カープ完敗を喫す
2014 SEP 16 22:22:01 pm by 東 賢太郎
あっけなく7対1でやられました。ここまで完敗だとあきらめもつきます。防御率2点台の菅野ですから4-1の時点でもうアウトでした。
先発の野村は最高でした。前回は長野でしたか、無様にめった打ちされたので気合いが入ってました。コントロールも変化球のキレも良く、坂本の同点打の初球だけが甘かった。結果論ですが、あそこで戸田に替えなくても?いや替えたたのはいいとして、アンダーソンを歩かせて右の村田という場面で中田という手はなかったか。まあどっちにしろ1点では勝ててませんからいいでしょう。
菅野は相変わらず打たれませんね。打てっこないと上から目線で放ってくる上にコントロールがいいのでバッターが術中にはまり、時々はある失投気味の球も打ち損じている感じです。菊池、丸、田中が手玉に取られてしまうとどうしようもない。ひとり気を吐いたロサリオもカーブが打てないのがばれてしまいました。エルドレッドを三球三振に取ったインサイドの直球は、もう敵ながらあっぱれです。
マエケンと他のピッチャーが格が違うというのがわかるゲームでした。巨人のバッターの威圧感にビビって四球を出してしまい、1本のヒットで2点取られる。戸田や今井がそうでした。その今井も大田クラスだと簡単に三振に取るわけです。大田だって高校時代は話題のスターですから、巨人のレギュラーというのは別格のレベルなんでしょう。原監督の非情采配で何十通りもスタメンがあるといいますが、そんなの全員が4番打てるから可能なんです。
救いはエルドレッドが内野安打ですが全力疾走でヒットにしたこと。今日も一発出れば同点の場面がありましたし今後もあるでしょう。彼が復調するかどうかがCS以後のカギをにぎりそうです。あと、高卒2年目の鈴木が菅野からヒットを打ったこと。彼は二松学舎ですし頑張ってほしいです。
さっき見ますと明日はヒースが先発です。CSには出られるだろうから秘密兵器は隠すかなと思いましたが、狙うは優勝ですね。その心意気やよしです!
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カープ天王山の巨人3連戦
2014 SEP 16 7:07:12 am by 東 賢太郎
きのうはマエケンがやってくれました。5回までノーヒット、これぞエースです。月曜で仕方なかったですがTVで見られず残念。ここから2つ勝ってくれるとまだわかりません。
今年の巨人は戦力的にそう圧倒的という感じがしません。投手は杉内が完投できず、抑えの山口、西村、マシソンが不安定と去年の強さはありません。打線は阿部の守備が衰えたし村田、坂本、長野の打撃がいまひとつで、筒香がもどったDeNAの迫力やアベレージの高いヤクルトの方がいいかもしれません。
それでも大事なところで広島、阪神に全勝というのは強い。負ける方が弱いといいたいが、勝負はやはり勝った者が強いのです。菅野がリタイアすると内海と澤村が出てくる。小山、江柄子なんていうのがそこそこ先発でおさえる。特に香月が中継ぎで出て打てなかったです。打線もロペス、長野など普段は打たないのにここぞで一発が出る。高橋がいないと思ったら亀井が出てくる。鈴木が走る。延長になったりすると嫌な感じがありました。
カープのほうは何といってもエルドレッドが大誤算です。前半のあれはなんだったんだろう?後半ずっと試合に出てないのにいまだにホームラン王です。怪我ならともかく何が起きてしまったんだかわけがわかりません。ロサリオが出てくるところが今年のカープの勢いではありますが。もうひとり、一岡ですね。彼が故障しなければ今頃首位にいたかもしれない。それほど中継ぎのカード一枚は大きかったと思います。永川、横山がだめなので中田に負担が行ってしまいました。
