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ヤクルト負けたが九死に一生

2015 OCT 24 22:22:13 pm by 東 賢太郎

内川がいないホークス打線、バレンティンがいるスワローズ打線。それでも力の差があるという試合でした。川端、山田、畠山が2順目まで機能せず、石川が打たれる、ということで勝ちの条件から程遠かったヤクルトでした。4対2の完敗でしたが、完全に完封負けのムードだったので良い終わり方だったのが救いです。不運な当たりも多く、ツキが左右した分も割り引いて考えればいいでしょう。

ホークスは一番乗せてはいけない松田が石川からホームラン。彼は打席でベースから離れて立って踏み込んで打ちますが、あまり落ちずにやや高く来たとはいえ外角に逃げるスクリューでしたから、あれを引っぱってレフトスタンドに打ち込むというのは凄い。レフトフライと思いましたがトップスピンがかかっていて、打点が投手寄りで振りが速いということですね。しかも次の打席は構えなりに右中間に強い打球が行って、これも引っ張った感じに見えました。とんでもないバッターです。

このホームランからホークス打線はお祭り状態になって全員安打で手がつけられないムードでした。よく4点に抑えたぐらいです。代打で出た長谷川とか福田まで球の見きりが良いのは脅威です。引きつけて思いっきり振れないとできません。柳田だけじゃないということですね。

先発、武田翔太は1回に2安打されましたが3安打完封ペースでした。バレンティンは3打席しか回らず、全部つまって遊ゴロ。あのカーブを打てる打てない以前の寂しい打撃でした。山田は試合前に(カーブがあるので)初球からどんどん打っていくとインタビューで言ってしまっていましたが、それはあえて言わない方がいいね。結局高めのストレートの下をたたいて4つともフライでした。武田は2011年のドラ1で宮崎日大高校、まだ22歳ですね、面構えも度胸もいいです、ほんとにいい投手を採りましたね。

雄平以下の下位打者は打てる気配なし。ヤフオクは8月に中島さんにご案内いただきましたが応援が轟音のようで「熱男(アツオ)」のエネルギー満載です。9回完封直前の2死1塁、このまま終わればシリーズはホークスの4タコだろうというムードの中、ここぞで出た畠山のツーランホームラン!!さすがです。勝負強い。ヤクルトはこれで首の皮一枚つながりました。

 
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Categories:______プロ野球, 野球

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