Sonar Members Club No.1

since September 2012

感激したSさんのメール

2023 DEC 7 8:08:42 am by 東 賢太郎

東さま

戻って参りました。ご報告ですが、父と先週会いまして、東さんのことを話したら、「あのピッチャーの東君?」と覚えていました。さすがですね。NYの日本人界隈で伝説になっていたようですね 笑。いなくなった瞬間にまた弱くなったと言っていました。

先日書いた「雑事、雑念を吹き飛ばしてくれた音楽談義」のSさんからのメールだ。ご尊父は野村証券の海外部門の重鎮でウォートンMBAの大先輩でもあり、留学するときお世話になった役員さんだ(当時ニューヨークの幹部)。27才の若僧のことを覚えていて下さって本当にありがとうございます。

肩壊して10年投げてなかったこの大会、アメリカ人も元プロも混じったNYであり、45チームのMVPは人生ほかの何をもしのぐ断トツ1位の事件だった。最後4-2で負けたが5試合でベストの悔いなしのストレートで被安打2、しかも球場は打撃王ルー・ゲーリックがやったベーカーフィールドで、しかもそれが人生最後のマウンドというもはや超常現象。慶応の野球部だった祖父のご褒美に違いない。

と、家族には語ってるが、あっそうで終わりだ。父親の権威のなさはいかんともし難い。ずっと先の子孫は覚えといてくれ。もちろん、野球やってくれたら天国から応援するよ。

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

『ファウチの正体』が暴く薬の秘密

2023 DEC 3 1:01:11 am by 東 賢太郎

不可解なものは怖い。だから徹底的に調べる。それでも不明なら逃げる、これが我がポリシーだ。不可解なもの。第一に2020年初に発生したコロナ。第二にmRNAワクチンだ。翌年に注射予約をキャンセルし、自分なりに納得した治療薬である「イベルメクチン」「ヒドロキシクロロキン」を購入。かかったらそれで治そうと決心した。

「ヒドロ」は米国から「トランプが使った薬」として送ってもらい、「イベル」は自己調査だ。この決心は当時のブログで皆さんに公開した。そうこうしていると昨年、父の逝去でふらふらになってしまい熱が出た。風邪と思ったがどうもかかったようだ。翌日、有無を言わさず病院に収容され、「レムデシビル」の点滴を受けたらあっさりと治った。「イベルメクチン」「ヒドロキシクロロキン」は出番がなかったが、ロバート・F・ケネディ・Jr.著の『アンソニー・ファウチの正体』(ビル・ゲイツと巨大製薬業界が民主主義と公共衛生に仕掛けた地球戦争』)が出版され、3つの薬には浅からぬ因縁があったことを知って驚いた。

宮庄宏明氏の邦訳サマリーがこちらにある。

https://note.com/honkakuhanonote/n/n90c76797390a

これが目次である。

 

第1章 パンデミック制御の失敗

1. 恣意的な命令―科学不在の医療

2. ヒドロキシクロロキンの抹殺

3. イベルメクチン

4. レムデシビル

5. 最終的解決―ワクチンか大失敗か

 

いっぽう、mRNAワクチンについて2021年6月に僕がどうして疑念をもったかはここに詳しく書いてある。当時のまま加筆も変更もない。

ワクチン予約はキャンセルする(再改定、6月22日)

 

判断材料はネット情報だけだ。いかにテレビ、新聞がいらないかわかる。

エイズウィルス研究の第一人者ファウチはCNNのトランプとの対談でまともに思える発言をしており、ゲイツはダボス会議のプレゼンで感心もしていた。このレベルの人が悪魔に魂を売ると人類規模の悪夢になる。

しかし皮肉なものだ。mRNAワクチンで儲けるために「イベルメクチン」「ヒドロキシクロロキン」をこきおろしたファウチをケネディはこきおろすが、そのファウチが売って儲けようとした治療薬が「レムデシビル」だったのだ。

ケネディが毒薬だとこきおろすそれを僕は5回打ってもらい、コロナはかかってもこれで難なく治ることがわかった。頭では悪党だがお世話になっちまうとそうもいえない。人間弱い。世の中はこんな感じのものである。

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

雑事、雑念を吹き飛ばしてくれた音楽談義

2023 NOV 30 15:15:14 pm by 東 賢太郎

あっという間に年末だ。今日はあのパスカル・ロジェの素晴らしいリサイタルを西村さんと聴いてちょうど1年。ああいうのは残る、先日のバッハもそうだ。そうでないのはすぐ忘れる。人間そうしたメモリーを、できれば良いのをたくさん残すために生きてる気がしている。

11月から多くの新しい方とお会いしているが、人との出会いもそう。残る人はご縁があったということになる。かたや先輩、同窓生が旅立った。いまでも声が聞こえる。両親を見送ってからみんなあそこにいる、そういうあそこが信じられる自分もいる。

先日、会計士のAさんが、会社、ウォートンの大先輩のご子息でシンガポールの著名ファンド社長であるSさんを紹介してくれた。仕事の話になるかなと思っていたがクラシック好きともうかがっていた。ただそっちは100mの深穴を掘った坑夫の体験談みたいなものだからなかなか簡単ではないとも思っていた。

Sさん、お会いしてすぐワグネルのフルーティストと知った。ブログをリサーチされていて頭が下がる。ブーレーズ、ジョン・ケージのイメージがあったようだが、入門はボロディンの中央アジアで東大落ちた日にラフマニノフSym2きいたんですよということでご理解いただく。

まずこれが話題になった。

僕が聴いた名演奏家たち(オーレル・二コレ)

favoriteが共通だった。Sさんご自身も銀製の楽器であり二コレの音は彼の吹き方にもよると真似してくれたが楽器の特性もあったようだ。翌日youtubeのテレマンを拝見したがやはり柔らかい感じである。まだそれを味わい分けるまで僕はわかってないことも悟った。

好みの一番はスイトナー時代のドレスデン・シュターツカペレのフルートで、といって名前が出てこない。フィガロの録音(ドイツ語なんでトータルにはお薦めしないがオケパートはこれを上回るものはない)に言及。これだ。

第1Vnとユニゾンになった柔らかくいぶし銀の光輝は至高。Aさんがその場で調べてくれた。ヨハネス・ワルターだった。このDSKの音響の美学が消えてしまったことは信じ難い。人類の趣味が悪くなってる。音がバリバリでかくてやたら腕達者だが滋味、香気がないオケばっかりになった。

ヴェルディ、ショパン、マーラー、あっリストはもっとだめ。じゃfavorite誰ですかという問いは答えられなかった。グールドは?これは数多の人に聞かれたがモーツァルト、ベートーベンはだめ、バッハも彼のバッハであってあの平均律がベストとは思わない、一番響いたのはシェーンベルクのピエロと回答。