一岡はオールスターに出て嬉しかったろうが、出ない方が良かった。あの時点で、記事によると「右肩に引っ掛りがあって上がらなかった」とあり非常に心配していました。出るというので驚きましたが、TVで見るとやっぱりフォームが変です。ところがなんということか2試合目も出てきて、さらにびっくりしました。それ以来、またリタイアです。どういうことなんだろう?とにかく、全快はないかもしれないが快復を祈ります。
ところで今村君はどうしてしまったんだろう?これもエルドレッドと並ぶ不思議です。あんなに球威あるのに。大野がいなくなって影響があったのか。彼は敬遠で石原が立つと暴投してしまい、座るとストライクがはいってしまう子です。メンタルの部分がちょっと心配な気がします。
捕手は会澤が一時DeNA戦でデッドボールを顔面に食らって救急車で運ばれ心配しましたが、たくましくなって出てきてくれました。彼の長打力とものおじしない感じはカープに欠けるものがあります。優勝するチームはいい捕手がいます。阿部、谷繁、古田、嶋など。インサイドワークを鍛えて谷繁みたいになって欲しい。また怪我しましたが、大いに期待してます。
新人では田中が大当たりでした。大瀬良とどっちも新人王を取らせてやりたい。田中はショートのレギュラーを梵から奪い、肩が良く、足が速く、ホームランは10本ぐらいは打て、それで打率3割です。面構えも良く、こいつは本当に凄い。菊池、田中の三遊間+センター丸というセンターラインのディフェンスは12球団トップになるでしょう。
投手ではなんといっても大瀬良。阪神戦の完封はエースの片鱗です。先日も調子はいま一つだが勝てる。九里がどういうわけか打線の援護がなく勝ててませんが先日の阪神戦も零封の好投でした。ついこの前に入って、出ると連戦好投しているヒースはCSで切り札になりそうです。巨人には見せない方がいいかもしれない。今年の補強はとても良かったと思います。
最後の最後、天王山です。悔いのないように戦ってください。
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カープ3連敗に思う
2014 SEP 5 12:12:43 pm by 東 賢太郎
奇しくもオリックスと広島が首位に肉薄した直接対決でことごとく返り討ちにあい、セパ両リーグともペナントの趨勢が決するつまらない結果となりました。
巨人vs広島をTVで見ましたが、安打数は巨人を上回りながら連夜の13残塁。広島の勝ちパターンでの得点力がエルドレッドの長打だけにかかっていたことを露呈しました。ここぞという所で当てに行って凡フライ、注文通りのゲッツー、終盤は調子の良くない山口の高め釣り玉で注文通りの空振り三振。弱い頃と同じパターンで阿部にやられ放題でした。巨人も強いという感じではなく、ボテボテのゴロやゲッツー崩れでの得点、抑えの3人山口、西村、マシソンは走者をためてふらふら。去年までと違いそんなにチーム力の差を感じる敗戦ではありません。
不運もあったがひとことで言って、勝負弱いです。優勝経験がない。くやしいが巨人は劣勢でもケンカ慣れしていて、それに位負けしてしまった。こういうトーナメント状態になると完勝する必要はなくて1点多く取って勝てばいい野球だからそれが大きいんでしょう。また、この時期になるとどこでもレギュラーにけが人が出ますから、8-9月は高校野球でいえば背番号二けたの選手の差になる気がします。そうなると巨人が強いですね。層が厚いです。ソフトバンクが強いのも同じ理由と思います。
打者ではロサリオ、堂林、中東が思い切りバットを振れてました。こういうのは技術でなく性格ですから心強いですね。普段どうでもいい時にいくら打ってもこういう瀬戸際の大一番でダメなら何の意味もないですね。野球だけの話ではなく仕事でもそういう人がいるし、大秀才なのに本番に弱くて入試に落ちるという人もいます。可愛そうだが結局それまでの好成績は「なかったこと」になるんですね。逆の人もいますからこれは持って生まれたものと思います。仕方ないです。
