エルドレッド、劇的サヨナラスリーランで広島強し!
2014 APR 27 20:20:56 pm by 東 賢太郎
前田と内海の息づまる投手戦でした。内海のストレートはスピードは138km程度ですが球がすごく「行って」ましたし、何よりコントロールが抜群で文句なし。菊池が空振り三振するのだからよほど速かったのでしょう。スピードガンじゃないんです。右打者のインハイは全く打てませんでした。アウトローのシュート気味のツーシームも良かった。敵ながらあっぱれ、ナイスピッチング!!
前田は内海より危ない球がありましたがここぞというところではミスがなく、150km出たストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリット、ツーシーム全部がコントロール抜群でした。4番アンダーソン攻めは完璧でしたし巨人の打者を下に見て投げられる数人しかいない投手ですね。バックも好守備でしたがチェンジになって前田とのハイタッチを見るとやはり彼中心の一体感があり、それが躍進の秘密でしょう。
それにしても菊池の守備は凄い。今日も2回あった。
2011年ドラフト後の記事
広島2位・菊池内野手(中京学院大)全然、予想していなかった。うれしいのひと言。守備と肩の強さには自信がある。派手さはなくても、堅実なプレーができる選手になりたい。
彼を採ったスカウトは2階級特進ものです。
そして0-0のまま迎えた延長11回、大竹の人的補償で巨人から来た一岡のピッチングです!!試合は初めて見ましたが評判通りの素晴らしい球威。去年の巨人では山口、マシソン、西村の3本柱が鉄壁のため彼は2軍暮らしで、そのため不要とされてプロテクト漏れしたと思われます。ところが今年は3本柱がぐらつき本来なら一岡に出番が来たところが敵方にいる。皮肉にもその一岡が見事に3人で断ち切った11回の裏、この引き抜きが巨人にダブルパンチになったことを裏付けるがごとくその山口が菊池、丸にヒットを打たれ、そしてエルドレッドの3ランで劇的サヨナラ!!となりました。ここまでじらされただけに、あわや場外の最高に痛快な一発、稀に見る好ゲームでした。
去年までボール球の三振が多かったエルドレッドと堂林のタマの見切りが良くなっているのにも驚きました。カープはほんとうに強いです。
広島vsヤクルト(神宮)観戦記(菊池のタッチアップに驚く)
2014 APR 25 0:00:02 am by 東 賢太郎
大瀬良だったのでどうしても見ないわけにいかず行きました。9対2でしたがこんなに強いカープを見たのは何十年振りかです。初回、2ベースの山田がバント、セカンドゴロであっさり1点入れられましたが、先発ショートだった新人田中がプロ入り初のスリーランですぐ逆転。これはライトポールを巻いたのでビデオ判定でしたが、スタンドにはまあファウルでもいいかという余裕の雰囲気すらありました。そんなことはこの球場で初めてですね。田中はキャッチング、スローイングともとてもいいし左打ちだし堂林と梵は危ないかもしれない。東出と栗原はもう苦しいだろう。
カープの強さは菊池に見ました。まず意表をついた絶妙のセーフティーバントで出塁。これだけでも二重丸です。ところが丸のサードへのファウルフライがベース横のネットぎりぎりに飛ぶと、三塁手川端が何とか捕ったのですが、菊池の予想外のタッチアップに完全に投げ遅れて2塁ぎりぎりセーフ。このタッチアップ、サードのフェンスからセカンドベースは至近距離であり、野球がよくわかってないTVも新聞もぜんぜん報道してませんがこのプレーはプロ中のプロ。実に凄い。ボーンヘッドだった川端も驚いたが我々も驚きました。よくぞこんな素晴らしい選手を取ってくれました!このダメージは大きく、このあと走者ををためて代打小窪がスリーランでこの回4点です。この流れ。カープ躍進の原動力は間違いなくこの菊池です。