Sさんムジークフェラインでブルックナー7を吹いており、演奏した指揮者ではフランツ・ウェルザー=メストが自由に吹かせてくれ、オケの音が変わって別物とのこと。彼はチューリヒでのばらの騎士、ホフマン物語がメモリーにある。指揮者ベスト、ベートーベンのベストは回答が難しい。僕も難しい。

好きな方はラヴェルが一致。フルートは僕的にはまずダフニスのソロ、P協Mov2、王女パヴァーヌのト短調のところ。そしてクープランの墓のフォルレーヌのシシーはこうじゃないとねと、前を歌わないと通じないマニアックな音だがぱっとわかってしまう。素晴らしい。これで4時間。気がついたら閉店だった。

どうして覚えるかという話になって僕はピクチャー型で楽譜リサーチ型なので耳コピできないと楽譜調べる。それを解読すべく高校で和声学と対位法の教科書読んで、この道を先に行くと近現代曲になる。La Merは聴くよりスコア見るのが好きみたいな超マニアックなSさんとの会話に耐えて下さったAさんに深謝だ。

ということで同業のSさんなのに仕事の話は一言もなし。こんなのは何年ぶりだろう。おかげさまで雑事も雑念も吹っ飛んだ。

ちなみにAさんはチャイコフスキー派というので悲愴の構造のお話をする。歌えば誰もがわかる。チェリビダッケが知っていたことがわかる音がある。PC1、一番いいのは第2主題と続く弦のウクライナっぽい副主題、これ最高だ。お好きなマーラー5は、アダージェットはピアノで弾くとぞくぞくものだ。

Aさんとはもう10年になるがこんなこと公認会計士に頼むかよということまで助けていただいている。どっちかというとミステリー小説で盛り上がっていたがSさんによるとシューマンの交響的練習曲の録音があるというのですぐ送ってもらった。立派なものだ。なるほどこの眼力あってのディナーだったようだ。

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

次期総理大臣を物理学で推理する

2023 NOV 28 11:11:32 am by 東 賢太郎

我々の宇宙は「できすぎ君」である。素粒子(ヒッグズ)の構造をちょっと変えると、我々の宇宙で百何十種類もあって様々な元素を作っているすべての原子核が1種類になってしまう。だから生物はできない。

(このビデオの4分あたりからご覧ください)。

ということは、素粒子の構造を、

➀「特殊な値に設定した創造主が存在する」

または

➁「我々生物は特殊な値があるから存在しているのだから、すべての生物は観測したら必ず特殊な値を発見する」

のどちらかしかない。多くの物理学者は➀ではなく「宇宙は無数に存在するのだ」として➁を採る。しかし、科学として➀であることも可能である。ニック・ボストロム教授(オックスフォード)の「シミュレーション仮説」がそれで、イーロン・マスク氏はこの世界が仮想空間でない確率は数十億分の一と語り、ホーキング博士も同様の理論を展開している。

http://イーロン・マスク氏が「人類はコンピューター … – GIGAZINE

僕は創造主を認める➀派である。つまり、

宇宙は、何者かの意思によって、存在する

と考えている。「何者か」を「神」に置き換えれば一神教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)と原理的に同じだが、僕は「何者か」は知的生命体だと確信しており、バッハの音楽を愛しながらも父祖の国の日本を身びいきする。

物理の話から書いたのは、「社会に出てサイン・コサイン見たことあるか?」なんて人が総理になる国だからだ。僕も社会で見たことはないが、数学は思考回路を掘るために学ぶ。運河といっしょで掘らないと絶対にできない。ない人は運河に水が流れないから話すと1分でわかる。思考に限界がある人に話しても意味ない物が何かがわかる。総理は社会に出る前からサイン・コサインをやってないからそういう言葉が出る。

では運河に水を流すと何かいいことあるのか?ある。

冒頭の野村教授の思考法(回路)に政治を代入する(水を流す)と、岸田政権のドタバタから次の総理は誰かまで推理できる。それが以下だ。

日本国の政治はどうしてこんなに米国隷従になってしまったんだろう?その理由は何だろう?

➀「岸田総理が弱い」

または

➁「隷従しないと総理になれないから総理は誰でも弱く見える」

のどちらかしかない。世論は①ということになっている(=岸田政権の支持率急落)がそうではない。➁が真相である。隷従は構造的であり誰が総理になってもポチになり、ならなければ切られると考えた方が説明力がある。簡単にいえば、日本の総理大臣はアメリカが決めているのである。

これで理由は分かった。ではその理由に添って次の総理になりそうな人は誰だろう?ここからは推理だ。

米国(バイデン政権)は岸田氏を脅して日本を支配する作戦だったが氏の能力の限界を知った。そこで全メディアを動員して上川陽子氏を推す。理由は二つある。第一にキリスト教徒でハーバードで民主党幹部とツーカーである(一人で済むから岸田+木原よりベター)、第二に「初の女性総理」のセールストークで国民の目くらましができるからである。自民党議員は自分の選挙のために是非もなくそれに乗る(LGBT強行採決とおんなじ)。上川氏になると岸田政権以上に隷従(43兆円の防衛増税、ウクライナ復興への数十兆円の支援金拠出)が強力に推進、可決され、財務省にも好都合であり、その巨大な戦果をバイデン陣営は来年11月の大統領選挙キャンペーンに使う。米国が信用してない野党は消費減税反対と米国に媚を売るしかなく、それでますます国民人気が落ちてますます米国の信用がなくなる。つまり詰んでいる。新党が候補者を多く立てて自民の牙城に革命的侵略でもしない限り、総選挙で選択肢のない日本国民も詰んでいる。米国はいい将棋を打っている。

以上は東京裁判の失態(外務省)、サンフランシスコ条約の失態(吉田茂)、日航123便墜落(泥をかぶってもらう)に起因したと思われる岩盤に近い構造的原因から発した因果である。したがって、国内政局のすべったころんだなど何の関係もないが、政治家、メディアはそれで飯を食ってるのでうわべだけのあれこれの騒動が来年の予算成立まである。トランプさんに期待するしかないというのも別の意味で隷従。困ったもんだ。

 

自民党に漂う「オワコン感」の真因を解く

キッシー息子くんの楽しい忘年会

日本人に砒素のように効くLGBT法

日本列島を包む「操作で歪んだドーム空間」

日本列島を包む「操作で歪んだドーム空間」

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

クリスティ指揮「ヨハネ受難曲」を聴く

2023 NOV 27 23:23:55 pm by 東 賢太郎

J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV245

ウィリアム・クリスティ指揮
レザール・フロリサン

東京オペラシティ:タケミツ メモリアル 2023年11月26日[日]

