだん学んだトランプ様はそんなものを覆す情熱なんてない。選挙に関係ねえからな、だから持ち前のディールに入ったんだ。俺の評価はカネだからね。それが去年の「ロケット花火ショー」の真相さ。

金くん、頼んだぜ、テポドンぶっ放して日本をびびらせてくれよ、イージス艦とオスプレイ売りつけたいんでな、利益率めちゃ高いんよこのふたつ。鉄とアルミの関税?あれはジャブだよ。安倍が我が国からボりまくってるってフェイクニュースで悪者にしないと俺の支持者は教養ないんでね、中間選挙やばいのよ。しかもこのカードだしときゃ日本人は人がいいからな、負い目に感じて高い武器でボられてるって誰も言わないのさ。ムンは6月に統一地方選挙だったな、お互い様だ、お前のメンツたててやるぜ。南北統一した朝鮮民族史に残る英雄になれるんだキミは。

金くん、いいか、この寸劇は最後まで世界を騙し通さにゃいかんのだ。一応「このちびのロケット野郎」ってツイッターしとくからな、「この老いぼれジジイ」ぐらい返しといてくれ。ICBMだけはやめときな、それなら核はパキスタン方式で半島統一後に「かわいい韓国のため」ってことでなし崩しに認めてやっからよ。俺んちまで届かないの寸止めで撃っときな、世界に怪しまれないようにな。

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たまたまそこにいた罪-森友学園問題-

2018 MAR 28 1:01:56 am by 東 賢太郎

時の人となっている佐川元国税庁長官が高校も後輩だとは知らなかった。かといって行為を是とするわけではないが、見ていて気の毒な気もする。官僚であれ民間であれ、組織人というのは、時に「たまたまそこにいた」ということから出世したり落後したりすることがあるからだ。

前に書いたが忖度が悪いこととはかけらも思わない。大組織がそれなしに上意下達で動くなどと考えるのは絵空事だ。動かすには忖度できる有能な部下が必要であり、それが悪であるのは上意が悪なのであって忖度に善悪の色はない。「よいしょ」は無能でもできるが忖度は高度に知的な作業である(よいしょの一種とは思うが)。有能な者は有能なりの巧みな忖度ができ、できるならば出世に有利だから官僚のように能力差が紙一重の世界ではびこるのは不思議でもない。そこにつけ込んで内閣人事局に権力集中した官邸が老獪だったということに尽きる。

まったくの推測だが彼は忖度し過ぎたのだろうか?公文書は書き換えると犯罪だが、捨ててしまえば合法だ(文書管理規則に従えば)。「ない」と断言したのは「文書管理規則上という意味」でした、軽率でしたと証言したが、これはひょっとして本当にそうだった事実の一端をつい言ってしまい、実は当時そう(あるはずないものにできると)確信しており、その確信をもって総理に忖度ブリーフィングして喜ばせ、それによって確信をもって安心した首相から勢い余って「議員辞めます」発言が飛び出してしまい、ところが後にサーバーに残っていることが発覚し、ひょっとして内部告発もあり、いずれバレると覚悟し、書き換えさせた。そのぐらい強い合理性のある動機がないと彼ほど優秀な人が忖度したいだけの目的でそんな危ない橋を渡った推理は成り立たないように思う。だから上からの指示とか夫人とか政治家の関与や指示は、こと書き換えに関していえば、本当にないのであって、だから偽証罪に問われるリスクがあるのに「ない」と今日言い切れたのではないか。

この時代に文書(ペーパー)で何年残しましょうなどという規則は時代錯誤だ。残そうと思おうと思うまいとサーバーには残ってる。それを知らずに読み違えたチョンボブリーフィング事件だったなら結構辻褄があう。「辞めます」発言が原因で忖度が始まったのでない、逆に、局長の忖度が安倍発言を生んでしまって局に緊張が走り、そこへ「なかったことにしたもの」がドカンと出てきて将棋は詰んでしまったということではないか?「すいません、ありました」となれば首相退陣→局長の官僚人生は終焉、だった。えい、それならば・・・だったのではないか。もしそうであるなら、野党が書き換えと官邸や夫人の関与との関係をいくら追及してもないものはないのだから、佐川氏の問題は佐川氏の問題ということが検察捜査で徐々にわかるだけで安倍政権の急所に至る証拠は出てこないだろう。

