おめでとう、山井投手
2013 JUN 28 23:23:38 pm by 東 賢太郎
昨日、ノーヒットノーランは大投手でも簡単にはできないと書きました。
中日の山井投手というと、2007年日本シリーズの日ハム戦で8回まで完全試合(24人連続アウト)だったのに、あと3人で岩瀬にに交代させられた悲劇の人でした。あの試合、TVで見ていましたが7回あたりからこれはひょっとしてというムードでした。山井という投手はスライダーとカーブの落差が半端でなく、ストレートは重くて伸びがあり、調子のいい時は手が付けられない、何もさせてもらえない感じの投手です。あの試合、日ハム打線は蛇ににらまれた蛙のようで、あのまま山井が9回を投げてればほぼ間違いなく完全試合で日本一という歴史的快挙となっていたと思います。
あそこで何があったかはわかりません。ただTVで落合監督が主審に何か言っているのを見て、てっきり守備固めの交代指示と思っていました。それがなんと投手交代!!あれは本当に許せません。落合監督は投手、捕手経験がたぶんないのですが、野村克也さんや星野仙一さんが「俺だったら絶対に代えない」と言ったように、いくら1-0の試合だったからといって投手、捕手経験者だったら心情としてあそこで非情の降板命令は出せないと思います。山井の指にマメができたとかの苦しい理由は誰も信じません。仮にマメができても投手心理として、それを隠してでもマウンドに行きたかったはずです。
今日は四球はだしましたが、あの時の溜飲を下げられたと思います。山井のノーヒットノーラン、心から祝福したいです。
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中島 龍之
7/1/2013 | 10:25 AM Permalink
日本シリーズを思い出しますね。勝ちにこだわるのは必要ですが、勝負は結果論でもあり、結果だけでない部分を楽しむのも野球の面白さだと思います。今回の山井投手のノーヒットノーランに、日本の多くの人が良かったと思ったことでしょう。