さて肝心の新人大瀬良ですが最速は149kmでしたが寒かったせいもあってか球はあまり行ってませんでした。バレンティンを空振り三振に仕留めたストレートだけは良かったですが、これと同じぐらい力を入れた山田の4打席目のストレートはセンター前にはじかれました。総じてコントロールも今一つでありスローカーブもほとんどワンバウンドで効果なしでした。畠山(4の3)と山田(4の4)を除いてヤクルトは振れておらず救われた感じです。8回で2点は結果オーライでしたが巨人戦なら4、5点コースで、本人もたぶんそんな感触でしょう。
ヤクルトの先発古野は悪くなかったと思います。僕の位置(三塁側ベンチ上33列目)からだと変化がわかりませんが、スライダー(たぶん)はキレていて空振りが多かった。これでも今のカープ打線には崩されてしまいました。小川も骨折で今期は投手の手駒不足が痛々しいばかりです。リリーフに出た久古など以前は嫌な投手でしたが今日は125kmしか出てませんでした。どうしたんだろう。これも驚きの畠山の盗塁もありましたがスタンドも一塁側は半分も埋まらず、満員で真っ赤だった3塁側とは好対照。3連敗でスタンド前を歩いて引き上げるヤクルト選手も元気がなくどこか気の毒でした。こういう時に宮本がいないというのは大きいかもしれません。
カープは貯金10に両リーグ1番乗りだそうです。キラが心配ですが、それが無事ならこのままひょっとすると優勝してしまうかもしれないという強さでした。次の巨人戦が見ものです。マエケンはともかく九里も行くんでしょうか。彼が勝ってしまったら大変なことです。マエケンは試合前のノックでノッカー横の捕球係で元気に参加して雰囲気を盛り上げてました。こういうのも普通あり得ないですね。彼の存在がチームの軸になってます。「鯉のぼり」は昔から恒例ですが、去年のマー君と一緒でマエケンは来年はたぶんもういないのだから、楽天みたいに優勝しておかないと。
コイの季節
2014 APR 8 21:21:18 pm by 東 賢太郎
広4×巨1の圧勝で単独首位。ちょっと出来過ぎの感じですが今日は文句なしのナイスゲームでした。阪神、DeNA戦で爆発した巨人打線を野村が抑え込んだこと、一岡が2三振をとって1イニングを無難に無失点、そしてマシソンから堂林が代打で2ランを放りこんだこと。最高に気持ちのいい試合でした。
8回に永川が高めのフォークのすっぽぬけを松本にうまく当たられて(わざとに見えないが間違いなくわざと、痛くない、プロの高等技術)1塁に出しましたが、2回牽制して3度目で刺しました。策に溺れてイケイケ気味になっていた松本にもうないぞと思わせて釣りだした、これもプロの高等技術でした。
アンダーソン、ロペス、村田と大当たりだった3人を野村がスライダーとシュートでうまく揺さぶって抑えました。びびってカウントを悪くして甘くなって打たれていたDeNAの投手とはものが違います。ピッチャーはやはりコントロールがすべてですね。
東京では地上波放送がないので見てませんがドラフト1,2位の大瀬良と九里が順調に行けば20勝近くは期待できるかもしれません。巨人にFAで取られた大竹は10勝しても10敗の投手なのでこの2人の先発がいればよく、1イニングで確実に三振のとれる一岡のほうが有難いのです。
サードは新人の田中が入って小窪、松山との激戦区になりました。堂林のザル守備だった去年までとは大差です。セカンドの菊池は運動神経で他を圧しており、顔つきも良くなって巨人の坂本といい勝負の存在感になりましたから内野が引き締まったのは実に大きいです。投手の気持ちが違います。そしてサードを追い出された堂林が代打で2本も本塁打を打つ成長を見せています。うまく回転しています。
