こんなにあった我が人生の危機
2021 NOV 2 23:23:13 pm by 東 賢太郎
自分はどんな星のもとに生まれたのかと思うことがある。
・ サンフランシスコの郊外で野犬の群れに襲われそうになり
・ 帝国ホテルで結婚した翌朝にホテル・ニュージャパンが燃えており
・ 新婚旅行先の洞爺湖で有珠山の噴煙があがり
・ 新婚旅行から羽田に戻ると窓から海に墜落したJAL機が見え
・ フロリダでレンタカーに乗ったまま強盗に襲われ
・ ロンドンで長女が生まれる直前にブラックマンデーに見舞われ
・ ロンドン出張の朝に第二次湾岸戦争が勃発して急遽とりやめ
・ 初めての香港出張でアポの相手が誘拐されて大事件になっており
・ 9・11テロの当日だったニューヨーク出張を直前に何となくやめた
思えば何度も命が危なかった。すんでのところで何もなく済んだのは常にたまたまであり、身代わり地蔵さんがついて下さっているのだろうかと思う。
それに加えて、
・ 東西ドイツ統一(1990)直後のドイツに赴任
・ 香港返還の年(1997)の香港に赴任
というのがある。特に危険はなかったが、あれはそんな時だったのかと、歴史というものが人類の記憶に固定されて行くプロセスを体感できたスリリングな思い出になっている。どちらも20世紀の重大事件として世界史の教科書に太字で載るから子孫は年号ぐらいは暗記して欲しい。
そして、今日、2021年11月2日も子孫は暗記してもらっていい。実業家としての僕の運命を変える吉日となった。内容は諸事情ありここでは控えておくが、列挙した数ある人生の危機の百万倍返しぐらいの大成功、会社にとっての歴史的慶事である。いずれは書かざるを得ないのではないだろうか。
ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。
Categories:______体験録