畏友、逝く
2016 OCT 21 5:05:26 am by 東 賢太郎
なんか悔しくて、
よくわからない、眠れない
なぜ、君みたいないい奴が、
俺は何に怒ればいいんだ
京都の春は2度、ほんとに行ってよかったなあ
こんな桜もおどりも初めてと喜んだが
その喜び方が、そのすなおでポジティブなこころが、最高だと思った
去年8月九州を旅したばかりだ、嬉野、有田、吉野ケ里、博多、大宰府
楽しかった
どこで何してどうしたかって、会話だって覚えてるぞ
あれは7月に急にヤフオクで野球見ようといってきたんだ
あれはなんだったんだ、腰が痛いのに
あれでよかったのか
あたまが深くて、つよいな
これはかなわない、といつも思ってた
でも、好奇心も探求心も博識も、話し相手は君しかない
あったかくて、人肌があって、こころが空みたいにひろい
俺の勝手もめちゃくちゃもなんでもいったんのみ込んでくれた
そういう人といると安らぐんだ、不安だらけだから
みずほに移らせていただくことになって、最初の日だった、
ファーストスクエアのロビーで、忘れもしない、
あした夜いけないかと
はじめて声かけてくれたのは君だ
送別会かなにかがあって、すいませんといったら
そうか、東とは飲めないのかなあ、とちょっと残念そうにいった
あのひとなつっこい笑顔で、なにかすっと新しい職場に入れそうな,
どれだけ初見参にのぞむ新入りの気を楽にしてくれたか
君はそういう人だ
仕事は引受とシンジケーション、ずっと緊密なパートナーだったね
こっちは優秀な3行のバンカーのみなさんに後押しされただけだった
後日に君のブログの博覧強記と強靭なセンテンスを見ることになって、
わかった気がしたよ、こんなすごい人たちだったのかと
君の外国旅行記を読んで、
行った先々でこんなに物事をすぐ学んで帰ってくる人なんて知らない
足元にもおよばないといつも口惜しかった
そういう人が幾人かいたが、君はまさしくその筆頭だ
ゴルフは何度か行ったね
絶対勝つつもりだったが、
どうも調子がおかしくて負けた
どこかにスコアカードあるぞ、見たくないけど
そうやって仕事も遊びも、大みずほに引き入れてくれたのは君だ
それがなければ人生変わっていたかもしれない
そうしてちっぽけな会社を作った俺を当時となんの変りもない目で見てくれてSMCにはいってくれた
それがどれだけうれしかったか
君はそういう人だ
きのうブログをぜんぶ読みかえした
ちゃんと声が聞こえてくる
今日もう一回読みかえす
千年残してやるからな
でも中島さんのコンサート、おい、あれが最後ってのはないだろう
Yahoo、Googleからお入りの皆様
ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。
Categories:______体験録
中島 龍之
10/21/2016 | 10:58 AM Permalink
まさか・・・ですか。ヤオフクドームから東京アピア・ライブが最後ですか?信じられないですが。
Harry Saito
10/21/2016 | 10:55 PM Permalink
ご無沙汰しております、今月は仕事でしばらくパリにおります。一昨年の忘年会でお会いして以来、また一度お会いして旅のお話でもできればと思っていたのですが、訃報に触れ大変悲しく思っております。心よりご冥福をお祈りいたします。