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ザック・ジャパンのブルガリア戦

2013 MAY 31 17:17:24 pm by 東 賢太郎

サッカーです。昨日のブルガリア戦に負けていろいろ物議をかもしている様子ですね。ちょっと元気がないのか作戦の問題なのか。ザック監督が珍しくゲーム中に激高したとも聞いています。僕はプレー経験がないので3-4-3と4-2-3-1と何がそんなに違うのかぜんぜんわかりませんが、サッカーにおける監督の作戦の重みだけは何となくわかりました。

野球というのは監督の作戦自体の勝敗への影響度はもっと小さいように思います。投手交代の時期などは勝敗を決することもある重い判断ですが、投手の役割が重いからそれも重いのではないでしょうか。これは自分の経験として今日は朝からどうも体が重いなんていう日はもうほぼ確実に負けるのです。監督が打順をどうしようがヒットエンドランのサインをいつ出そうが、そういう投手を先発させた瞬間に負けです。投手の方は、そうはいっても競争がありますから、チームの勝利のために今日はライバルを先発させた方が得策ですよなどとは絶対に言いません。

野球はそもそも投手が相手27人を三振させれば監督はおろか野手ですらボールに触ることもなくゲームは終わってしまいます。サッカーでこんなワンマンショーの場面はPKしかないでしょう。野球は投手がPKを蹴り続けて、野手がこぼれ球をひろうゲームみたいなイメージです。逆に、投手が不調でホームランを4,5発も打たれれば、監督も野手もなすすべなくあっさりと敗戦を認めるしかありません。

きのうは試合後に長友がチームのふがいないプレーに怒っていたそうですね。負けた後、三塁手がチームメートに激怒なんていうシーンはあまり想像できません。負けの原因がはっきりしているからです。フォーメーションがワークしなかったなどという複雑なことはおこりません。投手と打者の対決。ここに大きな比重があるので投手が勝敗の8割を握ると言われます。監督も2割以下ということです。だから160kmを150球投げられる投手がいたらほぼ勝てるでしょう。ある意味とても単純でアメリカらしいゲームです。サッカーは面で趨勢を支配しながらゲームを動かすという点、囲碁にも似た深みのあるゲームと思いました。

 

 

 

Categories:______プロ野球, 野球

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