不純物のない音楽が凝縮された2時間。来日してたったの1日限りという公演は入魂かつ完璧。普通の演奏会とは比較にならぬパトスを頂き言葉も出ず、何故に受難曲がpassionなのか体感。これはかつて聴いた演奏会で十指に入る。

キリストがユダヤの王として振舞った咎で逮捕され、支配者ローマの属州総督ピラトに審問される。ピラトは無罪の心象を懐くがユダヤ大衆の怒りの声で死刑判決が下り十字架に磔となって処刑、埋葬されるまでがこの受難曲だ。ロベルト・シューマンは1851年にデュッセルドルフでこの曲を指揮し「マタイ受難曲よりも大胆で、力強く、詩的」「全体を通して、コンパクトで独創的で、なんと芸術的なことか」と語ったそうだが、現代ではマタイほど演奏されない。字幕を見ていてそれは反ユダヤ色が強いせいかもしれないと思った。「私の国はこの世のものでない」というイエスの言葉はとても気になる。ローマでも、ユダヤでもないというならどこのものなのか?あらぬこと(量子論、パラレルワールド)が頭に浮かんでしまう。

Es ist vollbracht。この独語のニュアンスは深い。身代わりになることを厭わぬイエスを殺したユダヤ大衆の声を、バッハは極めてシリアスに描く。冒頭の短2度の軋み!そして驚くのはこのコーラスだ(16b「もしこの男が悪人でなかったら、我々は彼をあなたに引き渡さなかっただろう」)。まるで無調の対位法音楽。大衆は怒り、完全に狂っている。

タケミツホール

受難曲はクラシックというよりシリアス・ミュージック。神の前では作曲家も聴衆もまじめ(serious)になる。普段はあんまりまじめじゃないから音楽だけはまじめにききたい。ウィリアム・クリスティとレザール・フロリサンは素晴らしいの一言。これだけのものはそうはきけない。感謝の心しかない。タケミツホールの20列目14番(写真)の音響も文句なしだった。地球上で聴ける最上質の音楽だったと断言してもいい。やはり上質の聴衆の方々と共有できたことは一生の思い出となった。

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

日本人に砒素のように効くLGBT法

2023 NOV 24 2:02:08 am by 東 賢太郎

(1)日本人が知らない日本の素晴らしさ

日本っていいな。23年前に帰国して、いの一番にそう思った。懐かしいとか日本語が通じるというようなことではない。16年も外国で暮らし40数カ国も行ったりすると、いわば “日本なし” で生きるプロフェッショナルになっている。そしてその感覚のまんま帰国する。するとまるでおとぎの国だ。楽で安全で清潔で、人は親切で優しいし、日本人が日本人のために日本人らしく生活できるように万事が緻密に設計され、施工され、心がゆき届いているのである。そんなことはない、日本はせちがらくてチマチマして住みにくい等の声もあろうが、そう思う方は欧米に1年でいいから住まれてたみたらいい。旅行や出張に何十回行こうとわからないことだと思う。

そう感じたのは帰国してすぐの、ほんの1,2か月のことで、やがて徐々に従来の感覚に戻った。すると、逆に何を驚いていたんだろうというこれまた経験のない感じがやって来た。当たり前だった大事なものがあることを失ってみて気づき、帰国してますますありがたみを悟ったのだが、こういうルートをたどってみるとそのありがたみは半端ではなかった。そんな国の国民でいられることは奇跡のように幸せだとさえ思っている自分がいて、そういう発言をするたびに「おまえ、前より右寄りになったな、珍しい奴だ」と周囲に言われた。米国の野球が大好きで、欧州のクラシックも好きだ、バリバリにガイジンになって帰って来ると思われていた。まあ仕方ないが僕にはそういうものより父祖の地の方が大事、そういう人間に生まれているようだ。

(2)赤信号みんなで渡れば怖くない

異様に感じた例の代表がこれだ。渋谷スクランブルの北隣りのT字路でのこと、欧米だとあの程度の道は自己責任でどんどん渡る。ところが明らかにクルマが来ないのに、歩道からあふれかえるほど堰き止められた両サイドの大群衆が誰一人身動きもせず1分も青信号を待つ。ルールを守らなそうな風体のお兄ちゃんも渡らない。凄い!これは道交法違反がどうのではない、日本は良くも悪くもそういう文化なのであって、交通安全には良いことだけど、悪い方をいうなら付和雷同、同調圧力、サービス残業、いじめ、根回しなどのルーツがみんなそこにあるんだなと思った。「赤信号みんなで渡れば怖くない」は、いみじくも、ビートたけしが鋭いセンスで日本文化の深層をえぐりだしたギャグだった。

(3)法律は文化の産物である

そうした経験をたくさん味わって、日本文化のどういう所が欧米人に異質なのかということを学んだ。それを皆さんにどう説明するかだが、英米法は「違法でなければやっていいが原則」ということをご理解いただくのが速いだろう。例えば、いま話題のトランプ元大統領だ。彼は数々の罪状で起訴されていて、すべてに有罪判決が出ると最大で懲役700年ごえになる。ところが、それでも来年の大統領選に立候補でき、当選すれば獄中から執務できる。我々の感覚ではそんな馬鹿なだが、禁じる法律がないからできる。これが英米法。日本には公職選挙法の公民権停止規定があるから立候補もできない。しかし、ここが大事だが、その法律があるからできないのではない。国民的に「そりゃないよね」と考える文化が法律になっている。それが先にあり、だからできないのだ。

つまり日本には「法律万能ではない」「違法でなければいいわけではない」という強固な文化がある。例えば違法薬物の成分を変えれば合法になるが、それでも悪い奴らだとなるのが日本文化だ。「不敬罪」は敗戦後になくなったが、だから皇室を侮辱してよいとはならないのは皇室をありがたいと思うのが文化だからだ。それは島国の地の利で2千年かけて純粋培養され、日本を日本たらしめてきた世界に誇る立派なもので、それこそが僕が「こんな国の国民でいられることは奇跡のように幸せだ」と感じたすべての物事を産んだ母胎である。こういうものは、堂々と主張しさえすれば、好き好きなど関係なく問答無用でユニバーサルに評価される。逆にそうしなければ、容易に外国に蹂躙され、消される。日本人が文化を忘れ、あるいは堂々と主張せず、英米法基準のアタマになって憲法を改正すれば天皇制だってなくしてしまうことができる。日本をステルス的に植民地にしたい外国はそれを狙うのである。

