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ヤクルト痛恨の敗戦、館山の不調が痛い

2015 OCT 28 23:23:18 pm by 東 賢太郎

1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 1 0 4 0 0 1 0 0 0 6 6 1
ヤクルト 0 0 0 1 0 3 0 0 0 4 9 1

 

惜しい試合でした。先発の館山がまったくの誤算。例のリーグ優勝がかかった広島戦をネット裏で観ましたが、本塁打2発で3失点KOだったあの時と同じです。右打者にシュート回転した球が真ん中にはいってしまう。イデホに左中間を破られたのがそれ、そして試合に出てなかった捕手の細川にも。しかもその直前にファーストのファウルフライを畠山が深追いして捕れず、それが災いした失点だったのが痛すぎます。あれはライト雄平が捕らなきゃいかんでしょう。この回で昨日の山田が作ったミラクルムードがいっぺんに盛り下がってしまいました。

ヤクルト投手陣は9つも四死球を与えてしまいました。ホークス打線の圧力、威圧感に押されましたね。特に1、2番の福田、明石は構えからして何かやりそうで、塁に出るとかきまわしてイデホのヒットを呼び込んだと思います。そして、これも残念だが5回に出した松岡をひっぱって6回、その細川に不用意なストレートを投げてレフトにありえないホームラン。今季は59試合しか出ず打率1割でホームランなしの打者にこういうところで打たれてしまう。あの回から秋吉でいくべきだったでしょう。

ホークスが強いのはこの「ありえない」が起きてしまうところです。第1戦で松田が本塁打を打ったら打線が爆発して6連続安打でしたが、そんなことは6人全員が仮に3割打者としたって確率的に1万回に7回しか起きないのです。そういうのが大事な第1戦で出てしまう。相手はびびります。

摂津はスピードは抑え気味でしたが山田をうまく攻めました。変化球で入ってタイミングを取らず、最後はすばらしい低めの速球で2回見逃し三振。あっぱれです。バレンティンがやっとバットにかろうじて当たりだして、中村、上田のヒットで3点返しました。この6回の加点は救いでしたが、ホークスのリリーフ陣は球が速い。なかなかあの150kmは打てないでしょう。

ヤクルトはがけっぷちに来てしまいましたが、完敗というゲームではなかったです。久古が柳田を三振ゲッツーという昨日のリプレーのような好投があったし、彼に打たせなかった中村のリードは冴えてました。しかし彼にビビって2回も四球を与え、2回ともイデホに痛打された館山の不調につきます。

あすは中4日で石川でしょうか、いえ、石川で行くしかないでしょう。あとプロ野球も1,2試合しか見られない、さびしいことです。ヤクルトがんばれ。

 

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Categories:______プロ野球, 野球

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