新党「おれの生活が第一」
2012 DEC 29 0:00:03 am by 東 賢太郎
原発反対はいいが原発ゼロになれば確実に電気代は上がる。いくら上がるのか示しもせずにこれが踏絵ですという党が忽然と現れる。10年後をメドにと言うが半年後に忽然と消えているかもしれない党に誰がそんなことを託すのだろう。
(僕の12月4日付けブログ、「日本の財政事情と若者の未来について」より)
上記の文章を書きながら、さすがの僕にも「半年後に忽然と消えている」は失礼かなという一抹の自制心が頭をもたげたのを覚えている。しかし何となく直観でそのままにした。大きなミステークだった。よりによって「1か月後」であろうとは。しかも「忽然と」どころか「白昼堂々と」消えていったのだ。マヤの滅亡説とは実はこれの予言だったのではないかと真剣に悩んでしまうほどの驚愕の事件である。
なりすまし夫婦になって有権者から票をだまし取ろうという新種の振り込め詐欺だった。しかし有権者のほうが賢かった。新党の名前(国民の生活が第一)はどう考えても「おれの生活が第一」だろう。いや、政治の原点は国民だという長年のご主張から、「国民の生活は第二」のほうが等身大でいいムードかもしれない。「どうして二番じゃいけないんですか?」で一世を風靡した元キャンペーンガールをガールズ局長に任命すれば一段と説得力が増すこと請け合いだ。