法律は大多数の日本国民にとってはおかみから降ってくる江戸時代のお触書のようなものかもしれない。しかし、おかみにそうした横暴を許さぬ仕組みこそが民主主義国家であり、だから法律はおかみではなく国民が送りこんだ代表が国会で作る。文化を形成するのはおかみではなく国民だ、よって、法律は文化の産物なのである。ということは、日本古来からの文化が否定されて廃れてしまえば、僕が「こんな国の国民でいられることは奇跡のように幸せだ」と感じたすべての物事は法律によって次々と消されていくだろう。消えるのではない、”何者か” によって消されるのだ。文化の否定は国の否定であり、したがって、それに組するような者を国会に送りこむなど言語道断である。不吉な予感だが、そうならないことを心から願って本稿を書いている。

(4)宗教はすべての対立の源

なぜ消されるのか? 世界覇権を握る米国、欧州を支配しているのが一神教徒だからだ。旧約聖書を源とするユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3つがそれで、世界人口80億人のうち約52億人がその信者だ。一神=オンリーワンゆえ、数学と同様に答えは一つで他のすべては確定的に不正解だ。疑問、妥協の入る余地は皆無である。多神教は一神教の存在を認めるが、その逆はない。欧米列強の植民地支配、インカ帝国・米豪先住民の抹殺、未遂に終わったアヘン戦争、黒船襲来、ぜんぶその結末だ。

神の唯一性をめぐってさらにその3つが互いに争った。世界史とは西洋人が書いたその領地の分捕りあいと殺し合いの地球史のことであり、パレスチナ問題は言うに及ばず、十字軍も、ナチスの大量虐殺も、スターリンのそれも、米ソ冷戦もそれだ。もしウクライナやイスラエルで核戦争がおき、第3次世界大戦となって人類が滅亡したならばどうなるか。火星には太古に栄えた文明があったが核戦争で滅びたとする学説があるが、地球も結局はそれに学ばず同じ運命を辿ったんだねと別な惑星の住人が何万年後かに遺跡を発見するだろう。

皆さん黒船来襲を習った時、開国を迫る米国に余計なお世話だと感じなかったろうか。なぜなんだ、身勝手じゃないかという声に、しかし答えはない。一神教徒はそういうものだからだ。理由が水の補給とか鯨油めあてとか習った記憶があるが、そんな甘ちょろい性善説なわけねえだろ馬鹿じゃねえのという、そんなことを学校は教えてたのだ。日本の絵本では熊さんは優しく笑っていてパンダさんの親戚でもある。熊が人を殺して食っても、撃ち殺したら可哀想だとなる。当時アジアに来た外国船はみな飢えた熊みたいなものだ。英国にアヘン戦争を仕掛けられて莫大な賠償金を取られ香港を割譲させられた清国。スペイン、アメリカに蹂躙、虐殺の末に征服されたフィリピン。日本人がそうした運命にならなかったのは武士が強くて賢く、それがペリーへの抑止力になったからだ。260年の鎖国で異国との戦争経験がなかったにもかかわらず、申しわけないが、我が国の武士は近隣の如何なる国の軍隊より強くインテリジェンスがあった証明だ。

僕はローマとシチリアとチュニスの地に立ってみて、いつもポエニ戦争のことを想った。2千年ちょっと前、地中海に栄えたカルタゴは軍事、経済で強国だったが、ローマとの2度の戦争に敗れて劣勢になり、自衛戦争しかできない条約を強制される。やがて攻めてきた隣国に自衛として応戦すると、条約違反だと言い掛かりをつけたローマに滅ぼされ、国民は全員が殺されるか奴隷にされた。いまの日本vs米国の立ち位置はカルタゴvsローマとそっくりだ。まして日本は多神教国だ。一神教国とどう対峙し共存できるのか、同じ問題を共有する中国とどう向き合ったらよいのか。歴史観も国家観も知性もない人間をのんびりと総理大臣に据えていると、2千年後の教科書に日本が記載されているかどうかも危ないという喫緊の事態に我々は直面している。

(5)香港のゴルフ場で目撃した驚くべきもの

チュニスで感じた以上の危機感を生々しくしく懐いたのは、香港のゴルフ場で “あるもの” を目にした時だ。着任してすぐ、1889年開業とアジア最古の名門ゴルフクラブであるファンリン(香港高爾夫球会)の会員になって初めてプレーした。前半の谷越えのロングホールである。高台のティーグラウンド脇に養鶏小屋があり、鳥インフルが流行っていたので気になってそっちを見た。すると、自分が立っている高台のふもとの土くれから横倒しになった石板がのぞいている。墓石だった。アヘン戦争の末に英国人が中国人の墓地を潰して遊技場にしていたのである。

当時、英国の手先だったのがもと東インド会社であるジャーディン・マセソン商会だ。その長崎支店長がグラバー邸のトーマス・グラバーであり横浜支店長だったウィリアム・ケズィックは調べると1834年生まれである。我が先祖の田中平八はタメ年齢のこの男と生糸貿易をしたに相違ない。そしてこの男が「長州ファイブ」と呼ばれる伊藤博文、井上馨ら長州藩の若者5人をロンドンに派遣し、1866年に薩摩と同盟を結ぶとグラバーから買った新兵器で倒幕に成功する。

長州ファイブは渡欧途中にアヘン戦争でぼろぼろにされた清国の惨状を目の当たりにしている。何を見たかは知らないが、僕がゴルフ場の墓石を目撃したようなノックアウト級の衝撃を食らったことは想像に難くない。幸いなのは彼らは武士として筋金入りの教育を受けていたことだ。英国に取り入って幕府にテロを仕掛けながら植民地化を絶対許さない鉄の意志で諸外国をうまくあしらい、迅速に国体を造り上げるべく手を打った。みな30才そこそこの若者だ。米国のポチになるどころか、いいトシこいてポチのポストを争って日本を売り飛ばす当代の政治家どもは国の汚辱にしか見えない。

伊藤が新政府の初代首相、井上が外務大臣となったのは周知のことだが明治の元勲はほとんどがその後に命を落としている。国を守る政治家とはそういうもので組閣ごっこをするメンタルの者は論外以前に国害でしかない。墨田区の木母寺には伊藤が平八の追悼に建ててくれた「天下之糸平」の巨大な石碑がある。感謝している。それとはまったく関係ないが祖父はジャーディンの本拠があった上海の三井物産支店長であり、その妻となった旧姓真崎の祖母はグラバー邸隣りの旅館の娘だ。そして孫は野村香港の社長になった。偶然かもしれないが、人生を自分で決めているのではないと信じるようになったのはこの頃からだ。