外人は左のキラと右のエルドレッドが3,4番に並んで重量感が出ました。エルは去年より当たるようになっている感じです。これで盗塁王の丸、連続出塁記録の広瀬がセンター、ライトで定着すればけっこう強そうですね。打線の穴はキャッチャーの石原だけなので今年は巨人とも戦えそうです。
しかしカープは東京では報道されません。内海の危険球退場が先だったりする。5回のピンチで村田を併殺、ロペスを三振に取った野村の芸術的ピッチングなどかけらも書かれないです。これじゃあまともな野球ファンは育ちませんね。まあ恒例だったコイの季節と思われているんでしょうが。
カープ 巨人から一岡投手を獲得
2013 DEC 25 17:17:41 pm by 東 賢太郎
ずっと気になっておりましたカープ大竹の人的補償ですが一岡竜司投手(22)に決まったようです。昨日候補投手といわれた公文など3人のビデオを見ましたが、だんぜん一岡がいいですね。とにかくタマが速くて重くて伸びる。ヤクルトのライアン小川、楽天の則本を思わせる剛球です。このビデオでは球威に甘えて高めで遊んでしまっているのですが、そういう気持ちになるのもわかりますね。そのぐらい強い球です。上本の三振したボール、米野の1,2球目なんて僕的にはしびれますね。22歳だから今年は大瀬良を2人取ったようなもの。大竹という投手はいい時は手がつけられず誰も打てません。しかしけっこう精神的に波があって10勝ですが10敗でした。年齢を考えれば非常にいいディールでしょう。
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広島 ドラフトで大瀬良を獲得!
2013 OCT 25 8:08:45 am by 東 賢太郎
1位の大瀬良(九州共立大)です。今年の大学ナンバーワン投手が取れました!!もと長崎日大高のエースで、3年夏の長崎県大会では同年センバツ全国制覇した清峰高の今村(現カープ)に投げ勝って甲子園出場した剛腕です。祖母が長崎出身である僕としてはうれしい限りです。捕手で頭脳派と言われた九州担当スカウトの田村恵氏が高校時代から追いかけていたそうで、その彼がクジも引き当ててくれました。大瀬良もそれを予感していて喜ぶというのも最高の人間ドラマでした。入団は確実でしょう。今村、安部、中崎を採ったのも田村氏とのこと、スカウトの眼力はカープにとって大きな戦力です。これをご覧ください。
http://youtu.be/PQtIrhJuNIE
次は日米野球、5回1失点6奪三振でした。球威満点です。まさしく剛球です。外人からストレートで三振が取れている!最近あまり見なくなったタテのカーブはちょっと抜けた感じでタイミングがとりにくそうです。球種が増えたらマー君なみもありですね。マエケン、バリントン、大竹、野村に次ぐ5人目の先発は間違いないでしょう。9番の背番号1を三振でねじふせたボール、凄いです!よくご覧ください。
http://youtu.be/RkNpYUtK59k
2-4位もいいですが5位の中村(関東一高)がとても印象に残りました。甲子園で3安打完封13奪三振のシーンです。
http://youtu.be/Ms00zqsLwLk
ゆっくりしたフォームから投げる高めの130キロ台をほとんど空振りしてますね。キャッチボールしているようで剛球も凄味もありませんが、これだけきれいで伸びのある球はまれです。それで三振が取れてしまうのが実に素晴らしい。きたないスライダー、フォークや何たらシームやらを投げないのがとてもいいですね。フォームは江川卓、球質はロッテの唐川の高校時代を思い出します。僕の好みのタイプでとても楽しみです。左投手と捕手が欲しかったのですがそれは贅沢というものでしょう。今回のドラフトは100点でした。巨人、阪神、中日、ソフトが1位を外して戦力が平準化したのも良かったですね。
