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箱根の休日(Holidays in Hakone)

2013 DEC 23 21:21:31 pm by 東 賢太郎

 

 

unnamed (13)                      箱根で休養して参りました。大の温泉好きなので軽井沢は魅力を感じません。昔から箱根ばかりです。我が家は東京も南なので空(す)いていれば車で1時間というのも最高です。連れは上の娘と息子の2人です。僕は温泉はにごり湯マニアなので強羅温泉芦の湯温泉ということになります。今回は芦の湯の松坂屋さんでした。

 

unnamed (8)                      まず行きがけに江戸時代からある甘酒茶屋で休憩。箱根新道を途中で畑宿の方へ下りて、つづら折りの旧街道を登ると茶屋はあります。ここまで登るともう雪がけっこうあり、午後4時でしたが気温は2-3度だったでしょうか。標高で7-800mはあると思いますから車でも急こう配で、もうこれは昔の人には登山だったでしょう。

unnamed (5)                                            ここの甘酒はほんとうにおいしいです。お土産に買って帰ります。みそおでんはコンニャクでこれも素朴でなかなか。おもちは3種類を注文。いや~江戸時代の旅人の気持ちが分かりました。

 

 

unnamed (2)                    松坂屋さんは箱根でも有数の旅館で皇室の別邸も奥にあります。明治には西郷隆盛と木戸 孝允( 桂 小五郎)が密談した場の石碑もあります。何がいいって、ここの湯質は箱根でも最高であります。硫黄泉でやや白濁ですがアルカリ性というのが珍しく、色は日によって青、緑、エメラルドに変わります。

 

unnamed (7)                                            3名で2室の部屋をとりました。この部屋は角で、すぐ隣に薬師堂があり、江戸時代の文化サロンだった「東光庵」といって加茂真淵や松尾芭蕉が句を作って遊んだ場所があります。こういう場所で寝るなんてのもオツなものです。

 

unnamed (9)                                                          右の写真の古道は東光庵に至る道ですが鎌倉時代からある重要文化財ということで、この旅館は本館から大浴場へ行く廊下をこの部分だけ階段で下げてわざわざトンネルにしています。浩宮様も泊まられるだけあって、こういうところへの気遣いが行き届いています。なお食事は旅館のレベルを超えています。おかみの挨拶もあり今回2泊しましたが飽きることはなく、体重が気になっております。

 

 

unnamed (10)                      疲れ果てていたので翌日は朝食後に風呂へ入るとまた寝てしまい、昼ごろから外出しました。ミシュランで1つ星という「たけやぶ」という蕎麦屋へ。天せいろを試しに注文(右)。せいろが1000円でこれが2400円というのは意味が納得できませんね。まあお味はこんなもんかという程度でした。和食のミシュランというのはだいたいこんなもんです。

 

 

そこから仙石原をまわって、娘にひっぱられてガラスの森美術館へ行きました。これは面白かった。ヴェネチアングラスはそこそこ収集されていて目の保養になります。ヴァイオリンとアコーデオンのミニコンサートも聴きました。

 

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ガラスの森美術館のライトアップ前です。2時ぐらいです。後ろに大涌谷が見えています。

 

 

 

 

 

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ライトアップ後です。箱根の冬は日暮れが早いです。5時半ぐらいでこれでした。

 

 

 

ここのクリスマスツリーは名物で、gooランキングの「一生に一度、必ず見ておきたい日本国内クリスマスツリーTOP10」の第2位だそうです。ちなみに1位はユニバーサル・スタジオ・ジャパン、3位は佐世保ハウステンボスです。

高さ10m、幅8mとかなり巨大であり、7万5千粒のクリスタルグラスが光り輝くさまは圧巻でした。

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                       Merry Christmas!!

 

(こちらへどうぞ)

箱根の奥座敷にて

 

Categories:______日々のこと, ______箱根, 徒然に

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