(6)日本人であることの条件

僕がキリスト教ぎらいではないのは長年ブログにおつき合い下さっている方々はご存じだ。英国のヨーク大聖堂の巨大な空間の中を息子と歩いていて、ふと、改宗してここに一生いてもいいなあと思いもよらぬ気持に襲われたほどだ。それでいながら、信仰心とは無縁のところで僕は根っからの日本人である。何ゆえか?仏教でも神道でも如何なる宗教による信心でもなく、日本という2千年の時が紡いできた類まれな国柄、文化、習俗の肌触りが抜き差しがたく自己に同化していてその存在に感謝するという性質のものだからだ。

それは愛国心ともちがう。日本がどういう国かは一概に表現できず、愛するのは自分が知っているほんのいちパートに過ぎない。だから愛しているのは国というより父祖がいた土地なのかもしれない。その土地が日本と呼ばれているからの愛国心だ。だから日本人であるか否かはパスポートによって決まるのではなく、日本人である個々人がどう切り取っても一様に共有するであろう国柄、文化、習俗というものが分厚く織りなす生地のようなもの、日本的ではない物事やふるまいに接すると「そりゃないよね~」と思う気持、それを普段着として身に纏っているかどうかということのみが証明するものである。

(7)韓国人の30倍も支配されにくい日本人

ドイツ人はキリスト教徒である。ナチは人類史に稀なる狂気ではあったが、道がどこでどう曲がったかは米国人はわかったはずだ。だが根底から異質な日本人の行動はわからなかった。その結末が核使用による民間人の大虐殺である。それも人類史に稀なる狂気であることを世界に向けて僕らは発信し続ける必要があるが、宗教の違いは憎悪に火がつくと大爆発する危険物であることも強く認識を心掛けるべきだ。ガザ地区で今起きているのもそれである。キリスト教徒はそれを熟知しており、戦後、米国は韓国人を共産主義への防波堤とするため人口の30%をキリスト教化することに成功した。しかし日本人は未だにたったの1%だ。同じ顔に見えるが韓国人の30倍も支配しにくいと思っているだろう。**教会はその一助として韓国から布教すべくCIAが作ったと理解している。

バイデンは「日本国憲法は日本に核を持たせないために作ったんだ、それも知らんのか」とトランプを笑った。そうして日本を「中露北に対抗する武装は永遠に米国まかせ」の身分に置けば核で復讐される脅威は消え、FMS協定で中ヌキまでできる。バイデンを操るネオコン(またはDS、軍産複合体)が太った豚を手放すはずがなく、強調したいからくりかえすが、これはローマがカルタゴを食った手とまったく同じだ。円滑な支配のためには頭にキリスト教徒を置きたいが皇室は難関だった。しかし総理大臣は吉田茂、片山哲、鳩山一郎、大平正芳、細川護熙、麻生太郎、鳩山由紀夫と13%もキリスト教徒にできた。国民(1%)の13倍とは驚くべき高率で、これが偶然とは誰も言えまい。民主党びいきの上川陽子の名前がCIA新聞の読売から唐突に出てきたのはとてもわかりやすい。すでにボロボロの岸田政権を見限った。しかし上川になれば米国隷従の悪夢に拍車がかかるだけだ。

(8)同性愛は文化の一部になる

ネオコンがキリスト教化を進めにくい国を統治するには法律による支配が近道だ。ダイバーシティ(多様化)を押しつけて社会をずたずたに分断すれば日本文化の統一性、均質性は崩壊して米国社会のようになり、英米法的な法律をどんどん作るしか統治のしようがなくなる。それにより思想、思考回路も英米的にすることはキリスト教化と同等の効果が得られるだろう。「神は人間を創造された際,結婚した男女だけが性関係を持つように取り決めた」(創世記 1:27,28。レビ記 18:22。箴言 5:18,19)と聖書にあることから同性愛はユダヤ教でもキリスト教でもイスラム教でも禁止であり、それと人権との関係はそれらを信仰する国においては歴史的社会問題であり続けてきた。一方でL(レズ)、G(ゲイ)、B(バイ)の人々は日本においても昔から存在しており、国民の99%が聖書を信仰しない我々は我々なりの文化と常識をもって対応し、共存してきた。ここに宗教に起因するズレがある。これを埋める強姦に等しい強行策こそLGBT理解推進法の制定であった。

聖書の3つの宗教は近年になって同性愛を認める方向に融和してきたように見えるが、古くは弾圧し、罪人として処刑もしてきた(http://ソドムとゴモラ – Wikipedia)。戒律が禁止するからで、そんなものは存在しない日本と決定的に土台が異なるのである。だから、欧米は市民革命後の人権擁護という思想を戒律の上位に来させるには新たな法律で上書きする必要があった。それがLGBである。仏教では同性愛への言及はなく、日本は古来よりLGBには比較的おおらかな国柄であり、新法で保護する必要があるほど弾圧された歴史も文化もない。

(9)なぜ女湯に「 T 」を禁じる法律がないか

ちなみに我が曽祖父は能登から上京した風呂屋である。神田猿楽町に日本で初めて富士山の絵を描いた銭湯「キカイ湯」を創業し、それが全国に広まったようだ(http://こちら神保町「銭湯特集・その2 キカイ湯 第2回」)。父・東由之助の名は曽祖父・東由松から来ているが、半農半漁の田舎である能登から東京ど真ん中に出てくる冒険精神と楽天性を僕は曽祖父から継いでいる気がする。

そうした脈絡から昨今のLGBTの女風呂問題にはどうしても関心が行ってしまう。江戸時代の銭湯は混浴が当たり前だった。幕府がしばしば風紀が乱れるという理由で禁止令を出したが女性から反対が出たほど日本の性文化はおおらかなものだったようだ。たしかに、この絵の中の男女がLGBTのどれであろうといったい何の問題があろう。

大事な論点だが、混浴文化においてはLGBT理解増進法に問題はなかったろう。ところが明治の初期に西洋文化が移入されて男風呂、女風呂に分かれる。それでもLGBの人は外見の性別どおりに入浴するから問題ない。問題は T (トランスジェンダー)がくっついたことだ。日本文化では外見が男であるT の女性が女湯に入るなどということは想定しておらず、したがってそれを禁じる法律はない。あるのは外見の性別によって事業者や施設の管理権者が入場を断ることはできるという厚労省の衛生等管理要領だけだ。これは通達で法律ではないから違反者を逮捕はできない。