カープご苦労さん
2013 OCT 19 1:01:23 am by 東 賢太郎
もう昨日で実質は終わっておりましたし、来週の仕事の打ち合わせもあったので、やはり元球児で野球通であるS氏と食事しながら観戦しようということになりました。
店へ着くといきなりカープが梵のタイムリーで1点先制。杉内は良くなさそうで野村はまあまあ。ムードは悪くなかった。ところが意に反してそこで何となく直感で余計なことを口走ってしまったのです。「この1点でおわりだよ。たぶん。」本当にそうなってもショックにならないよう、自分に言ったんですが・・・。「東さん弱気ですね。今日はやるでしょう。」「いや野村はね、だめなんだ、7回で3点覚悟なんだ。」
世の中には縁起のいい悪いがありますが、軽々しく言ってはいけないこともあるんですね。まったくその通りになって3-1の負け。反省しています。昨日以上に巨人をあわてさせるシーンもなく、フェードアウトでした。今井投手のボールがいいというのはS氏と意見一致。しかしその今井のボウカー、長野、寺内の三者三振以外は見るものなしでした。巨人の強力打線を3点に抑えれば投手陣は合格だから、ひとえに打てませんでした。3安打で勝てるはずもないですね。
巨人は強かった。それだけです。阿部がきのう急所に当てながらも今日よく打ったし、彼のリードでカープ打者はひねられました。初戦の坂本のホームラン、昨日の寺内のホームラン、今日の坂本の2ベース、ぜんぶ外角高めの甘い変化球だった石原のリードとの差です。巨人は打線だけでなく投手力が良かった。昨日の菅野は別格として、今日の杉内も2回からは付け入るスキもほとんどなかったですね。
ということでそこからのスケジュールは予定通り。へべれけになるまで酔っ払って帰りました。今年は何となく足が遠のいてしまい球場で3試合しか見ませんでした。だからCSの5試合、久々に一球も逃さず真剣に野球をウォッチすることができ楽しかった。広島カープご苦労さんでした!
菅野君あっぱれ
2013 OCT 17 20:20:46 pm by 東 賢太郎
ノーヒットノーランでなくてよかった。あの菊池が3三振でした。これは打てません、あっぱれでした。マエケンがエースなら自分もそうしなくては。よりによって寺内にホームランだけはやめてほしかった。完敗です。
カープあと一歩及ばず
2013 OCT 16 21:21:38 pm by 東 賢太郎
最終回、2死1,2塁までクローザー西村を追い込み、菊池が三遊間にヒット。赤松が飛び出してゲームセットでしたが、勢いは切れていない感じは残りました。それにしても、何度も書きますが菊池はいい。1球目、自信を持って見逃した外角低めをストライクと言われてえっと思い、2球目はそこにフォークを落とされ空振りで0-2に。そこで投げられたボールになるフォーク、それの見逃し方がすごい。あれは丸や天谷ならほぼ間違いなく振って三振です。5打数4安打でした。
大竹のシュートは切れていてほとんど打たれませんでした。右で打ったのは村田だけで、当たってますね。要注意です。坂本は前の打席そのシュートで空振り三振だったのでそれをウイニングショットにすべく外角でカウント稼ぎにいってしまった。それを読んでいたのか、外角甘いスライダーをホームランされました。いい投球をしていたのにあれは惜しかった。
敗因は7回に投入した横山でした。先頭の亀井のレフトフライがいい当たりだった、それで警戒したのか山口の代打橋本に痛恨の四球。ホームランもないあんな打者を歩かせたらあとはホームランがある打者ばかりの巨人を封じるのは難しい。今季カモられている長野にヒット、阿部を歩かせて案の定当たっている村田に決勝打を浴びてしまった。
最終回は岩本の3-0からの積極的なヒットもあったので良しとしましょう。
カープ いざ巨人に挑戦!
