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前田と宮本の引退

2013 OCT 8 17:17:43 pm by 東 賢太郎

カープの前田智徳の引退はさびしいです。僕は2000年まで海外にいたので元気な彼の活躍シーンを実はそんなに見ていない気がしますが、98年のカープのオーダーを見ると、1番・野村、2番・正田、3番・前田、4番・江藤、5番金本、6番・緒方、7番・朝井、8番・瀬戸というところだからクリーンアップはおろか6、7番も今の巨人なみの強力打線でした。江藤、金本をFAで持っていかれ、前田はけがをして、さっぱり打てない打線になったのですが。バッティングのことはよくわからないが前田はあのイチローの憧れの人だったのだからそういうレベルなんでしょう。怪我がなければ3000本安打は行っていたといわれています。それでもたしかドラフト4位だからプロというのは別世界です。

巨人に入った大阪桐蔭の辻内の退団もさびしい話です。甲子園で彼は156kmを投げ19奪三振。誰も打てそうにない投手だった。故障はこわいです。日ハムの斉藤も故障上がりで心配ですね。二軍戦のビデオでは球に力がない。プロの球でないというかスピード以前に凄味がなくアマにも打たれている。何とか頑張って回復してほしいが、投手は一回やってしまうともう治らないし怖くて投げられなくなるのです。そこをかばって投げていると今度は他を壊す。他のスポーツでもこんなにハイリスクなポジションはないのでは。投手保険ぐらい考えるべきかもしれません。

中日・山崎は10年ぐらいまえ練習でぼかすかスタンドインしているのになぜベンチなんだと思っていました。監督にほされてたそうです。楽天で野村監督に出会って彼は人生まっとうできたのかもしれません。僕は神宮で見ることが多いので別に好きではないがヤクルトをよく見ています。だから宮本の引退はやはりさびしいですね。彼は1・2塁間を狙って抜いてました。センター前、ライト前に「置く」技術など敵から見たら本当にいやだった。守備はもともとショートですがサードでも格段にうまかったですね。それでもPL学園で1年上で高校時代からスターだった立浪は、体に恵まれない守備の人だった宮本がプロに入るなど思ってもみなかったとTVで言ったました。それで2000本安打するまでの努力は大変なものだったでしょう。

前田と宮本は強烈な印象を残してくれました。

 

Categories:______プロ野球, ______広島カープ, 野球

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