1年は巣ごもりでもいい
2020 APR 4 2:02:33 am by 東 賢太郎
去年ひどい目にあったインフル。あれは僕の行動パターンを知らぬ間に変えていたんだということがこの新型コロナ騒動への自分の無意識の反応でわかった。本来びびりだからほとんどリスクは取らないが、証券ビジネスで生きるため逆になってしまっていて、それで仕事は出来ていたがそれで疲れていた。
今週からテレワークして今年どうしようと考えているが、事態は日々激変で答えは出ない。だったらのんびりしようと思っていろいろしたが、ぜんぜんのんびりモードにならない。猫がうらやましい。去年までならここで無理してしまったが、今は違って1年巣ごもりでいいやと思っているのである。
それは、僕が意味もなく疲れるのが会社の最大の無駄でありリスクだからだ。びびりの本能に帰って、リスクは取らないという選択をするのである。巣ごもりしても会社の兵糧は大丈夫だが、経営者がそんなことでは社員やお客様は不安になるだろう。でもチャンスに起爆力を蓄えたほうが得策と決めた。
そこで、働かないのだからその間の僕の役員報酬は減らす。もちろん働いてもらう社員はそのままだ。それがフェアである。僕を信じてついてきてくれている社員は守る。経営者として当たり前のことだ。僕がじっと待つのは、お客様のためになるタイミングだ。それが来たら、一気呵成に攻めに転じる。
それには、最大の元凶であるコロナ・ウィルスを知ることだ。金利動向も企業収益もどうでもいい。それしか戦いに勝つ方法はない。ここまでは、ほぼ僕の読み通りに来ている。先を読む力、こればっかりは人に教えられるものではない。のんびり構えてそれを鈍らせないのはひとつの手だと思う。
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