2013 OCT 13 18:18:58 pm by 東 賢太郎
昨日の勢いのままでした。大きかったのは先発バリントンが西岡の先頭打者ホームラン一発だけで5回までいき、横山がつないで7回までその1安打だけに封じたことでしょう。そして藤井の大飛球をジャンプしてとってゲッツーにしたエルドレッドの左翼守備。あれが捕れなければ1-2点入っており、そのままメッセンジャーにやられた可能性があります。同点打のキラと外人3人の気迫がモノを言いました。
打っては1点ビハインドだった6回、先頭の菊池がそれまで3安打と力で抑え込まれていたメッセンジャーから打った左中間ツーベース、これが本当に大きかった。試合を動かし、メッセンジャーをKOしたのは彼です。そこで梵が見事にバントを決め、迎えた4番キラ。1打席目は高めストレートに振り遅れて空振り三振。2打席目はその残像からか初球カーブに手を出して浅いレフトフライ。この打席も高め速球を空振りして2ストライクでした。そこへ投じた真ん中高めボール球のストレート。これをキラが右翼へ打ち返して、見ている方も驚きました。まさに「あれを打たれるというのはボールに力がなくなってますね」(解説・大野豊)。もっと驚いたはずのメッセンジャーは平常心を失い暴投、そしてエルドレッドにもストレートを打たれてタイムリー。これで勝負ありました。
菊池は守備でも貢献度満点です。昨日今日で内野安打かという当たりを5本はアウトにしました。梵の守備も固く、盤石の二遊間でした。キラのファーストのキャッチングはうまいですね。背が高くてあれだけワンバウンドを捕ってくれればシュート、セカンドは思い切って投げられます。投げられるなら思い切って捕りにいこうという積極性も出ます。こう言うとかわいそうなのですが、カープは東出、栗原、堂林が怪我でいなくなって守備がものすごく引き締まった。これは投手にはめちゃくちゃ大きいです。
内野がそうだから、どう見てもうまくないエルドレッドまでがファインプレーをしてしまう。そういう好循環も勢いを生んでいます。巨人はサードの堂林ねらいで守備を崩すことで突破口を開いていたようです。それが木村、小窪はミスをしないどころか3塁線を好守備で止めて2塁打をアウトにしてしまう。小窪は打撃も調子がいいのに使ってもらえず、今日は8回に代打で左中間三塁打、打点2です。この裏に永川が打たれたのでこの2点は大きかった。木村、天谷もヒットを打って層の厚ささえ感じるようになってきました。
反対に阪神は打撃だけでなく守備も覇気がなかった。9回の梵のライトへのヒット。柴田がファンブルした隙に2進。これはまあいい。次のプレーです。迎(むかえ)はつまって浅いレフトフライ。これをマートンが捕球するや梵はなんとタッチアップで3進成功。こんなのは長い人生で初めて見ました。マートンは昨日の最終打席で凡退してベンチへ戻るときに笑ったように見えましたが、阪神ファンには申し訳ないが4番があれでは勝てないですよ。この梵が福原の暴投でホームインしてしまう。巨人戦を見据えた気迫の走塁でした。
最終回、5点差でツーアウトランナーなし。マウンドには不動のクローザーのミコライオ。TVは桧山の顔をアップで写す。誰もがこれで彼の現役は終わると思いました。なにせバッターは2試合ノーヒットで凡守備をしたばかりのマートンです。ところが、そのマートンがそこでヒットを打ってしまう。これが「持ってる男」の力でしょうか。代打桧山のコール。ミコライオの投じた内角やや低め150kmぐらいの速球でした。最後の最後であれを引っ張ってホームランした桧山は最高のスナイパーであり勝負師でした。記憶に残る男です。本当にすごいものを見せてもらいました。
最後は、「優勝できるチームへ行きたい」と言ってカープを去った新井君が空振り三振でゲームセット。この勢いはフロックでない感じもいたします。プロへ入る連中は勝って当たり前の高校時代を過ごしたスターばかりです。試合終了後のカープ選手の顔は、そういう雰囲気をかもし出していました。強そうです。巨人はしばらくゲームをしてないので1勝のアドバンテージは大して意味ないでしょう。意外に食ってしまうかもしれない。優勝できるチームになったことを東京ドームで見せてほしいです。
CS第1戦 カープ快勝!