ケンカの強そうな会澤が怪我したのが本当に痛かった。彼がいればタイムリーが出ていたように思います。投手では福井です。亡くなった恩師への思いもあったようですが、さすが甲子園優勝投手、ケンカが強い投球でした。まあ結果だから仕方ないが松山の撫でるだけの打撃、下手な守備、それでブチ切れたマエケンの長野の被弾、野村の情けない初回被弾、丸と梵の飲まれた三振、あれでは優勝は無理。野球のうまいへたじゃない。ここからDeNA3連戦ですが、ケンカの強そうな桑原あたりにカツを入れてもらった方がいい。
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野球を4試合も観戦する幸せ
2014 AUG 16 23:23:34 pm by 東 賢太郎
今日は一日中TVにかじりついて野球をフルに4試合も見られました。甲子園が城北vs東海大望洋、東海大相模vs盛岡大付、八頭vs角館、そして広島vs巨人です。至福の時です。しかも最後はカープが昨日の心配をよそに12-2で大勝のしめくくり。言うことありません。
東海大相模の先発・青山投手の速球はすばらしかった。3回までに8奪三振ですが直球で奪えるのがすごい。ただ5回には盛岡の打者にとらえられていたので6回を投げさせたのはどうでしょう(結局3点取られてそれで負けました)。神奈川大会決勝で20奪三振の吉田投手を含め140km投手が3人もいたのに。6回から代えていれば2-1か3-1で勝ったんじゃないか。もったいないというか、選手たちがかわいそうでした。
盛岡の松本投手は150kmを封印して変化球で丁寧にコーナーをつくクレバーな印象でした。変化球の球種もコントロールも良くて抑え込んでしまいましたね。大変見ごたえのあるゲームで、準決勝ぐらいを見た感じ。最激戦区神奈川の190校の代表・東海大相模が1回戦で消えてしまうというのも、クジ運とはいえ残念に思いました。
皮肉なもので、次の試合が25校と地区予選出場校が最も少ない鳥取の八頭で、52校とこれも少ない秋田の角館を圧倒して6-1で勝ちました。左腕の鎌谷投手は右腰を疲労骨折したそうで、鎮痛剤を飲んでの登板でしたが好投でした。角館の相馬投手も130km代半ばは常時出ていて力のある投手でしたが、八頭の打線の振りはそれを上回っていました。鍛えられている非常にいいチームと思います。
さてカープですが、2軍からいきなり4番にすわったロサリオが2安打に好走塁と、もやもやを吹き飛ばしてくれました。先発の大瀬良に勝ちがついたのも良かったが内容はやや不満。それより嬉しかったのは7,8回を見事に封じた中崎の好投です。152kmの重そうな速球は打たれそうもない水準。一岡の穴を埋めてくれそうです。もうひとつ、売出し中の田原誠を粉砕した丸の2ランは貫録として、福田を打者一巡の血祭りに上げるのろしとなった会澤の2ランです。7本目でしょうか。これは最高にうれしい。やっとカープは打てる正捕手を得ました。
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カープが少し心配
2014 AUG 16 11:11:52 am by 東 賢太郎
広島カープが少し心配です。まずエルドレッドです。4番のスランプは珍しくありませんが、2軍落ちして社会人野球にまで出るというのは破竹の勢いだった前半戦と落差が大きすぎです。1試合6三振したころからおかしくはなってましたが、どこか痛めてなければいいのですが。