そこで先日の長島温泉の事件では、管理者の通報を受けた警察は「建造物侵入罪」(刑法第130条)という法律で逮捕に踏み切った。しかし、この罪は「不法侵入」が成立の必要条件であるから、侵入が痴漢や盗撮等の「不法な目的」によらない場合は罪に問えない可能性がある。現に侵入者は「心は女性なのに理解できない」と言った。「これを理解増進しろ」という法律は通達より強い。しかも「女が女に痴漢しますか?盗撮しますか?」「LGBT法が成立したので合法と思ったのだから不法でない」と抗弁された場合、「ならば手術して体を女にしてこい」とは言えなくなってしまったのが10月25日の最高裁判決なのだ。これで検察が起訴できるのか?見ものだが、素人なのでコメントは差し控える。

(10)LGBT理解増進法の真の目的

建造物侵入では不起訴になってしまい、「外形が男なら女湯に入れない」という新法が制定されたとしよう。女風呂の安全はそれで守られ、いかにも一件落着に見える。しかし、LGBT法を制定させた者たちにとってそんなことは痛くもかゆくもないのである。変質者を女風呂に入れてあげるのが目的ではないからだ。目的は「違法でなければ何やってもいいってもんじゃない」という、いわば法の上位概念である「日本の常識」の破壊である。連中はそれを「理解増進」(=洗脳)と正直に白状している。つまり、

LGBT理解増進法は、古来より日本文化にある「そりゃないよね~」を欧米流の「違法でないならOK」にじんわりと転換させるための法律である。

だから同法を制定させた責任者である福井県選出の稲田朋美議員は長島温泉の件について「LGBT法とは関係ないようだ」としている。この発言は「他人事のようだ」と批判されているがそうではなく弁護士なりの用意周到なコメントである。直接の関係はない(侵入を助長する意図はない)から嘘ではない。しかし、かような事件が多発することによって「理解増進」(=洗脳)が進行することを「関係ない」と言って放置する “未必の故意” はある。それを指摘された場合の逃げのために「ようだ」を加えていると思われる。

LGBT法の真の目的は、マイノリティの権利を拡張させ、一丸になると強い日本社会を分断によって弱めることだ。要するに、以心伝心で通じ合う日本人に異分子をぶちこんで世の中を面倒くさくし、古来よりの日本文化を壊し、米国に追従し、ひれ伏すようにしたいのである。GHQが終戦後に給食を米からパンにかえて小麦文化を移植し、戦争への贖罪意識を植え付ける教育をしたのもそれ。移民をどんどん入れろという政策もそれだ。さらにLを投入して「言ったもん勝ち」という面倒くさい社会にすれば、それを取り締まるには新しい法律が必要というイタチごっこ状態になる。よって国会議員と弁護士が統治者となり稲田議員は一挙両得であり、ネオコンはそれを工作員に使うのが楽だから彼女は総理の道が開けるのである。

(11)共産主義者の典型的な手法

「英米法的な国」に日本人の思考回路を変えることは一気にはできない。だから徐々に人を殺す砒素のようにじんわりと変える。英米法では認容できてしまうこと、例えば、総理が刑務所から執務することなど想像だにできない日本人の脳に「日本の常識」と「英米の常識」の間の立法精神の断層を作りつけ、それを都合良く使い分けて国会で次のLGBT法のような妙ちくりんな法律を易々と制定させる。国民は気がつかないうちに「合法的」に支配されるステルス兵器だ。これは共産主義者の典型的な手法で、性善説の日本国民が気づくことは難しい。

自民党の数名しか反対しなかったLGBT法の国会決議。皆さんあれを見てどう思われただろう?草案段階で反対の議員は多くいたと、自分は反対もせずしゃあしゃあと弁解する議員がいた。それなら赤信号をみんなで渡ればいいじゃないか。それができないほどだったのだから、何か物凄く怖いものがあったに違いない。それは何だろう?極めて不気味としか書きようもない。ここまで米国民主党に好き放題やられているのだから、そういう日本文化破壊派の総理大臣など言うに及ばず、議員もしくは政党ごと早めに駆逐しないと本当に危険だ。ちなみに稲田議員は「私こそ保守だ」と主張することで、LGBTの “T” の運用例までご親切に示してくれている。即ち、どんなアホが奇天烈なことを言おうが「言ったもん勝ち」ということだ。同法は使い方によってはかように一時のお笑いで世の中を明るくもできるが、廃止するに越したことはない。

しかし我々日本人は世界に稀なる優秀な民族である。精神の侵略に対抗する方法はある。それは実に簡単だ、冒頭に書いたように「日本っていいな」と感じること、それが何でも構わない、「日本に生まれて良かったなあ」と思うものを心から大切にすることだ。同時に、それを大切にして下さる外国人ならば受け入れる寛容な気持ちを持ち、和の心には妙だ、おかしい、嫌だ、不快だと感じるもの、肌合いからして受け入れられないものは決然とNO!とすることだ。千年も前からそれをやってる我が国に高々250年の国が自国の勝手ルールを押しつけるなど無礼千万である。それがダイバーシティ(多様化)の時代に逆行するとされるなら言わば言えだ。逆に問うてあげよう。世界のマイノリティーである日本を認めないのがどうしてダイバーシティなのかねと。

清少納言へのラブレター

自民党の補選3敗に思う

自民党に漂う「オワコン感」の真因を解く

「今だけ金だけ自分だけ」の議員は落とせ

ポジショントークやる奴は例外なくクズ

縁故主義とオンデマンド社会

キッシー息子くんの楽しい忘年会

 

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

井端ジャパンに見た大器の顔の良さ

2023 NOV 18 17:17:31 pm by 東 賢太郎

まだ決勝がどうなるかわからないが、侍ジャパンが台湾に4-0、韓国に2-1、豪州に10-0で勝った。台湾の先発は打てなかったし韓国は守備がそこそこ締まって強かった。豪州戦は5回で5-0で早川が7奪三振のパーフェクトピッチで、相手は空気に飲まれて守備がぼろぼろ。この時点で我が家では「この試合は10-0以下だったら負けに等しい」という厳しい宣告が下されていた。8回1安打コールドで10-0だったからまあ合格だが、早川が完投すれば完全試合もあり得たと思う。この完成されたピッチャーが今季6勝7敗?楽天が弱いのかパリーグの相手が強いのか。明日の決勝は、2016年夏の甲子園準々決勝で木更津総合・早川に3-1で投げ勝った作新学院・今井達也だ。

初四球、初安打を与えてしまったが西武の佐藤は去年の開幕前に「ドラフト2位の佐藤隼輔(筑波大)はオープン戦を見る限り僕の予想をはるかに上回る好投手である。(1位隅田と)2人とも新人王候補で10+10=20勝しそう」と書いた。同年の公式戦の結果は想定外も度が過ぎた。昨日韓国戦で7回3安打の快投を見せた隅田がなんと1勝10敗、佐藤が3勝4敗。昨日今日でこれは球団が変だったことが証明されたろう。どっちもいい面構えになっていたから井端の下で開花を期待する。

