野球を4試合も観戦する幸せ
2014 AUG 16 23:23:34 pm by 東 賢太郎
今日は一日中TVにかじりついて野球をフルに4試合も見られました。甲子園が城北vs東海大望洋、東海大相模vs盛岡大付、八頭vs角館、そして広島vs巨人です。至福の時です。しかも最後はカープが昨日の心配をよそに12-2で大勝のしめくくり。言うことありません。
東海大相模の先発・青山投手の速球はすばらしかった。3回までに8奪三振ですが直球で奪えるのがすごい。ただ5回には盛岡の打者にとらえられていたので6回を投げさせたのはどうでしょう(結局3点取られてそれで負けました)。神奈川大会決勝で20奪三振の吉田投手を含め140km投手が3人もいたのに。6回から代えていれば2-1か3-1で勝ったんじゃないか。もったいないというか、選手たちがかわいそうでした。
盛岡の松本投手は150kmを封印して変化球で丁寧にコーナーをつくクレバーな印象でした。変化球の球種もコントロールも良くて抑え込んでしまいましたね。大変見ごたえのあるゲームで、準決勝ぐらいを見た感じ。最激戦区神奈川の190校の代表・東海大相模が1回戦で消えてしまうというのも、クジ運とはいえ残念に思いました。
皮肉なもので、次の試合が25校と地区予選出場校が最も少ない鳥取の八頭で、52校とこれも少ない秋田の角館を圧倒して6-1で勝ちました。左腕の鎌谷投手は右腰を疲労骨折したそうで、鎮痛剤を飲んでの登板でしたが好投でした。角館の相馬投手も130km代半ばは常時出ていて力のある投手でしたが、八頭の打線の振りはそれを上回っていました。鍛えられている非常にいいチームと思います。
さてカープですが、2軍からいきなり4番にすわったロサリオが2安打に好走塁と、もやもやを吹き飛ばしてくれました。先発の大瀬良に勝ちがついたのも良かったが内容はやや不満。それより嬉しかったのは7,8回を見事に封じた中崎の好投です。152kmの重そうな速球は打たれそうもない水準。一岡の穴を埋めてくれそうです。もうひとつ、売出し中の田原誠を粉砕した丸の2ランは貫録として、福田を打者一巡の血祭りに上げるのろしとなった会澤の2ランです。7本目でしょうか。これは最高にうれしい。やっとカープは打てる正捕手を得ました。
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Categories:______広島カープ, ______高校野球, 野球
中島 龍之
8/18/2014 | 1:43 PM Permalink
東海大相模と盛岡大付の試合は興味ありましたが、松本投手に負けましたね。東海大相模の4投手で優勝かと思いましたが、好投手にあうとこんな結果にもなるのでしょう。青山投手の替え時は、投手が多いだけに難しかったのでしょう。高校野球の面白さで、総合力で弱いチームも勝つことができるいい例でした。と言っても、3種の直球を投げられる松本投手は凄いですね。東海大相模も分かっていても打てなかったとのこと。松本投手の体力次第で優勝もあるでしょう。
東 賢太郎
8/20/2014 | 2:36 PM Permalink
絶対的なエースがいるのがベストですか炎天下の連戦を考えると同じレベルの投手が複数いる方がいいです。難しいですね。東海大相模は20三振の吉田投手への替え時でしたが青山投手の立ち上がりが凄すぎましたから仕方ないですね。