もっと心配なのはマエケン。昨日の巨人戦も3回6失点で論外のひどさ。雨は相手の内海も一緒なのだから理由にならないでしょう。ここ数試合、勝てないばかりかエースの風格もなし。阪神・藤波との投げ合いは元大阪(PL学園)のプライドもかかっているだろうが全然勝てません。カード初戦はエース対決が多く、これの負け続けはチームの士気を損なうこと甚だしい。ヒジに故障と噂されるようになってから一時の輝きを失いました。これで本当にヤンキースが取ってくれるのか余計な心配までします。
福井が出てきたのは嬉しいが野村もふがいないですね。マエケンが出て行ったあと誰がエースなのか。バリントンはいい投手ですが負ける時は5点も取られエースとはいいがたい。大瀬良、九里は期待しますが実績からしてまずは野村が出てこないと。新人の年の最後あたりからどうも好投しても勝てないサイクルがありましたが、打線とのかみ合いが良くないのも何か理由があるかもしれません。
今年は菊池が大ブレークしてムードメーカーにもなったところにメンタルにタフそうな新人の田中が加わりました。それが大人し目の丸、堂林にも伝播して、去年まで足を引っ張っていた打線は得点力を増しました。ただ、彼らが出塁してエルドレッドの一発でというパターンがワークしなくなるとそれに陰りが出て、先発のコマ不足から中継ぎに負担が出てとうとう一岡の故障という最悪の事態になってしまいました。抑えのミコライオにつなぐ前に崩壊というパターンです。
こういう時にこそ出てこないといけないのが4番とエースです。4番がホームランを打って、エースが完封して1-0で勝つ。優勝するチームはみんなそれができていたと思います。巨人の失速も阿部の不調、菅野の怪我が効いていますが、それを坂本、内海ががちゃんと補っています。優勝を左右すると思われるここから2週間の消耗戦を勝ち抜くにはそれが必要でしょう。田中が抜けて失速した楽天ですが昨日は則本が復帰して1安打完封。こういうのがエースの風格です。前田には奮起してもらいたいものです。
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広島vsヤクルト(7月23日神宮球場)興奮のるつぼに
2014 JUL 24 1:01:43 am by 東 賢太郎
むし暑い一日でした。平日だしすいているかと思いましたが、甘かった。試合開始ごろからお客さんが増え、外野は満員。いつもはがらがらの僕の指定席(三塁側33段目)あたりまで満席でびっくりです。このへん、一応S指定席4,600円だから安くはないですが右隣りは赤いユニフォーム姿のうら若きカープ女子。熱いですね。東京でもカープファンは大爆発、凄いことになっています。
左はご年配のパリーグファンの方でしたが、一度見てみようと来られたそうです。カープカープの大合唱と好プレーでの耳をつんざく大歓声の中でみんな自然と仲良くなってしまいます。この方とはプロ野球昔話で大変盛り上がり、楽しい時間を過ごさせていただきました。ここでこんなに周囲と肩寄せあって団結したことはなく、カープ躍進のおかげ様でございます。
好ゲームでした。先発はカープ戸田、ヤクルト石山。初回にヤクルトが先制しますが2回に田中の本塁打で追いつきます。左腕戸田は適度に荒れていて2~5回を無安打に抑えていましたが、ついに6回にバレンティンに1発くらいました。これで2-1と1点ビハインドに。
一方、ヤクルト石山の調子は素晴らしく、カープは8奪三振とひねられて4~7回とノーヒット、点が入る気配もありません。エルドレッド、キラの4,5番が無安打に抑えこまれお荷物状態というのはお決まりの負けパターンなのです。8回終了時点でまだ2対1だったのが信じられないぐらいヤクルトが押しまくったゲーム展開でした。何度もやばい!という当たりがさく裂しましたが外野が転びながら捕ったり野手の真正面だったり。「今日は野球の神様が味方だね。これで勝てないとカープは後を引くだろうね・・・」とお隣さん。ほんとにそういう稀に見る展開でした。
