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大谷はピッチャー一本でいくべきである

2013 MAY 28 23:23:14 pm by 東 賢太郎

日本ハムの大物ルーキー大谷の二刀流についてです。TVでしか見たことがありませんが、投打とも図抜けているように思います。特に打の方は、あの清原が「高卒ルーキーで自分が抜かれるかもしれないと思ったのは彼だけだ」と言っているぐらい。素人目にもスイングが速い上に柔軟性があり、ホームランだけでなく打率も稼げそうなイメージです。オリックスの糸井も大学時代はピッチャーで150kmを出していたのを、プロ入りしてきっぱりと打者転向して成功しています(彼は体形がピッチャーではないですね)。

しかし、シロウトの独断と偏見で申しますが、大谷はピッチャー一本でやるべきです。理由は簡単。球が速いからです。先日の阪神戦でも何球かですが物凄いストレートがありました。今157km出せる人は1億2千万人いる日本人のうち、たぶん彼だけではないでしょうか。稀有の天賦の才なのです。だったらピッチャーやるしかないでしょう。いつやるの?今でしょ、です。ピッチャーの命はコントロールです。速いだけではダメ。打者の練習もしながらプロレベルのコントロールを習得するのは無理でしょう。だったら二刀流はありえません。

糸井に限らず投手から打者に転向というのはいくらも例がありますが、「バッターでダメだったからピッチャーでもやってみろや」というケースは草野球ですら皆無でしょう。ピッチャーは誰でも練習すればできるというポジションではないのです。日本一の球速をもっているのにあきらめさせたら宝物を潰すようなもんです。唯一の心配は性格です。ピッチャー向きかどうか。インタビューを聞くと、どうもやさしいいい子みたいです。あんまり唯我独尊の感じはしない。監督の栗山もいい人だし、ああいう人はピッチャーはできません。オレが投げなきゃ試合が始まんないだろ?ぐらいの人。中田あたりがインストラクターになったらいいかもしれませんね。

 

 

 

Categories:______プロ野球, 野球

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