へこむと見えるもの
2016 JUL 1 8:08:28 am by 東 賢太郎
昨日はディナーでやはり疲れてますなといわれます。そりゃ3か月大凶だから頭も徹マン明けみたいに鈍いんです、大事なメールをまちがって原稿の方を送ったり。これかなりまずかったんですが、あんまりそうも思わなくなってる。
飲んで騒いではあんまり好きじゃない、といってひとりでいるのも落ち込むのでいろいろ人と会うわけですが、こっちから積極的にああだこうだというパワーはあんまりなくて受け身です。
すると、普通こっちが押しまくってしまうところなんですがけっこう押していただける。これは新鮮だなということに気づきました。そういう人間に生まれついてたら人生もっと楽だったのかなと。
50ぐらいで初めてクラス会に出てあずまくんとよばれますが、もう何十年このかたクンづけでよんでくれる女性などいないですからえらく新鮮だった、ああいう感じがあるんです。
男女問わず不思議なタッチの人というのはいて、30年たってもなんとなくいて心地よい。年齢はまったく関係なし。その後もそういう方たちはいて、いまどうしてるんだろうと、こうやってこっちが弱ると気になります。
僕みたいなあつかいにくい人間はそういう方はほぼいないんで大事にしないといけないのです、最近とくにそう思います。
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ブンタロー
7/1/2016 | 2:05 PM Permalink
前回に続いてコメントさせて頂きます。
へこんだときに助けてくれる、一部の人の目に映るのは、「逡巡」する様子のように思います。私も人が「逡巡」する様子は(人間らしくて)美しい、と感じます。「逡巡」する人をみて、道端で珍しい生き物を見つけたように近寄ってくるのは、もっぱら(権力、権威に絡めとられていない)女性/同級生、でしょうか?
マーラー交響曲第5番、有名な第4楽章のちょうど半ばに同音の繰り返しが出てきますが(楽譜は不得意)、なぜか「逡巡」する人の気配を感じます。
東 賢太郎
7/2/2016 | 12:45 AM Permalink
いえ誰も寄ってきませんよ、こっちからいかないと・・・。皆さん忙しいからそんなにつきあってもくれませんし。このトシになると寂しいもんです。話し相手というのはいつもの仕事の連中です。たまにはちがう世界の方々をと思ってSMCをやったんですが、なかなかそうもいかないみたいです。
マーラーはあんまりきかないからどこかわかりませんがこのアダージョは逡巡しまくってますよね。