中村紀洋の懲罰降格
2014 MAY 10 7:07:24 am by 東 賢太郎
DeNAベイスターズの4番バッターである中村紀洋内野手が球団の方針に従わなかったと中畑監督から登録を抹消されました。打席で集中したいから走者を動かさないでとコーチに相談したら、監督の采配批判ととられたようですが、さらに悪いことにそのことをfacebookに「今回の相談するという行為が批判と映ったならば寂しいこと」「自分としてはどうモチベーションを保つべきか苦悩しています」「勝つために1軍のフィールドに僕は必要ないのだろうか…。」と書いたのです。
これを試合中に書いたのは論外。プロとして恥ずべきことです。しかし、これがなくても試合後に書いたとしても、たぶん同じ結果になっていただろう。というのは、
をご記憶でしょうか?
4. 窮地で相手を批判する (Criticize your partner in a predicament)
一般に逆切れとも呼ばれる。めったにないことだが緊迫した会議の場において散見される。自分が窮地にあると無用に知らしめた上に相手を怒らせるという2重の効果があるから必殺技でもある。うまくいけば仕事だけでなく失職にも成功するだろう。
この通りになったということだからです。
中村ノリは数少なくなった野武士的バッターで守備もうまく、客を呼べるいい選手と思います。2000本安打も打って名球会入りした大物でもあります。
しかし、評価しているのは上司である以上、どんな業界であれ上記の5つに支配されることは逃れられない。だから僕は「法則」と書いたのです。サラリーマンの皆さん、くれぐれもご注意あれ。
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