そして最終回、ヤクルトは抑えの150km剛腕バーネットを出して1点差死守の必勝体勢に。隣り近所は「もう丸にホームラン打ってもらうしかないですよね」と半ばヤケのあきらめムードでした。そうしたらその丸がレフトに同点ホームラン。まわりのボルテージは凄まじく、僕も気がつくと立ち上がってよくやった!と絶叫しておりました。
そうして入った延長戦。11回に出てきた左腕の久古投手に2死から赤松が会心のセンター前ヒットで出てすぐ盗塁。代打広瀬が歩いた1,2塁で捕手の會澤がライト前でついに1点勝ち越し。木村が続いて2点目。これで4対2。またまたスタンドのボルテージは最高潮です。あまりの騒ぎと熱狂に耳が遠くなるかと思いました。
ついに迎えた11回裏ヤクルトの攻撃。総力戦だったカープはもうピッチャーがおらず、ちょっと経験の浅い中崎がマウンドへ。まあ2点あるから大丈夫でしょう、なんて言っていたら一球もストライクが入らず先頭の中村を歩かせてくれました。2死はなんとか取ったものの打席にはオールスターも出て15ホーマーも打っている最もこわい山田が入りました。この勝負のドキドキ感はもうこれだから野球観戦はやめられんというスリルに満ちておりました。
そして・・・中崎の投じた高めを振りぬくと打球は快音を残して右中間へ。周囲からは悲鳴が・・・。背走したセンター丸がフェンス際であきらめた、そう見えました。動きが止まり、どうしたんだと球場全体が一瞬静まり返ったのです。そうしたらセカンドの菊池が万歳。丸がちゃんと捕球していました。こうしてぼくの周囲でまたまたお祭りが再開。うーん、すごいゲームを見せていただきました。あの静寂は鳥肌もので「いやーおめでとう!でもなんか勝ったっていう気がしないよね」、カープ女子にそういって帰りました。
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オールスターはカープが8人
2014 JUN 30 12:12:00 pm by 東 賢太郎
オールスターファン投票はカープが8人という大変なことになってしまいました。組織票でしょうが、それこそが人気のバロメーターとも言えます。他チームは計3人、巨人が阿部ひとりというのはちょっと気の毒ですが。かつては他球団は巨人のだしであり時代劇の切られ役でした。カープ女子の目には巨人がそれに映っているかもしれません。大竹が一岡の人的補償と思われてるでしょうね。
昨日はTV観戦でしたがDeNAに逆転勝ちしました。エルドレッドの2連発で先手を取ったのをひっくり返され5-4に。大谷からも2点取ったしDeNAの打線は強力になりましたね。1点ビハインドの8回に萬谷という新人投手が出てきました。
教育リーグ上がりの彼は先日の日ハム戦で球場で見ましたが、147kmぐらいの速球で三振を取り威力を感じました。去年までなら抑えられたと思います。しかし今年はちがうようで、丸がその速球をホームランして同点です。こういう場面でエルドレッド以外の人が本塁打で相手の「方程式」を崩すというのは大きいです。
そして9回。同点でもベイスターズはクローザーの三上を起用。今度は会澤が低めのスライダーをすくってレフトへホームラン。瞬間、レフトフライと思いましたから彼はパンチ力がありますね。石原の貧打には嫌気がさしていたのでこれは光明です。もうひとり白濱という捕手も出てきたので楽しみです。心配なのは久本です。チェンジアップを投げた瞬間、肘をやったようですが快復を祈るのみです。
4時過ぎから外がにわかに暗くなり豪雨が降りだしましたがTVの横浜はまだ晴れていました。それが試合終了間際になって「黒い雲が・・・」とアナウンサーが言い出したので、この雲は北東から南西へ向かったようです。普通は西からくるのですが。最近はいろいろと普通でないことが起こるものです。
どうした広島カープ?