ともあれ、彼が自分の証言するとおり責任者であるならば、やったことはいかなる理由があれ許されることではない。人までなくなっており全官僚の信頼を損ねたという批判においてもそうだと思う。何かを身を挺して守ろうとしたなら、その相手である物や人は、こうなると身を挺してくれるわけでもない。そんなリスク・リターンの悪い職業なのかと若者が思ってしまったならば、それも将来の官僚の質を下げてしまう罪だろう。米朝接近、中朝密談と、国会でそんなことをやってる場合ではない国際情勢のなか、こういうことになった責任も重い。

真相はわからない。しかし、刑事訴追されようと、官僚があるまじきケアレスミスで首相を追い込んだという末代までの省の汚名よりはましだろう。もしそうならば、彼は徹底黙秘して世論の終息を待ち、刑事訴追されても最後は大阪地検と財務省の手打ちで闇の中で終わらせるのかもしれない。理由は永遠に不明なままに葬って、少なくとも身を犠牲にして組織を守ったという官僚社会の最後のクレジットだけは保持した方が得策というぎりぎりの判断で書き換えはやったことかもしれない。本当にそうだったかどうかはともかく、そういうことだったよなとしてしまえば官邸も佐川氏も守られ、本質論でないことで官邸は目くらましと4月17日の安倍・トランプ会談までの時間稼ぎができる。

一つだけ言えることは、個人的には、彼は何かの運命でそこにいたということだ。たまたま。事の軽重はあるが僕もそうやって良かったことも悪かったこともある。悪かったけどそれがあって結果は良かったこともある。本人は不本意だし苦しいだろうし誰も救うことはできない。真面目に官僚人生を歩んでこられてこうなるというのはもと勤め人として不憫に感じるが、長い人生 hard luck だってあるさとだけ書いておきたい。

 

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トランプのマル秘ツイッター

2017 NOV 4 2:02:26 am by 東 賢太郎

俺と安倍の似たとこを一つだけ教えよう。株が高けりゃオッケーって所だ。奴はジョークで第2安全保障条約と呼んでる。でもな、日本株なんて米株のデリバティブみたいなもんよ、ヤツは俺の靴でも舐めるしかねえのさ。「はい、トランプさんが頑張ってくだされば万事OKです、はい、イヴァンカ観音菩薩様に5千万ドル奉納させていただきます!」てなもんさ。

あいつらは民度が低い。白人女とパンダを出しておけば「キャー、きれい!」「キャー、カワイイ!」だ。いくらでも操れるんさ。駐日大使のケネディなんてその両方だったよ。英語ならバカが有難がるから何でもいいさ、ファーストドーターとかな、わけわかんこといって煙にまいとけ、いくらでもカネせびれるさ。

そういやあとうとうFRB議長に手駒をおいてやったぜ。おう、ここだけは安倍に習ったんだ、あいつクロダというポチおいてうまくやったぜ。そうさジェローム・パウエルは俺のポチさ、ウォール街の株屋でな、俺はカネもうけしたいんだ、ボルカーやイエレンみたいな小理屈こねるボケどもはくそくらえなんさ。

さあ見てろよ、いよいよ法人税減税だ、核弾頭ミサイルぶっぱなしたるぜ。どうだ20%だ、すごいだろ、安いだろ~?これで世界のカネ吸いあげたるぜ。おう、そうだ、ミサイルっていやあ北の兄ちゃんな、いいか俺はこれから習を脅しに行くんだぜ、俺がお前殴っても手だすなよってな。

痛いのはプーチンだ、脅せねえんだ。奴は選挙のあれでキモイとこ握ってやがるんでね。わかるだろ、兄ちゃん、よく考えろ逃げ道はあるぜ。

 

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サプライズのない選挙

2017 OCT 23 18:18:13 pm by 東 賢太郎

今回の選挙はサプライズなしだ。西室がいうように女の戦さのほうがおもしろかった。

小池は民進を丸飲みすべきだった。どうせ数合わせなのは国民も見抜いてるし原発反対、平和主義的改憲でぎりぎりの結束はできたかもしれない。二度とないチャンスだったのに。時間がなかったと軍師が言いわけしてたが平幕が横綱と四つに組む作戦は元からないだろう。短期決戦はむしろ自民党が焦ったのにオウンゴールだった。主演女優が監督、役者は大根と見えてしまう劇はマーケティングセンスなさすぎ。