2013 OCT 12 19:19:52 pm by 東 賢太郎
TVに張りついて見ておりました。これは快勝です。初戦カープはマエケンで阪神が不利との下馬評でしたがそこに藤波を当ててきた。一度マエケンに投げ勝っているし甲子園では人生で一度(巨人戦)しか負けていない。第1打席のキラの見逃し三振は外角のたぶん投げそこないのカットボールで、普通あれはボールだ。今日の球審は高低(特に低め)は狭いが、ベースの角っこをかすった変化球も取る感じで両サイドがタマ半個分広いイメージでした。阪神バッテリーは両サイド(スライダーとカットボール)でその癖をうまく使っていて、3回までは嫌な感じでした。
4回、キラの2打席目はつまったセンター前。そこで松山がよく打った(1,2塁間)。そして5回のキラの快心のスリーラン。第1打席にやられたカットボールのタイミングで狙っていてその通りの球が来た。このホームランには伏線がありました。その回のマエケンのヒットです。先発投手というのは相手の先発を意識します。打席に迎えてもそうです。マエケンは第1打席はバントの構えで藤波を揺さぶって3-2からもファウル。結局最後はど真ん中を見逃してあっさり三振。苦労させて数を投げさせておこうという感じであり、あしらわれた感じで藤波は三振でも気持ち良くないはずです。
そして次の5回の第2打席。今度はファウルでねばって苦労させたあげく軽打して1,2塁間をゴロで抜くヒット。軽打といっても当たりそこねではなく、見事に芯で打ってそこへ運んだヒットで、これがまた相手には悔しい。打者のペースにはまっているという気持ちになり力みが出てくる。それがキラのスリーランを呼んだと思います。というのはその1球前の力んだスライダーがワンバウンドしたことでおそらく手加減が加わり、カットボールはベルトの高さに行ってしまった感じだったからです。
そして7回の第3打席は4対1となっていて、相手投手はボイヤー。こういう時に投手は普通は一度も振らず三振します。打つと手が痺れて投球に差し支えることがあるからで、ところがマエケンは思い切り打ってファウルして手を痺れさせていました。そうしてまた3-2から軽打して1,2塁間を抜くヒット。この回は無得点でしたが、これがまた重要な意味があって、次の一番打者丸はここまでノーヒットでした。この時も凡退。投手の前田が3打数2安打。これは無言のプレッシャーだったはずです。これが9回、丸のホームランを生んだと思います。そうしたら相乗効果か代打の岩本もスリーラン。両方とも完璧な一撃で右翼席に突き刺さりました。
今日見ていてマエケンは投手でなく他の8つのポジションどこをやってもプロで超一流になる才能と確信しました。ショートをやれば巨人の坂本ぐらいは軽かったろうと思います。打席の構え、いかにもどこでもどの方向にも打ちそうです。そしてこれは特筆ものですが、ボールになる変化球の見逃し方がいい。カープでこのレベルなのは2番の菊池以外に誰もいませんね。今日の藤波の外角スライダーはキレが抜群でしたが、この2人だけは余裕で見逃していました。永川、ミコライオも安定感があり、なにか王者の風格すら感じたのでした。いつからこんなに強くなったんだろう。カープには甲子園優勝投手が3人もいます(福井、今村、堂林)が一人も今日の試合に出ていない。それで甲子園無敗の藤波を倒した。意味のある勝ちでした。
内外野ともカープファンでこんなに真っ赤に甲子園が染まったのは見たことないとアナウンサーが言ってましたね。これも選手の士気高揚には効いたでしょう。カネをかけずに強きをくじくという構図が日本人受けするのでしょうか、広島県人でないファンが急増しているようです。神宮、横浜もカープ戦はドル箱になったそうで、それに長年貢献している僕にもうれしいことです。明日はバリントンとメッセンジャーの一騎打ちなのでしょうか、できれば一気に決めてもらいたいものです。



