野球は人間ドラマである
2015 JUN 13 2:02:12 am by 東 賢太郎
仕事で野球は見てませんが、さっきプロ野球ニュースを見て、人間ドラマとして最高にうれしいシーン、面白いシーンがありました。
巨人から日ハムに移籍した矢野がいきなりスタメンで二塁打を3本も打ってお立ち台です。悔しかったんでしょう(当たり前だ)、昨日は眠れなかったそうですが、そういう緊張の中でも思いきり暴れたというのが実にすばらしい。やりたくたって誰でもできることではないです。終わったことはきっぱり忘れることです。頑張れ、矢野!
中日の和田一浩の2000本安打、大卒・社会人経由で達成したのは古田と宮本だけという偉業です。しかもその9割が30才になってから!捕手で入団したが性格が良すぎて向いてなかったそうでへたするとそこでクビですが、外野に移って猛練習。人間万事塞翁が馬で、むしろ負担の少ない外野になったのが幸いしたかもしれません。おめでとうございます。
そしてカープ。スマホで結果見て6-0。やばい完封かと思ったらなんと勝っておりました。8連敗中と苦手意識で鬼門と化していたソフトバンク戦。どこ吹く風で並み居る強打者の内角を攻めまくった黒田の闘争心!すべての男に見てほしい。攻撃は最大の防御。しかも8イニング行ってくれた。メジャー歴なんて関係ないですよ、気持ちの強さ、それに尽きますね。
投手と打者ってね、要はケンカなんです。当てたら帽子とれとかわかってない人がいますがそんなことしてたらあんなえぐいシュート(最近なぜかツーシームと呼ぶ)投げられるはずないでしょう。帽子取らないからあれが怖いんですよ。カープの勝負弱い面々は見習え!田中だけは面構えがよくなってきました。
オリックスは小谷野、中島が復帰して一気に重量感がでてきましたね。投手陣も阪神を10回で3安打完封というのは堂々たるものです。これが本来の姿でしょう。かたや阪神はマートンをはずして出しませんでしたが何かあったんでしょうか。外人3人ともキレやすそうなキャラですね。人間くさくて面白いですが。
DeNAは粘って同点にしたが国吉の暴投でサヨナラ負け。その一球まえ、低めに微妙に外れた148km、実にすばらしいタマでした。あれがボールで影響しちゃう。ドラマですね。プロの勝負は紙一重です。2013年以来の8連敗だそうで去年のカープのようですが、筒香、ロペスがでんと座る打線の重圧感は巨人より上。去年までとは違うでしょう。
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中島 龍之
6/13/2015 | 12:23 PM Permalink
やはり黒田でしたね。摂津は負け越し状態、不安が残ります。それでも首位のソフトバンク。日ハムと首位争いでしょうか。オリックスはやっと戦える状態にもどりつつありますね。
東 賢太郎
6/13/2015 | 1:19 PM Permalink
6-0で負けで納得でしたからまったく想定外です。それだけ黒田が別次元の投手ということでした。今日からは普通の投手ですから普通の結果になると思います。