2014 JUN 10 23:23:34 pm by 東 賢太郎
交流戦が始まったのは5月20日でした。その時点で「3週間後に交流戦で12球団最下位になっているチームはどこでしょう?」と質問されて「広島」と答えた人はほとんどいなかったでしょう。
半世紀にわたる古参カープファンである僕にとって、「鯉のぼり」は4月末~5月初旬の、そして「鯉くだり」は5月半ばの季語です。ああ今年もその季節になったか、早いなあ。そうして初夏の空気を吸って、さあ初鰹だとなるのが僕の体にしみついた歳時記のリズムです。
ところが今年はそれが6月まで延びた。おかげで僕の季節感も時差ボケをおこしています。なんだ、えらい梅雨入りが早いなあ、エルニーニョ現象か?今年のカツオは水あげ激減だそうで、それでコイがくだらないならカツオはいらんなどとわけのわからんことをいって鮨屋を困らせます。
人間のやることだからいろいろあります。いま思うと、交流戦にのぞむインタビューで丸と木村が「交流戦は嫌な思い出ばかり。ロッテ戦に十何点取られたり。勝てるイメージなしです」と言ってました。首位チームの余裕のつもりだろうが、心のスキです。そんなだからソフトに十何点ちゃんと取られる。ゴルフでパットの時に「いやな距離ですね」なんて自分で言ったら入らないというのは勝負師の常識です。
初戦の苦手ソフトバンクに篠田の先発ときいて、えっと思いました。案の定、血祭りにあがった。やりくりしてでもマエケンかバリントンで必勝の心意気でのぞむべきだった。篠田には悪いがいかにも球が軽いのに軽率な球が行く。12年9月に神宮でヤクルトの畠山に食らった一発でチームが失速して結局CSを逃したのが目に焼きついていて、ソフトの松田みたいに何も考えてない動物的打者には危ない感じがする。監督の心のスキ。あの初カード連敗で丸、木村はまさに勝てるイメージなしのスイッチが入ったんじゃないかなあ。
2人が嫌だと思っているロッテ戦でブラゼルに逆転3ランを食らったのが分岐点だったかもしれません。全員ショックでやっぱりアカンのモードに入り、結局パの上位2チーム(ソフトとオリックス)に4つずつの全敗。しかもあとを引くボロ負け。東京ドーム巨人戦状態になってしまった。オリックス戦は元いたからかしらんが迎のスタメンも篠田と同じぐらいいかんですね。おいそこまでチームやばいのという感じになる。まじめな選手が多いらしく、シュンとなると蛇に睨まれた蛙みたいになってしまいます。
マエケンは肘が大変心配です。2年前より球威がちょっと落ちている感じがあります。今日も筋肉痛で登板回避になりましたが、一ヵ所おかしいとかばって他に出ます。そうじゃないといいが。一岡は右肩でもっと心配です。投手は肩をやると致命傷で日ハムの斉藤みたいになってしまうこともあります。ミコライオが奥方出産欠勤でクローザー候補といわれ無理したか。回復を祈るしかありません。
いまはきっと負けて帰るバスの中なんか真っ暗なんでしょう。だから関係ない外人までおかしくなっています。あのバリントンまでめった打ちですから。九里なんかかわいそうに先輩が負け犬で気持ちが位負けしたらそりゃあ打たれますよ。ついに大瀬良まで轟沈してしまった。ミッドウエー以後の日本軍はこういうことだったんだろうかと思うと悲痛な気がしてきます。
まあ勝負は水物です。シーズンはまだ長い。監督はあたふたせず選手を責めず、でんと構えていてほしいです。
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カープは別なチームになっている
2014 MAY 15 23:23:07 pm by 東 賢太郎
今日、大竹が打たれたからというわけではないが、ヤクルト畠山との勝負で思い出すことがある。一昨年の
に書いた勝負だ。大竹のマウンド姿はいい。投手らしい肢体のバランスの良さという点でヤクルトの村中と双璧だ。投げるボールも重そうで、調子がいい時は外野に飛ばない感じの球質である。タマの回転(伸び)で勝負する人はそういうことはない。調子にかかわらず当たればホームランで、軽いと表現される。
あの時からかどうかは知らないが、大竹と畠山は因縁の対決という気配が濃厚である。今日の激突はホームランと2塁打で、大竹はボコボコにやられた。基本的には球威でいくタイプだからこういうダメージは大きい。年齢は30だからもう今以上速くなることはない。そういうところでメンタルに問題があって去年は10勝したが10敗もしている投手が、これから体力も下り坂だ。いい所で売り逃げたなあと思う。
