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今日は最高のゴルフでした

2013 JAN 13 21:21:14 pm by 東 賢太郎

今日は千葉の皆吉台カントリー倶楽部でゴルフ。初春のような好天にめぐまれ、ラッキーな一日になりました。パートナーは韓国ロッテグループの重光会長、LIXILグループの筒井副社長、スターツコーポレーションの鳴沢専務と重鎮ぞろい。お三方ともノムラ・インターナショナルPlc(野村證券のロンドン現法)時代のこわい大先輩方であり頼れるアニキです。

鳴沢さんはNRIの重鎮で同友会等人脈の広い名エコノミスト、筒井さんはJASDAQ社長もされた大経営者、重光さんはいわずと知れた年間売上5兆円の大ロッテ財閥総帥にしてプロ野球・千葉ロッテマリーンズのオーナー代行で、当ゴルフ場のオーナーでもあります。この面子がそろった1980年代後半のノムラロンドンはまさに空前絶後の黄金時代で、セントポールに近いオールド・ポストオフィスに本社移転した90年には社員は約1000人。オープニング・セレモニーの主賓にサッチャー首相をお招きしたところ先約があり、代理にと首相が送ってきた大蔵大臣がその翌日首相に指名されることになるジョン・メジャーでした。ロンドンでの日系のプレゼンスは我々が上げたと自負しており、日本企業のユーロ市場起債で英国の税収が大幅に増え、日本食レストランが激増したのがこの頃です。

当時若手だった僕は30歳前後。MBAを取って赴任し名実ともに人生最高に脂の乗り切った時期でした。当時のノムラの仕事ぶりは戦争としか言いようのないもので、毎朝6時に出社して家に帰るのは夜中の1-2時。東京からアナリストが来ると土日も出社。このメンバーのいた花形の日本株営業部門は稼ぎが悪いと人間扱いしてくれません。しかし英国のファンドマネージャーは本物の投資のプロですからこっちも勉強してプロとして認められさえすればたくさん商売してくれます。だから死に物狂いで勉強したものです。それが今の財産になっています。皆さんの想像を絶する数字でちょっと書けませんが、我々の上げた収益も半端なものではありませんでした。

ということでこのアニキたちはもう上も下もありません。戦友なのです。だから今も平気でとんでもないワガママをたくさん聞いてもらっています。尋常でないしんどさの職場でしたが、最も強い絆を残してくれるのは実は「戦場」です。若い人たちに申し上げたい。うまくいかないからとすぐ会社を移ったり楽な仕事、職場を求めて生きていくのも人生ですが、「若い時の苦労は買ってでもしろ」と言います。絵に描いた餅みたいな「人脈」はいざという時におそらく何の役にも立ちませんよ。フェースブックで何千人トモダチがいても。

さてゴルフですが、最近は3ケタが定着しています。一時けっこううまい時期もあったのですがやらないと着実に下手になるという見本です。海外時代の僕のゴルフ好きは有名で、下手ですが海外の名門コースはあちこちやっています。ゴルフ好きのメンバーがいらっしゃればいろいろお話ししたいですね。

 

Categories:ゴルフ, 徒然に

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