「ゲス不倫」「路チュー」のお姉さんがたは特に興味ないが中川昭一氏は思い出してしまう、どうしてあの年で亡くなったんだか、この顛末と結果になるのはさらにお気の毒と思うが。山尾志桜里は言ってることもやってることも賛同できないしそもそもああいう才気ばしった女性は苦手。あんな検事に詰問されたら吐いてしまいそうだ。しぶとい、鉄面皮だ、非常に僅差でこういう勝ち運は政治家には大事だが。

最後に豊田真由子。僕は業界柄ハゲ事件そのものは免疫があってどうとも思ってない(若いころ自分はもっとだったんで)。トラップかなという気もする。ただああいうのは愛情もってないなら絶対するなということ。泥まみれになっての惨敗は不勉強、不見識のみそぎ。しかしドツボから立ち上がろうというあのガッツは買う。親父の地盤でのうのうと家業議員やってるボンクラどもよりずっと上等。捲土重来を期すがいい。

女性も男性も政治家は悲喜こもごも。私見ではリスクリターンがあわない職業の筆頭格。だから職業にしたい人に向いてないし、向いてない人がやるといろいろ歪みが出るから国民にも不利益である。

 

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選挙のプラセボ効果について

2017 OCT 20 22:22:09 pm by 東 賢太郎

まずはお薬の話だ。AとBとCという錠剤があってAは効き目があり、Bの効き目はAの半分で、Cは中味が砂糖で効き目ゼロとする(3種とも副作用はなし)。厚労省はないものとして、A社、B社、C社が効能書をばらまいて宣伝して市場でセリにかけたら値段はどうなるだろう?

1回目のセリでは宣伝の巧拙だけで値が決まるだろうから順位は不明だ。2回目では患者への効き目を見てA>B>Cとなるだろう。3回目では差がさらにわかるのでA>>B>>Cとなろう。

Cの効能書きはウソだからC=0のはずだが、そうならないことがプラセボ効果(偽薬効果)として知られる。Bを半分サイズにして片方はAの成分、もう片方は砂糖にして「1回2錠」を飲ませると、A×1/2+C >Bとなるから価格は

A:B:C = 100:50:0

とはならず、100:70:20ぐらいの感じになるだろう。プラセボ効果とは何かというと「未開地で薬というものを知らない人に病気が治ると信じさせて歯磨きを飲ませたら本当に治った」という話が昔あったが、そういう思い込みだけで薬が効いてしまうとされる効果だ。

クスリの価格の決まり方を選挙の得票数に置き換えれば衆院選の話になる。Aが普通の候補、Bは泡沫候補、Cは非適格候補で、A社、B社、C社がA党、B党、C党である。「薬の効能書がわからなければ信用ある弊社の薬をオマカセでお飲みください」というのが比例代表制だ。

これがビタミン剤の話ならばプラセボ効果でBやCを買っても損だが害はない。しかし降圧剤ならどうか。砂糖で血圧は下がらないからCを売るのは未必の故意による殺人に近いだろう。ビタミン剤や健康食品なら許されるものが医薬品ではそうはいかないのである。

それを防ぐため医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(通称「薬事法」)があるが選挙にはそれに当たるものはない。公職選挙法があるが、日本国籍があって選挙違反しなければほぼOKで「薬効」の審査はかけらもない。日本語さえ読めれば合格の試験のようなものだから有権者の目が問われる。ウソの効能書きで立候補している砂糖玉の「プラセボ候補」は落とさないといけない。

そのために我々が考えなくてはいけないのは

「このクスリ、ほんとに効くの?」

なのだが、それ以前に決定的に重要なことがある。若い有権者はこれを肝に銘じてほしい。それは、

「ところで私は何のクスリを選んでるの?」

である。

「ビタミン剤なのか降圧剤なのか?」

である。

あたりまえだが国政選挙は国を良くしてくれる人を選んでいる。国は没落しても私は良くなりたいという議員は不要なのだ。今の国はリセットして私が好きな国にしましょうよといわれても、あなたの好きな国が私も好きかどうかわからないのに投票しようがない。

