クラシック徒然草-リチャード・ロジャース『魅惑の宵』-
2013 JUN 28 1:01:18 am by 東 賢太郎
南太平洋という、作曲はリチャード・ロジャース、脚本・作詞はオスカー・ハマースタイン2世による素敵なミュージカルがありました。
http://youtu.be/mTpD7OC_S8c
Some Enchanted Evening (魅惑の宵)、いいですね。なぜこれが好きかというと、高校時代に音楽教師であられた声楽家の坂本先生がこのすばらしい歌を授業で使われたからです。ド音痴の僕は歌えませんでしたが、先生の美声にききほれてしまったのです。なんていい曲だろう!これを書いたサウンド・オブ・ミュージックの作曲家リチャード・ロジャースは天才だと思います。
南太平洋は戦場にもなればロマンスの舞台にもなるということですね。ミクロネシアから帰って一週間にもなりますと、もうなにか遠い昔のような気がいたします。当地では時計を見ると思っていたより2時間ぐらいまだ早い、ということが何度かありました。午後6時頃かなと思ったらまだ4時だったというように。それが東京に帰ってくると、その逆が多いですね。時の進みが速いのでしょうか。
ロマンスでは時計が速いですね。南太平洋だとちょうどいいのでしょうか。
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中島 龍之
7/1/2013 | 10:43 AM Permalink
この曲「SOME ENCHANTED EVENING」はいい曲です。昔、私の記憶が正しければ、JAY&THE AMERICANSの歌で聴いたような気がします。ミュージカルのワンシーンでみると更にいいですね。
東 賢太郎
7/1/2013 | 3:20 PM Permalink
Some enchanted evening, you may see a stranger,
You may see a stranger across a crowded room,
And somehow you know, you know even then,
ですね。 across a crowded roomがドードードーラ―ミレーなんですが、いきなり高いドでテンションが上がってから下がってきて止まってしまう解決しない感じの「room」のレがいいんです。And,know,youにもレ。サブドミナントの6の和音を作るレですが満ち足りない気持ちで彼女を見ている気持ちがわかります。南国のもわっとした空気の中で、この歌詞と合うんですね。名曲は名曲たるゆえんがあるなといつも思います。