藤原、早川のインタビュー。大器だ。ひとつことを迷いなく極めつつある男の顔が実にすがすがしい。自分も野球で育ったから分野を問わずそういう顔が好きだ。実力は一流なのに大舞台でダメな人がいる。可哀想だが器の大きさばかりはいくら鍛えてもだめである。ちなみに日本はいま政治にこそ大器が求められているが、国会中継で見る自民党の面々は総理大臣殿を筆頭に小手先でさばく要領だけのチャラい小物のオンパレだ。何が一流で政治家やってるのか皆目見当すらつかん、こんなのが日本の代表?わけわかんねえ、顔を見るのも不快である。課長代理みたいのを社長にしちゃいかんのだ。勝手を言って申しわけないが主観だからどうしようもない、人間の質というのはどうもならない、ダメな奴はダメだ。

井端監督もインタビューの顔つきがいい。このたび初めて指揮を観させてもらうが、選手の選抜も起用も知将の味がにじむし秘めた熱さも感じる。どこがどうのではない、こういうのはトータルに感じるものとしか言いようがない。ピッチャーだけは別人種だからいいコーチが大事だが、カープファンの僕として最も嫌だった稀代の好投手・吉見は最高の適材と思う。まだ名前も知らない選手も多いがこのチームはやってくれそうだ。

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

モーツァルト 『音楽の冗談』K.522

2023 NOV 16 22:22:20 pm by 東 賢太郎

モーツァルトは楽譜通り演奏すると破綻する『音楽の冗談』(Ein Musikalischer Spaß、K.522)を書いた。作品目録への記載は1787年6月14日と父レオポルトの死(5月28日)の直後だが、アラン・タイソンの研究によると1785年に書き始められており、動機は不明だ。

この曲、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトという男の恐ろしさを垣間見せる意味で出色だ。彼はどんなスタイルでも書ける。イタリア風でもフランス風でもロココ風でもハイドン風でもお馬鹿さん風でも。

音楽の破綻は終楽章結尾など誰でもわかる部分もある。作曲法上の禁じ手使用のミスはわかりにくい。米国のプロの作曲家が解説したビデオを見てみたが、平行八度、五度など近代音楽やロックなどに耳慣れした者にはそれほど酷く聞こえない部分もある。つまり「冗談」は今としては和声学というマニアックな領域に達しており、一度聞いて全て笑える人は専門教育を受けた人だけではないか。

K.522を聞いたことがなくジョークとも知らない人ばかりをコンサートホールに呼んで演奏したらどうだろう。拍手がおこるだろうか?あれは本当にへたなんですか?わざとですか?わざとなら何故そんなことをしたのですか?と質問攻めになるだろう。答えはモーツァルトしか知らないが。

実演をご覧いただい。キエフの聴衆はプログラムノートで知っていたろうがこういう反応だ。

ちなみに僕はこの曲をフリッツ・ライナー指揮シカゴ響のレコードで初めてきき、想像はしていたがシメの和音には面食らった。これだ(Mov4)。

シカゴ響のように整然としたアンサンブルだと落差が大きすぎ、あと味悪さでこの曲もレコードもお蔵入りになってしまった。最後の和音をヘ長調できれいに閉めればそれはなかったように思う。K.522は予約演奏会のような場でお金を取って演奏することは想定していなかったのではないか。

ぴったりと感じるのがこちらだ。

大変失礼だが、このぐらいの合奏で来てくれると結びも納得できる。仲間うちで初見の合奏をして楽しむ joke だったなら納得というものだ。当時はありだ、ドン・ジョヴァンニの序曲は初演の前の晩に仕上がったぐらいなのだから。

赤枠の部分がK.522の結尾だ。調は上からヘ長調(ホルン、F)、ト長調(G)、A(イ長調)、変ホ長調(E♭)、変ロ長調(B♭)である。

これは三大交響曲が書かれる前年の作品だ。注目すべきは終楽章で、ジュピターを想起させるフーガらしきものが始まるがすぐ展開をあきらめ、間の抜けたホルンで帳尻を合わせる。赤枠でF-G-B♭-Aのジュピター音列が同時に鳴っており、その直前のホルンとバスはジュピター第1楽章の結尾そのものだ。ジュピターのエコーは珍しくなく、交響曲第1番に始まり、ウィーンに出てからも1783年(以降)の「5つのディヴェルティメント4番」(K.439b)、1790年の弦楽五重奏曲ニ長調(K.593)などにあるが、この終楽章は意味深い。この楽章のテーマでも彼は神品であるK.593の終楽章を書けただろうと思うのだ。

ここで、彼が何故にK.522を書いたのか、なぜ父の死後すぐに取り掛かったのかを考察してみよう。演奏会用でないのだから、彼が愛好した仲間内の卑猥な歌詞によるロンドや、仲良しだったホルン奏者のロイトゲープをいじめるおふざけ協奏曲の類だった可能性が高い。ここでは奏者をいたぶるのではなく下手くそな音楽を書く作曲家をおちょくっている点で他の作品とは一線を画している。

1785年、彼はキャリアの絶頂期にある。結婚をし、予約演奏会は満員で大人気、ピアノ教授で貴族に入りこみ、メーソンに入会し、社会を揺るがすかもしれないフィガロの上演を目論んでいた。富裕層向けのフィガロハウスに住み、仲間を集めて日夜のお遊びにふけった。

K.522の草稿はその躁状態で着想したパロディーの演目として書き始めたが、翌年2月に彼の運の尽きとなる墺土戦争勃発で貴族が出征してウィーンからいなくった。収入が消えて引っ越しを余儀なくされる。生活は落ちぶれ、躁状態は雲散霧消し、草稿はそれとともに放棄されていた可能性が高い。

父の死を知って初めてカタログに書き入れたのがそのK.522だという事実は、うまくいってなかった父子の疎遠を表すという説になるが、そうだろうか。草稿を書き始めた1785年は父レオポルドをフィガロハウスの招待した年だ。父も合奏の一員としてお遊びに参加しており、ハイドンも交えて新作の「ハイドンセット」を試奏した記録も残っている。

父子はザルツブルグ時代にカーニヴァルや仮装舞踏会を家族で楽しんでおり、父はお祭りに愉快音楽を提供した作曲家だった。ここがポイントだ。父はヴァイオリンの名手だったが作曲家としてはそうではなく、結果として楽長がせいぜいで大都市の音楽監督にはなれないことを知っていた。だから息子に作曲を徹底的に仕込んだ。