国は関係ないでしょ、私の生活が第一だしと思うかもしれないし誰でも生活が大事なのは当然だが、国がだめになって私の生活だけが良くなる確率は宝くじでも当たらない限りゼロに近い。英国グローバル情報誌「MONOCLE(モノクル)」の「世界で最も住みやすい都市ベスト25」(2017年版)で東京が1位に選ばれているが、日本はすでに国際的にいい国、外国人が憧れる一等国なのだ。

ただ問題はある。高度成長期に元気な若者だった日本国もそろそろ熟年メタボの兆しが見えており、著名大企業は兆しだけでなく崩壊しかかってきており、自分の血圧だけでなく近隣の暴れ者のとばっちりだって心配しなくてはいけない。「一強政治はいかがなものか!」は大変結構だし、一強に思い上がって脇甘の事件で世間をさわがせてもらっては困るが、では、

「一強でなくなるとどうして血圧が下がるの?」

「どうして暴れ者がおとなしくなるの?」

と子供電話相談室にきいてみたらいい。なんにもむずかしいことはいらない。物事は本質に添って、子供みたいにシンプルな疑問をもって考えればいいのだ。僕は一強でも三強でも何でも構わないが政権執行能力が論点と思う。そうでないと血圧は下がらないし熟年メタボは治らないからだ。もしその薬が効かないなら?それは困るから、国民が国会、行政を監視して薬を替える制度を作るしかない。

 

若者のための政治用語辞典

 

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日本のかかえる非合理について

2017 OCT 19 0:00:08 am by 東 賢太郎

多くの人が指摘するように日本の「リベラル」という用語はミスリーディングだ。概観すれば欧州では各国の良き伝統を尊重するのが保守だが、市民革命(欧州の保守の否定、自由・平等・博愛)に建国の起点を置いた米国ではむしろそれが元々の保守だ。米国から言葉だけ輸入してリベラルを名乗り、「保守でない=リベラル=左翼+反自民(護憲)」にすり替えるのはおかしい。

希望は自民の対立軸を目論んだと思うが反自民ではなく反安倍であり、「(いわゆる)リベラル」の排除宣言で立ち位置が曖昧になってしまった。そこを突いたリベラルでない=保守というすり替え方程式の逆用によって安倍政権の補完勢力だと批判した共産党が希望の新鮮味を削ぐことに成功したように見える。しかし、その方程式は元から変なのだ。こういうレトリック(横文字がもっともらし見える等)で有権者が騙されると、安倍でない誰の一強になろうと同じことの繰り返しになって日本は停滞するだろう。

SMCは政治信条を述べる場ではない。僕が言いたいのは「真実でないこと、詭弁、まやかし、なりすまし、嘘の主張はやめましょう」である。それは政治に関わらず僕の好き嫌いだ。嘘をつくことの善悪、倫理ではなく、(いわゆる)保守、リベラル(or 単細胞な右・左)のどちらに与するかでもなく、まともな人物にまともな国家運営を委ねないと子孫に禍根を残すと思っている。現状アメリカの属国に等しいがそれが良いわけではなく中国のそれが望ましいわけでもない。しかしサンフランシスコ講和条約、朝鮮戦争休戦協定のまま歴史が止まるわけでもない。

そんな人はいないのが残念な真実であるならそう行動するしかないように立法府と行政府への国民の監視の目を強めることだと思う。それと改憲論は矛盾しない。そんな人はいるけれど多くはないというなら、その人たちだけ残した数まで議員定数をばっさり減らせばいい。「そういうことになってるんで」というのは「なんちゃって保守」であり、小池百合子が都議会でそれをぶっこわしたのはむしろ保守だと思った。これは安倍政権にも自民党にもできないだろう、そこにレゾンデトルを求めるならまともな支持者はいるだろうし希望も持てるだろう。

 

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小池の焦りの馬脚か

2017 OCT 9 17:17:15 pm by 東 賢太郎

前から書いてきたようにモリカケ問題の本質は小池が言う「しがらみ政治」でも「隠ぺい体質」でも「安倍一強政治」でもなんでもない。首相官邸が高級官僚の人事権を握ったことだ。これが幹ならそんなものは葉っぱにすぎないのである。葉っぱなど摘んでも何もリセットなんかしない。

