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2019年ドラフトの目玉、奥川恭伸

2019 OCT 19 11:11:30 am by 東 賢太郎

去年のドラフト会議は根尾、藤原、小園、吉田で盛りあがった。あれからもう一年たったが、今年も佐々木、奥川という高校生の逸材がいた。

僕は好投手の投げない試合は興味ないから見ない。だから去年の甲子園は金足農業の吉田ばかり見ていて速球の伸びに惚れこんだのだが、どこか痛めたらしく相思相愛と思われた巨人が指名しなかったと聞いた。日ハムに入ったがぱっとしない。斉藤みたいにならないことを祈る。

あれだけの国民的騒動となったが、高校生で一軍でまともな場面で登場機会が与えられて成功したのは小園(広島)、戸郷(巨人)、石橋(中日)だけだ。大学・社会人まで入れても近本、木浪(阪神)、上茶谷(DeNA)、高橋優(巨人)、島内(広島)、辰巳(楽天)、東妻(ロッテ)、甲斐野(ソフトバンク)ぐらいだ。ドラフトにかかるだけでもアマ球界のトップエリートだが、それでも1割しかいない。

今年はどうだろう?佐々木は出なかったから一度も見ておらず噂のほどはわからない。160何キロだしたのは常人ではないが大谷もそういう騒ぎになって結局は故障したし、人体の極限のリスクを冒して三振とっても同じワンアウトだ。見世物として価値はあって大谷の史上最速165キロを世間は五輪の金メダルの乗りで騒いだが、僕の眼にはあれはおじぎしていてホークス吉村の空振りをとったがべつに何の感動もない美しくない球だ。佐々木は、けがを気をつけてほしい。

奥川は何試合も見たわけではないが、1試合で充分だった。夏の甲子園の星稜・智辯和歌山戦だ。炎天下の連投で疲労しており、一度足がつってベンチに下がり交代かと思った。相手のエース池田は6回ぐらいから出てきて元気だ。明らかに劣勢であり、星稜に肩入れして見ていた。さらに悪いことに池田が良くて星稜は打てず延長になってしまった。それもタイブレーク制とかいうわけのわからんもので無死1・2塁から回が始まる。もう奥川は疲弊してる、ヒット1本は仕方ないよな、それで星稜は負けだなと思って見ていた。

そこで奥川はバタバタ三振に取ってしまう。なるほどそういう手があったかと新鮮に思ったほどであり、想定もしてなかった。14回で23三振もとってしまうわけだが智辯和歌山の打線はそう簡単に空振りとれるほどヤワじゃない。もの凄いピッチャーだ。154キロ出るが球速じゃない、あそこで三振がとれるタフネスというか、それで当然でしょというマインドの強さが『ドクターX』米倉涼子の「私、失敗しないので!」だ。奥川君、顔つきはマー君に似ているがフォームはリリースで打者を見ている首の感じがマエケンに似ている。阪神の西もそうだ、だからコントロールで打者を操って手玉に取れる技がある。三人の不敵さもある。こういうのが打たれないピッチャーにはあるのである。ヤクルト高津監督の下か、手強いなあ、でも無条件で応援だ!

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