帯状疱疹は漢方で治る
2019 SEP 26 1:01:05 am by 東 賢太郎
神山先生からこれを16日間つづけて飲みなさいともらった煎じ薬は帯状疱疹を治すものだ。なにせ54才でかかった水ぼうそうの残骸である。ウィルスは脊髄に生きていて免疫力が落ちると出てきて悪さするらしい。それが帯状疱疹になる。
右目の奥がどんよりと重く、眼科で検査したら「眼は問題なくてたぶんそれでしょう、治らないです、最近増えてますね、ポチポチが出たら皮膚科に行きなさい」で終わった。仕方ないが、そんなのと一生つきあうのが嫌だ。
こういう時は神山先生に相談する。「東さん、帯状疱疹は西洋の薬飲んではダメです。ウィルスを閉じこめちゃうから。漢方しか治らないよ。」「でも抑えるだけでしょ?」「違う、外に出すんです。治りますよ。」いつも心強い先生だ。
それで出たのが乾燥した数種類の薬草のミックスだ。家内に煎じてもらう。毎日飲んでるのとは味が違う。ちょっとミントっぽいが、中国4千年の秘宝の味かな。ちなみに先生のご尊父は鄧小平の医者だった。
こういう話しをすると大概の人は、プラシーボ効果ではないかという顔をする。偽薬でも効くと思えば治った気になるというあれだ。しかし是々非々の僕は思うのだ。「だから何だ?薬は治ればいい、それ以外に何がある?」。
僕が元気なのは先生の漢方のおかげ。固くそう信じている。なにせ15年飲んで常に実感してきている。今年2月に多忙でさぼったら人生初のインフルを患った。8月にまたさぼったら風邪をひいた。
元気だというのも思い込み?べつにどうでもいいじゃない、それで日々快調なんだから何の支障があろう?そう思い込ませてくれるのも薬効のうち。その快適を学者がプラシーボと呼ぼうがどうだろうが、まったくクソくらえである。
先生の上海の診療所は7つになった。日本は診療もあるが、ご夫婦とも日本の生活が好きだから住んでおられる。15年のおつきあいでいろんなことがあったが、本当に素晴らしい人物。それを僕は名医と呼びたい。
仕事にかまけて日本の良いものをあんまり教えてあげられてない。帯状疱疹のことで、こんないい人にと自分が情けなくなった。
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