大竹の出と大瀬良の入りでカープはトントンかややプラスだ。しかも若いだけもっとプラスである。それに一岡が入った。カープにとって一岡のプラスが1なら、抑えの方程式が崩壊したのに一岡を出した巨人のマイナスは2だ。差っ引き3である。原監督は仕方なく二軍で無失点だったなんとかというコントロールの甘い投手を昨日今日と投げさせ、二日ともヤクルト打線に粉砕された。
九里というドラ2はまだ見たことがないので何ともいえない。しかしそこそこ調子のいい阪神打線を米子で7回4安打1失点というのは普通の新人ではないだろう。野村の1年目ぐらいやっても不思議ではない。ゴロで打ち取るスタイルは皆がバテる夏場は期待できるかもしれない。中田は球威がありコントロール面での成長が大きい。
トータルに見て、一昨年少しだけ良かった福井と今村がぜんぜんダメなのを感じさせない。篠田は左が貴重というだけにとどまっている。球が軽く雨に弱く、なんのことない棒ダマを投げての快心の本塁打被弾が印象的な投手だ。この3人は人生何も考えて生きてないのかと思う人たちだ。いい球を持ってるのにもう少し頭を使うという反省が欲しい。
打線では栗原、東出はもう忘れられた。エルドレッド、キラ、菊池、田中、丸が主軸で堂林が主軸半ということで、梵、広瀬、石原以外は2年前とは面子が入れ替わって全然違うチームになっている。いつまでも打てない石原をしのぐ捕手が出てくれば、これは相当強いチームである。
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大瀬良、次世代エースの片鱗
2014 MAY 2 11:11:38 am by 東 賢太郎
大瀬良が阪神戦2勝目、1失点で完投してくれました。「先発すれば誰にもマウンドを譲りたくないという思いがある」と語ったそうで、これは頼もしい。先発としては当たり前と思うのですが、最近はメジャー流の球数制限方式が主流だから6回まで投げて「試合を作れてよかったです」なんてインタビューをよくきいてがっかりします。なにか投手としての持って生まれた闘争本能を感じなくなっています。ネコがネズミを追い詰めました、そこで仲間のネコが仕留めてくれてありがとう、そんな風に聞こえる。そんなネコはいないのです。管理野球は勝つためであれば仕方ないですが、管理慣れした選手はサラリーマン化していて実につまらないですね。
この方式は理屈があって、7回というのは相手打線が3順目になります。そこまで仮に完全試合でも6回×3アウト=18人で18人÷9人=2順してます。3回目の打席になると投手はほぼすべての球種を見せています。そして18アウトを取るまでに、一人5球で片づけたとしても18×5=90球を投げているので7回は100球を超えてきて握力などが落ちてくるのです。だから肩の保全のためにも、打たれないためにも、まだ疲れておらず球を見せてない中継ぎ投手に替えた方が合理的ということです。だから7回から昔なら阪神のJFK、今なら巨人の山口、マシソン、西村となるのです。いわゆる勝利の方程式というやつですね。
今年のカープも一岡、中田が好調でここに永川、ミコライオとつなぐ方程式ができ、たしかにこれが強さの原動力にもなっています。しかし、それにもかかわらず、大瀬良は完投させた。相手が何順目だろうが全部球種を見せようが握力が落ちようが打たれないのがエースの条件なのです。9回にホームランを打たれてさらに2死2,3塁で野村監督がマウンドへ行って言った言葉は「完封はそんな簡単にできるもんじゃない」だったそうです。これはいい言葉をかけました。お前が完封したかったのはわかってるよ、でもお前はいつでもできるだろ。それよりきっちりと完投せい!という含みだからです。エース候補の投手のハートに響きますね。前田の跡継ぎへの期待がこもっている。監督も成長を感じます。
監督の方は、この試合でホームランを打って4安打のロサリオを試合後になんと2軍に降格させました。キラが復帰するからです。それは実績からして順当な判断ですが、ロサリオは頭に来てるだろう、とりあえず。ミコライオとサファテのクローザー争いで似たことがあり結局サファテは出て行ってしまいました。ここは監督のマネジメント能力を問われるところです。頑張ってほしい。ロサリオは阪神先発岩崎の自慢の高めストレートをバックスクリーンにたたきこみました。カープであれを打てるのはエルドレッドぐらい。あのバッティングは惜しい、あれは岩崎の自信を粉砕するダメージがあったはず。しかしこんなシビアな競争がカープで起きるなど何年振りかでうれしい悲鳴ということでもありますが・・・。



