新しい猫「ラビ」がくる
2023 MAY 29 18:18:13 pm by 東 賢太郎

猫は何匹いてもいい。300匹ぐらいほしい。ヘミングウエイの家でそう豪語してきたからまだ序の口だ。ラビが来たのは3月のことだった。ウサギみたいというので娘が命名した。
ご近所で保護された野良で耳カット。1才ぐらいのメスだ。シャーシャーして引き取り先が決まらなかった。かわいそうにいろいろ怖い思いをしたんだろう。僕は10番目の猫だし全員ノラだったしぜんぜん問題ない。もう安心だぞ。
これで5匹になった。相性がなかなか難しい。女王ノイ様は家族の寝室エリア、元から保護猫センターで一緒だったシロとクロはダイニングである。ラビは黒猫フクといっしょにリビングに住んでもらうことになった。
フクは筋骨たくましい男だが気はいたって優しい。飯を食ってる僕の足元で腹を出してごろんごろんするが、遊んでくれという意味だ。ラビはまだ僕には気を許してくれないがフクとはこんなに仲良しだ。
猫はお世辞やおべんちゃらがない。リビングに足を踏み入れた瞬間に顔を見て僕の虫の居所を見抜いてるに違いない。じっと見る目はなんだか心の底まで見据えられてる感じがするではないか。「猫」を書いた漱石の気持ちはこんなだったのかなあ。
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Categories:(=‘x‘=) ねこ。

桜井 哲夫
5/30/2023 | 8:46 PM Permalink
>猫はお世辞やおべんちゃらがない。
名前を呼んで声掛けしても、首を動かすだけで一切相手にされない時もありました。
犬と違って、愛想の良い時・悪い時がハッキリしているところが大好きでした。
東 賢太郎
5/30/2023 | 11:27 PM Permalink
お世辞やおべんちゃらがない。それだらけの業界に40年もいますからどれだけ猫が気高く見えるかということです。動物といって馬鹿にするのはとんでもない、猫の聴覚は犬の2倍、人間の8倍、嗅ぎ分ける能力は数万~数十万倍はあると言われています。彼らが見ている世界は我々のそれとは似ても似つかないものでしょう。それには敬意を表さざるを得ません。だからうちの猫はみな「さんづけ」で呼んでます。