人事権⇒ヒラメ官僚のソンタク大会開始(=出世のルール変更)⇒総理令夫人様とご友人様へのヨイショ合戦+宦官政治(総理は言えないから俺が言う)

こそが決定的な本質であり、行政府の変質なのだ。人事は生殺与奪権だからこのことで官僚を批判はできない。サラリーマン原理として当然の行動である。しかし変質が木っ端役人レベルですんでればよかったが最高ポストの事務次官が反旗を翻したのは官邸には大打撃だった。一般には事務次官がどのぐらい偉いかわからないだろうが知る者は知る。知る者たちの世論への影響は陰ひなたに大きいから「数」でなく「質」で利いてしまったのが政権支持率の暴落だ。本質は国民には分からないから野党は「葉っぱ」の連呼でごまかしてきたのである。

小池が「フェアウェーのど真ん中」などとオジサマ向けの比喩を飛ばしてくすぐる笑顔を見せる。どこかで既視感あるなあ。「知る者たち」の属性を見事に読んでいる、この人、ほんとはただの女優なんじゃないか。究極の狙いはその層の支持で新保守としての「質」を獲得することなのだろう。それさえ取れば初めはともかくいずれ政権担当能力を認められて保守連立で首相になれるという読みだ。これはそれなりに賢い。モリカケを当初あまりネタにしなかったのはカミツキガメやスピッツみたいな顔した、要は「知る者たち」が毛虫のように嫌うこわっぱと一線を画して質の差を見せたかったからと思われ、だから左を踏み絵で「排除」もした。それなのに公示前日にチープな「葉っぱ」を出してきた。焦りの馬脚が出た気がする。失敗じゃないかな。

仮に小池が衆議院に鞍替えして首相になっても、この「変質」した行政府にそのまま乗っかって「小池一強政治」のできあがりになるだけである。当面のところを観察する限りとお断りするが、僕にはそれが狙いなのだろうとしか見えない、やることはそこから考えればいい、だって閣僚も官僚もアタシに人事権があるのよ、みんなヨイショヨイショですり寄ってくるって。ということは彼女を幹として同じ葉っぱが出るだけなのだ。それなら政権交代のリスクだけ残るじゃないか、首相候補どころかロクな大臣候補者すらいないのに。まあおそらく「知る者たち」は一遍にそこまで見ぬいてしまっているだろう。

僕がこのブログを上梓してしばらく晒しておいたのは安倍首相続投にNOを言うためではない。

加計学園問題を注視すべき理由

官僚の忖度とヨイショを見分けろよと、やってることあまりにアホだよと言いたかったからだ。彼は第二次政権では所与の厳しい条件下で80点の結果を出したと評価している。誰でもできたとはまったく思わないし、あのまま民主党だったら日本国はおぞましい姿になっていた。首相が全部をハンズオンでできるはずはないしするべきでもない、正しく意図を忖度できる者に判断と執行を委ねるのはあまりに当然のことで、忖度できない者に頼むなどあり得ないのだ。しかし人事権が強大になればなるほど「おれの生活が第一」を唯一の人生の信条とするヒラメ・サラリーマンたちの盛大なヨイショ大会が始まって、実務執行に必要不可欠なキーマンであるソンタク・スナイパーと唐揚げにでもするしかない無用のヒラメの見分けがつきにくくなるのである。

多忙ゆえ愛する奥方が放し飼いになるのも仕方ない。それほど忙しいのだと同情するし誰にも他人に言えない家庭の事情はあろう。僕は海外赴任者の「日系大企業村」の多様なおつきあいの中で、旦那の役職=自分の地位と大きく勘違いした奥方をたくさん拝見してきたが、狭い村でそういう噂になってしまうと被害者は仕事に励むあまり家にいられなかった旦那でしたという可哀想な結末を迎えるのがほとんどであった。日本にいれば奥方は目立たなかったのだろうが、首相ほどになるとそうはいかないということは銘記したほうがいいということだ。

