惜しかったダルビッシュ
2013 APR 4 17:17:57 pm by 東 賢太郎
ダルビッシュがあと一人で完全試合でした。VTRを見ましたが、彼の変化球というのは半端な曲り方ではなくびっくりしました。日本にいた時よりさらに進化しています。むかしテニスボールでやった草野球でナックルやフォークボールを投げるとものすごく変化しましたが、それを思い出します。打者の手前でピンポン玉みたいに1mぐらい落ちた球がありましたが、TVで見ても驚くのですから打席ではもう消える魔球でしょう。150km近いスピードで打者の手元で30cmぐらい落ちたり曲がったりする球がほとんどで、ストレート(最速156km出ていた)はほんの数球だけでした。
ツーシーム、フォーシームというのは、むかしはそんな名前はなかったですが、一応のイメージはできます。言ってみれば僕らのストレートは全部フォーシームで、ツーシームでストレートを投げるというとどうも微妙にいやな感じがします。なんとなくシュート回転しそうでコントロールしにくいし球も伸びないイメージだからです。カーブはツーシームで投げてました。しかし、ワンシームときくともう球筋の想像もつかないし、あんなに縦横に曲がるスライダーにいたっては握り方の想像もつきません。ダルビッシュは中学生の頃、家で仰向けに寝て天井に向かってボールを投げ、いろんな回転を試していたそうです。その研究心があの7色の変化球になって花咲いたのでしょう。いずれ達成してくれることを期待したいですね。
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中島 龍之
4/6/2013 | 11:50 AM Permalink
あと一人のところで残念でした。ダルビッシュの変化球の曲りはすごいですね。最終回はストレートばかり投げていたとの記事があり、変化球なら達成できていたのでは・・・、とのことですが、ダルビッシュのこだわりだったのでしょうか。次回があることを考えての今回だったのでしょう。近いうちの完全試合期待します。