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瀬戸際に弱い奴は何をやってもだめ

2014 OCT 12 9:09:02 am by 東 賢太郎

標題は天下の大原則だ。

昨日はカープが負けて寝つきが至極悪く、夜中に一度目が覚めてしまった。負けたからではない。あの覇気も策も悔しそうな顔もないのぺっとした負け方が許しがたい。オリックスを破った日ハムは一見して選手一丸の勝ちたい雰囲気と自発性がある。日本一点が取りにくい投手の金子をバントでゆさぶるなどなんでもやって3点取った。四球と死球で嫌な2点をとられた大谷を救った。あれこそがチーム一丸だ。

かたや同じく3位のカープはベンチに求心力を微塵も感じず、この期に及んで選手に火もついてない。マエケンの気迫におんぶにだっこだ。それで負けてオリックスみたいに悔し泣きする奴がおるだろうか。人事発令があったので試合に出てますみたいな感じだ。何だこいつらは、サラリーマンか。

昨日のメッセンジャーはどうせ打てないんならバントでかき回して疲れさせるとか、全員で狙ってピッチャー返しでびびらせるとか、なんかやれよ。ぜんぜんケンカの殺気のかけらもないじゃないか。

打ちそうな顔してたのは田中と中東だけだ。しかもそういう戦闘モードの奴をベンチに置いておく采配というのも意味不明、不可解の極みだ。野村の指揮で9月以降の背水の陣はものの見事に全敗である。もう陣ごと川底に沈んでる。瀬戸際の敗戦王であり、勝敗という結果は当然すべて監督の責任である。

勝負弱い監督、3割打っててもここぞで弱い選手なんかいらない。そういうのは何をやってもだめだ。野球だけじゃないケンカも勉強も仕事もそうだ。普段はのぺっとしててもここぞで強い奴がすべてもっていくんだ。

福留がそうだ。7月の巨人戦にサヨナラ本塁打、8月のDeNA戦でサヨナラ安打。その2勝がなければカープはペナント2位だった。また土壇場でそいつにダメを押された。それもエースを打っての値千金の本塁打。普段はあんまり打ってないのに。

福留にヒーローインタビューで2つ勝つ宣言されてしまった。台風で勝ち抜いたとは言われたくないという宣言にほかならない。

 

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Categories:______広島カープ, 野球

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