お友達の学校だろうがどこだろうがキャンディデートがなければ特区法案は通らないし、腑抜けの学校にやらせれば事後に批判されるだろう。文科行政が無意味の鉄板で風穴を開ける必要があったなら周到に「加計さんはたまたま友人だから、より厳しく審査してくれ」と文科省に事前に文書で厳命しておくべきだったのだ。それを受け取って、そう致しましたが合格しましたと忖度があれば何の問題もなかった。まあ今更もう遅いんだろうが。

 

(これを書いたのは9月28日)

世の中で大事なのはEQである

(これが9月30日)

若者のための政治用語辞典

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若者のための政治用語辞典

2017 SEP 30 0:00:40 am by 東 賢太郎

「すのまた城」

豊臣秀吉が一夜にして完成した希望の城。すぐ使われなくなった。

 

「名を捨てて実をとる」

捨てる名がまだあるという印象操作。何も捨てずにウソをつくの意味である

 

「アウフヘーベン」

持参金を差し出して対等合併を偽装するという意味のドイツ語

 

「リベラル派は排除する」

バリバリの保守宣言をされた蓮舫さんいらっしゃいの意味

 

「先に離党していった人の股をくぐる気はまったくない」

後に離党した人の股なら喜んでくぐろうじゃないかという意思表示

 

「総理経験者はだめよ」

私が総理だからですわの意味。都政は投げ出すわの意味でもある。

 

「当選ファーストの党」

「日本野合の会」とも。もう北朝鮮のミサイルに頼れない官邸の攻撃用語。

 

「保守二大政党」

リベラル=反日って国際的に見て変だからやめようね、踏み絵で落ちた人はわかりやすく「大日本反日党」を作ってねという意味。「新党サウスポー」でもいい。先祖返りの「社会党」、はたまた懐かしい「民主党」もありだ。全部おんなじだが。

 

「パンドラの箱」

男ばかりだった世界でパンドラは女性第一号である。神に「開けてはだめ」と持たされた箱をこらえきれずに開けてしまうと、ありとあらゆる厄災が出て世の中が滅茶苦茶になる。希望も入っていたが、結局最後まで箱の底に残って出てこなかった。

 

「シビリアンコントロール」

軍に政治への干渉をさせず政治家(文民)を通して国民が統制する仕組み。文民統治ともいう。「政治が目的であって戦争は手段である」とするクラウゼヴィッツの「戦争論」が原型。「新聞の売り上げ部数が目的であって野球は手段である」などと援用される。ハーバード大学のサミュエル・P・ハンティントン教授は「文民の軍隊への影響力が強すぎると軍隊の専門的な能力を低下させる」と指摘しているがこの指摘は文民がハイヒールを履いて指揮したり、新聞を売るために勝てと試合前に檄を飛ばしたり新聞社の人事異動で野球の監督を任命したりすることで具現化される。前者による軍隊の能力低下は危惧の段階だが、後者はすでに顕著に具現化している。

読売巨人軍のシビリアンコントロール

 

「三都物語」

チャールズ・ディケンズの二都物語は「ロンドンとパリ」だから確かに二都だが東京・名古屋・大阪は一都じゃないか、おかしいだろ?と大阪都構想を画策するスパイ映画(主演男優・松井一郎)。『プリンセス・トヨトミ』に出るわと主演女優の小池百合子が中途でキャンセルし不発に終わる。

 

「実質経済成長率」

名目経済成長率からデフレーターを引いた数字。デフレーターがマイナスだとデフレであり「名目<実質」となる。こうなると物価が下がって賃金も下がり失業も増えるので世界の中央銀行が恐れる。恐れないのは「安倍政権の成長率<民主党政権の成長率」だったというトリックに使えて国民を騙せると思っている旧民主党出身者だけである。

 

「一都物語」

小池百合子が大村秀章を食って三都物語が二都物語になる計画が発覚し、身の危険を察知した大村は逃げる。松井一郎はおれはなんだったんだと怒り、結局『プリンセス・トヨトミ』出演はポーズだった小池百合子だけ残る「一都物語」でしたという大ドンデン返しのミステリー巨編。哀愁のエンディングで小池がつぶやく「そうよ、東京は都だもの」が有名。

 

