フライトは何が起きるかわからない
2012 NOV 30 10:10:28 am by 東 賢太郎
午後5時55分発のJALで出発。一度滑走路へ向かいましたが途中で停止しました。燃料をエンジンに送る部分の故障とのアナウンスがあり、またゲートに引き返しました。しばらく機内で待たされましたが、結局運行不可という判断が出て別な機体で飛ぶことになり出発は8時20分に。同行のかたとは「いやー、飛んでからわかってたらぞっとするね」などと話しながらラウンジで時間をつぶしました。ほんとですね。命拾いしました。ホーチミンに着いたのは日本時間で午前2時を回っていましたが仕方ありません。JALのクルーは一生懸命サービスしてくれました。
フライトというのはいろいろなことが起こります。
2009年でしたか、シンガポールからナイトフライト(午前0時に出て東京に朝7時着)で帰国する時はもっとひどく、タイヤの故障というアナウンスでやはりゲートに引き返し、機内で待たされました。疲れていてもう耐えられずに爆睡してしまいましたが、朝の4時ごろふっと目が覚めて窓の外を見るとまだそのまま元のゲート!結局機内で夜を明かす羽目になりなした(これもJALでしたが)。
2003年に東京から高松へ行ったときは強い横風で着陸できず、大阪の伊丹空港に連れて行かれておろされました。着陸のトライはするものの、地面に近づいてから断念して急浮上。これを3回もやられたので、ただでさえ飛行機が嫌いなのにますます嫌いになりました。電車で行ってくれと言われ、お金は6000円ぐらいくれましたがやはり着いたのは深夜でまいりました。
2009年には、アメリカはテキサスのオースチンからダラスへ飛んだ時です。1時間以上かけて予定通りダラス上空までは行ったのですが、空港周辺が暴風雨で着陸できません。高松の時よりもっとひどいことに、また1時間以上かけて何とオースチン空港へ引き返し。しかも給油のためか1回荷物検査場の外に出され、係官の黒人のおっさんに「Nice to see you again」とおちょくられる始末でした。この日はダラスでトランジットでサンフランシスコから東京へ帰る予定でしたが、もちろんその便は逃してしまいSFに1泊する羽目に。
まあ、もう何が起きても驚きませんが、とにかく着いてよかったです。さて、これから1日が始まります。
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泉 喜章
11/30/2012 | 11:08 AM Permalink
私も人生の半分以上は飛行機に乗らざるをえない仕事でしたが、今は春にミャンマー行った後は国内の熊本いって以来飛行機に乗っていません。
現役時代にはそりゃ色々ありましたが、アメリカが一番ひどかったですね。間引き当たり前、天候は良く変わる、おまけにストが強烈。でもパイロットの腕は良かったと覚えてます。
ダラスやオースティンは風が強く、ふらふらになっても、気合で止めてました。
今は飛行機からのストレスに開放されてます。多方面のストレスは今だ健在ですが(笑)
嫌いですね私は飛行機に乗る前の持ち物チェックの儀式も乗ってからのビジネスクラスでさえ美味しくない機内食等。
私根っからの車移動派で、新幹線さえあまり好きになれません。寒い時にホームで待ってる瞬間が耐えられない。
やはり、ただ単に私は根っからの「田舎者」なんだと思います。