楽譜を書いては叱られ直され、時に父が代作した痕跡が残っている。13~17才の間に父子がイタリアを3度訪問したのも、本場で息子に作曲家として箔をつけ、名を成させるがためである。そうしてシスティーナ礼拝堂の逸話、マルティーニ神父の逸話がうまれ、出世してオペラを書いて能力にお墨がつけられたのだからモーツァルトにとって忘れ得ぬ日々だったに違いない。

K.522はウィーン風のディヴェルティメントをザルツブルグの田舎楽師が書き、演奏したという見立ての愉快演目として父子が昔を偲んで一緒にコンセプトを作り、息子がフィガロハウスで書き始めていたというのが僕の仮説だ。それが父との最後だった。父の死を知って悄然とし、それを完成させようとなるのは息子としてまったく自然なことではないか。

財政的に窮地にあった彼は何が何でも成功させなくてはならないドン・ジョヴァンニ作曲のためザルツブルグの葬儀参列を断念し、K.522をいち早く完成させることで父を見送ろうとそれを成し、カタログの “いの一番” に1787年6月14日の日付を記したのだ(命日は5月28日)。

ありがとう、楽しかったね。K.522の終楽章にそのイタリア楽旅で書いた「エクスルターテ・ユビラテK.165」のハレルヤ主題が出てくるのを知って、僕は確信した(VnⅡ、第76小節)。この意味をわかるのは天国の父だけだ。

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

サティ 「官僚的なソナチネ」

2023 NOV 14 12:12:15 pm by 東 賢太郎

長いこと生きてるといろんな人に出くわす。どなたでもある程度はあろう、ウマが合ってすぐ好きになる人もいるし、業務上長くつきあったのに百年やってもこりゃ無理だという人もいる。

どうしようもないのがつまんない人だ。つまるかつまんないかはこっちの問題であって、お相手に非や責任があるわけではぜんぜんない。そこに流れる時間というものが耐え難いということである。

例えば興味のない博物館やスポーツの観戦みたいなものだ。そういうのを1,2時間もというのはいけない。ロンドン時代に、もう名前も忘れたが周囲は一生ものと大興奮の著名ロッカーの公演があって拷問の記憶に入っている。そういう方々は、要するに、つまんないのだ。

子供時分からサーカスティックに世の中を見ていたが特に皮肉屋、辛辣家、嘲笑屋だつたわけではない。sarcasticは高校の教師がhumorousと違うと言ったがその時は意味が解らず、ああ俺がそうだったと思ったのはロンドンでオックスブリッジ卒の連中と6年儲かった損したやってのことだ。

フランス人は英国人と違った角度でドイツ人を馬鹿にしている。ドイツ人はドイツ人で田舎者と割り切ったルサンチマンがある。それを恐れる英仏人は喧嘩もするしくっつくこともできるが、英国は軍事や謀略は勝っても文化的には負けてると思ってる。更なる田舎者の米国人はフランス語に羨望すらある。

フランスは革命で自由を得たが権威を失い、軍事はヒトラーにパリを占領される究極の屈辱を味わい、植民地経営も英のはるか後塵を拝した。ナポレオンの武闘派支配は欧州を席巻したが一人の天才とともに消え、200家族のエリート、ENAの卒業生である少数の「エナルク」が支配する官僚国家になる。

エリック・サティは官僚的なものを皮肉る作品をいくつも書いた。

クレメンティがきらいなのではない。こういう訓練につき合う時間がつまらない。それをサーカスティックに音符にしたこの作品は、世の中で最もつまらないのは官僚的なものと考える僕には響く。時間は残酷なものでもある。サティは指導教授から才能が無いとされパリ音楽院をやめたが、無いのは教授の方だった。権威は馬鹿の数と時間の関数である。

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

大統領選挙のための日本ポチ化計画

2023 NOV 12 20:20:56 pm by 東 賢太郎

ハーバードでまずパレスチナ支援のデモが始まり、アイビーリーグに飛び火している。母校のペン大でもキャンパスで大学側が鎮圧に乗り出して衝突している。ニューヨークではイスラエルのガザ攻撃の反対集会をグランドセントラル駅で挙行して逮捕者が出ている。驚くのはプロテストしているのはユダヤ系市民ということだ。若者はネットで残虐殺人の情報を得ているとされるが、パリではダビデの星の落書き事件もあり不穏な動きがあることも背景のようだ。

かたや老舗のルーズヴェルトホテルが移民収容のため閉鎖されているというのも驚く。トランプが作った壁を壊したのでメキシコから毎日2、3万人流入し、手に負えないテキサス知事はトラックで移送してしまう。地方は白人が多く拒否されるので大都市に10万人も来る。マンハッタンは人口170万だから世田谷区と練馬区に中南米人10万人ということ。想像を絶する。移民はすぐ選挙権を持つ。入国に感謝して民主党に投票する。要は大統領選の対策だ。

米最大手保険会社の知人によるとニューヨークで人が亡くなっている。2020年まで彼の600人の顧客に一人も死亡がなかったが昨年から増え、最近は月ひとりペースで業界では異常値という。コロナではなく癌や心臓疾患だが会社の医師に聞くと「わくわくだ、オフコース」が回答だったそうだ。そういえば2020年に僕に打つなと薦めた人は2年後を見ろと言った。日本の厚労省は「超過死亡は増えてない」としている。一見もっともらしいがすぐばれる賢くないごまかし方である。日本人の死亡数は2022年から激増だ。

いまや「藤江グラフ」は有名だ。

ファイザー社、モデルナ社は何兆円と儲かったはずだが株価はこうだ。

ファイザー株価

モデルナ株価

どう考えてもおかしい。どっかに飛ばして選挙資金になっておかしくない。もう今回はドミニオンの機械のバイデンジャンプじゃ無理。買収しかなかろう。

奥方がバイデンに呼びつけられてから岸田氏のポチぶりに拍車がかかったという説がある。役所も含めて株のドド素人が経済経済経済。物凄く危ない。相手はこんな馬鹿ども騙し放題だと思ってる。ただの業者に過ぎないブラックロックをわけもわかってない外務省が迎賓館おもてなし入れちゃったりする。野党は何やっんだ、お前らも馬鹿の一味か、ちょっとは騒げよ。

自民党に漂う「オワコン感」の真因を解く

キッシー息子くんの楽しい忘年会

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

▲TOPへ戻る

厳選動画のご紹介

SMCはこれからの人達を応援します。
様々な才能を動画にアップするNEXTYLEと提携して紹介しています。

ライフLife Documentary_banner
加地卓
金巻芳俊