「モリ・カケ問題」

客の注文がモリそば、カケそばに偏る傾向があると蕎麦屋が危機感をつのらせる問題。62%に達したというデータも出てきた。モリ・カケだけでは儲からないため「天ぷらそばの海老を大きくします」「鍋焼きうどんは正統派メニューだ」など水を向けるが「モリ・カケ隠し」と批判される。

 

「好景気の実感はない」

株高になってアベノミクスに追い風が吹くのを食い止めようという野合の衆の合言葉。野合の衆=烏合の衆とされる。「株高の実感はある」と言っているわけだが好景気と株高の関係は実は誰もわかっていない。「株高⇒追い風⇒安倍が儲かる」=「風が吹けば桶屋が儲かる」=「やばい」が彼らのロジックである。

 

「ピンチはチャンス」

「チャンスはピンチ」ともいう。ピンチをチャンスと言わざるを得ない自分はピンチであるというトートロジー。浮気がばれた女性国会議員の自虐的表現によく使われる。

 

「踏み絵」

お調子者、なりすまし者を選別する効果的なシステム。日和見で主君を裏切る者がこれを用いて同類を集めるために多用される。

 

「リセット」

初めの状態にセットしなおすこと。初期設定化ともいう。初期設定がどうだったかわからない場合はそれをデフォルトとは呼ばずカオスという用語を用いるのが一般的である。「リセットします」は算盤(そろばん)では「ご破算で願いましては」というが、カオスになる場合は破産を伴うリスクもありトップとのツーショット撮影料3万円を徴収するなどの工夫も必要である。

 

 

 

逐次追加します。

 

 

(付録・こちらへどうぞ)

新党「おれの生活が第一」

新党「ねこの生活が第一」

日本の財政事情と若者の未来について

努力は成功の母ではない

 

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金正恩のさらなる高笑い

2017 SEP 13 2:02:28 am by 東 賢太郎

これを書いたのは去る5月22日、母の病室でのことだった。お読みいただくと、そこから情勢が何も変わっていないのに驚かれるだろう。

ソナー・アドバイザーズ株式会社 | 金正恩の高笑いが聞こえる

国連安保理で中露が制裁決議に反対はせず、米国案をやや軽くしたものが通った。これが米国の一手前進だとか最後通牒だとか議論されるが、関係ない。プーチンの言うように彼らは雑草を食ってでも核開発はやめない。いまさらやめる理由がないからだ。

一縷の望みは雑草を食ってるうちに軍部で空腹に耐えられずクーデターが起きることだが、オウンゴールを期待するのもいささかむなしい。思えばオバマの8年は民主党の3年以上に罪深いものだったのだ。リベラル路線で黒人が来て次は女性という見せかけの平等とグローバリズム。それがトランプの登場でひっくりかえった途端に北朝鮮の火薬庫に着火してしまった。

最悪なのは米国がプライドと国益を担保しつつ雑草魂に屈して条件付き対話路線に寄ってしまい、朝鮮半島が北によって統一されることだ。

これは日本国民にとって永遠の悪夢である。のんびりモーツァルトなどきけなくなる。対馬から目視できるところに核保有国が出現するリスクをヘッジするには核保有で対抗する以外に手段はない。隣家のおっさんはライフルをぶっ放す癖があるけど本当はいい人なんです、ウチはセコム(注・別名を日米安全保障条約ともいう)入ってるし、銃なんて危険なものはいりませんでは済まなくなるだろう。

フランス人経済学者で欧州復興開発銀行初代総裁でもあったジャック・アタリの「21世紀の歴史」を読みかえした。大統領だったサルゴジが評価した本だ。個人の自由は人類最大限の価値としながら市場民主主義を経て利他愛に基づく超民主主義へという予測は、当時は面白かったが、今やどこの星の話だという感じだ。同書は2008年刊行だが、たった9年で世界は大きく反転してしまったわけだ。

上掲ブログに皮肉ったが、将軍様はかつての日本軍プロパガンダを踏襲しているとさえ思える。ABCD包囲網ができたらやっぱり踏襲するのだろうか?白人の作った国際秩序が地球の正義であるのか?昭和27年の我が国の独立が70年の時を経てどういう着地を迎え得るのか、退路を断たれた選択の時期が近づいてきている。

 

 

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