みっともなかった安倍プーチン会談
2014 FEB 9 20:20:16 pm by 東 賢太郎
冬季の競技というのは芸術点のようなものが多くてわけがわからない。速いほうが勝ち、遠くまで飛んだほうが勝ちだけだと大会にならないからだろうか。オリンピックというのはオリンピックでしか見ることのない競技の万国博覧会であると定義してもいい。
ギョーカイの人が見れば優劣があるのだろうが上村愛子のモーグルの順位などさっぱり理解できない。だいたい「見事なコサックです!」とか言われて意味がわかっている人が世界に何%いるのか統計を取ってみたくなる不思議な世界だ。
芸術点というなら、もしリヒテルとホロヴィッツがチャイコフスキーの1番でも続けて弾いたらどうだろう?「見事なテンポルバートです!」なんてアナウンサーが叫んで71.9点なんて出るんだろうか。実にあほらしい。
それはいいが安倍のプーチン会談、あれは国辱級にみっともなかった。「ウラジーミル」だけはやめてくれよ。しかもプーチンの返しは「総理大臣閣下」だ。そうしたらTVが2人の時はシンゾウと呼んでいるんですが、だ。マスコミもグルだったのだろうか。あれを見れば呼んでるわけねーだろうぐらいは白人とぎりぎりの価格交渉なんかをしてるビジネスマンなら誰でもわかる。彼の案か役人の台本か知らないが、ロンヤスがいかに民間で馬鹿にされていたか知らないお公家さんの浮世離れの猿芝居だ。それを世界中に見抜かれてしまった瞬間だった。
しかもさらにみっともないのは、これは女形の芝居だ。習近平に彼氏を取られそうになった容姿に自信のない女みたいだ。もう5回もカレとデートしてるのよ?2回は電話だけだろ。これを見るとおいそんなに中国に追い込まれてるのかよ、と不安になってきた。隣のおばさんは女だからわかりやすいのだ。その隣の方がよっぽど男らしい。軍がない国はここまで卑屈になってしまうものなのか。
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