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柳田悠岐のことば

2016 JUL 7 19:19:43 pm by 東 賢太郎

「高校野球」と聞いて思い浮かぶ言葉は「がまん」です

(福岡ソフトバンクホークス・柳田悠岐)

いま気になってるプロ野球選手が何人かいます。この柳田、ヤクルトの山田、広島の鈴木 誠也などです。彼らを見るために球場にいきたい、そのぐらい。山田、鈴木は本領発揮してますが、柳田がのりきれてないですね。彼は性格もきっといい奴と思うんで、応援してます。

柳田は中3で170センチ58キロだったそうで、これは僕とおんなじであり、広商でも2年までスタンド応援だったと知って意外でした。そこから188センチまでのびて3番を打つまでにはなったようですが大学は東京の名門校のセレクションに落ちたそうです。この挫折がいいなあ。いきなりエリートじゃなかったのが野球劣等生でおわった男の琴線にふれます。

広商というと忘れられないのが広商野球部でエースだった先輩に受けてもらって、とにかくリードがすごくて魔術みたいに三振とれて1安打完封したことです。素人相手とはいえああいうことはそれきりでキツネにつままれた感じが残っています。広商ブランドのリードでしたね。そのレベル、柳田でも苦労したんでしょうか、しかし、そんなに苦労しても激戦区広島で彼は甲子園に出られなかったのです。

高校野球はがまん。PL出身の選手はみんな「プロの練習なんか」って言ってますね。昨今は体育会がパワハラの巣窟のイメージになってますが、ノンポリでやってた僕らでさえ一生残る心の支えになってます。子供のころに何でも結構ですがしんどいがまん体験は大きなブラスになると思います。パワハラとかばってしまうか、自分ではねかえして原動力にするかです。僕はあんまりできなかった勉強もがまんが必要でしたが、それができたのは野球で挫折したうっぷん晴らしだったからです。

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Categories:______プロ野球

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